創立100周年に向けて 学生のための大学教育“超”改革『INNOVATE!―Road to 100th―』発表

大正大学

20190515

学校法人 大正大学

大正大学100周年に向けてのイノベート・ビジョンを策定

学生のための大学教育“超”改革

『INNOVATE!―Road to 100th―』発表

大正大学(学長:大塚伸夫、所在地:東京都豊島区)は、創立100周年に向けて学生のための大学教育“超”改革『INNOVATE!―Road to 100th―』を実現します。本学の使命と存在意義を再確認しながら、学生への教育価値を高めるため、大正大学のイノベート・ビジョンを策定しました。今回の変革は、現代の大学教育における大正大学の挑戦でもあり、これから変わりゆく共生社会に対して私たちが持つべき考え方、また、支え合う社会を「創造する」側の人材を育てるために必要な改革でもあります。開学から90年以上、巣鴨に根差し地域とともに歩んできた大正大学だからこそ、これからの共生社会、これからの日本をつくるために、今、取り組むべきミッションだと考えています。

■INNOVATE!込める思い 大正大学学長 大塚伸夫メッセージ

 1.18歳人口の減少と超高齢化社会の拡大、技術革新をはじめ、大きな時代の変革に直面している現代、のの価値、そして人の働き方・生き方も大きく変化しています。超スマート社会が近づくなか、ビッグデータをどのように活用していくのか、AIが導き出した「集合知」から、『人がどのように価値創造していくか?』が問われる時代になりました。これからの大学教育においては、こうした「ゼロから考える、生み出す」創造力の養成、パラダイムシフト時代を生き抜くチカラを育てていくことも重要な使命だと考えています。

 2.新しい社会を創造し生み出すのは、これからを生きる若者であり、その中からリーダー的な存在を創出することが求められています。そうしたリーダーシップを持つ人材、「新時代」を牽引するアントレプレナーシップの養成についても、大学教育が担うべき重要な役割であると考えています。

■改革実現のための5つの宣言

1.建学の精神(智慧と慈悲の実践)への回帰

∟生きる力・他を生かす力による新共生主義を実現します。

2.DAC(ダイバーシティー・エージェンシー・コミュニティ)による総合学修支援

∟100名のチューターが学生一人ひとりの学びをサポートし、生涯学び続けるための“学修習慣を身につけることができる大学”を目指します。

3.産官学連携による地域・社会をつくる人材育成

∟地域主義の大学として、連携地域自治体数200を目標に掲げ、名実ともに№1を目指します。

4.アントレプレナーシップの養成

∟起業や新しい価値創造を企画・実現する人材育成を推進します。

5.巣鴨のすべてがキャンパス

∟地学協働によるひとづくり・まちづくりを実現します。

■大正大学が目指す、新時代の人材像

1.多様でリベラルな学びを追究し、課題解決のために学び続ける人材

2.踏査と実証による人間探究を貫く人材

3.データサイエンスに基づき、社会・地域の未来を構想するリーダー人材

■改革で実現する「2つの学修スタイル」と「6つの教育」

2020年度から6学部を『社会創造型学部群』と『探究実証型学部群』の「2つの学修スタイル」に分け、それぞれに合った新たな「6つの教育」を展開していきます。

<2つの学修スタイル>

A.社会創造型学部群(社会共生学部※設置届出予定・地域創生学部・表現学部)

∟初年次から積極的にチュートリアル教育を採用して人材を育成する学部。PBL型のアクティブな学びを重視し、クォーター(4学期)制を採用します。

B.探究実証型学部群(心理社会学部・文学部・仏教学部)

 ∟段階的なゼミナールを通じて、卒業論文・卒業研究に集積する形で、人材を育成する学部。知識や探究からの学びを重視し、セメスター(2学期)制を採用します。

<新たに始まる6つの教育>

1.チュートリアル教育

∟全学生が生涯を通じて学び続けるためにチューターを配置して行われる少人数教育

2.新教養教育

∟地域や日本の課題と向き合い、日本の変革期にも対応できる、未来社会を生き抜く力を育成する教育

3.地域協働型教育

∟持続可能な地域や社会を作るための産官地学連携による実践教育

4.アントレプレナーシップ教育

∟起業や新しい価値創造を企画・実現する人材を育成する教育

5.データサイエンス教育

∟様々なデータから社会やビジネスに役立つ洞察を得るための統計分析のスキルや論理的思考力を育成する教育

6.問いの探究教育

∟社会の課題について自ら問いを立てて考察し、探究の成果を言語化。2年次秋学期の「問いの探究論文」、4年次の「卒業論文・卒業研究」へと段階的に昇華していく教育

■大正大学の教育改革を支える「新8号館」2020年夏誕生

 大正大学の教育改革、新共生社会のシンボルとなるのが、2020年夏に竣工する「新8号館」です。日本最大規模のラーニングコモンズとして、学生が主体的に取り組むアクティブラーニングやプロジェクト型学修を可能にする「場」を提供し、地域イベントも開催することができます。大正大学と巣鴨の新しいシンボルとして、学生とともに地域の方に活用される学びと交流の場となることを目指します。

<新8号館のポイント>

1.AI、IoTを活用した先進的な機能を充実させ、スマートフォンで施設内の個室・座席を予約して、実習先の企業とオンライン会議を行うなど、ますます学修がスムーズになります。

2.約30万冊の本に囲まれた図書館を併設し、学びや研究に必要な資料や蔵書も豊富に揃います。

3.100名のチューターが、授業時間外の自律的な学びをサポートします。

 4.読書や研究だけでなく、グループワークやディスカッションを行うためのミーティングルームなども充実しています。

■大正大学 大学教育“超”改革『INNOVATE!―Road to 100th―』特設サイト

https://www.tais.ac.jp/p/tu-innovate/

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

大学教育“超”改革『INNOVATE!』特設サイト

大正大学の改革を支える「新8号館」2020年夏誕生

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