「健康経営」で財政健全化に貢献 ~2040年に向け年間5兆3,000億円、若手経営者が決意表明~

2019年8月8日

公益財団法人全国法人会総連合

「健康経営」で財政健全化に貢献

~2040年に向け年間5兆3,000億円、若手経営者が決意表明~

• 税を中心とした活動で国や地域への貢献を目指す「全国法人会総連合(法人会・全法連)」。その若手経営者で組織する『青年部会連絡協議会(青連協)』(玉川裕一会長=札幌南法人会所属)は、6月6日の定時連絡協議会において、2040年には190兆円にも達すると予測されている社会保障費の抑制と安定的な国の財源確保に向け、1年間をかけて検討を重ねて骨子をまとめた「財政健全化のための健康経営プロジェクト」に青連協全体で取り組むことを決議し、「法人会から日本を変える」という決意のもと、内外に発信する報告書のとりまとめを行いました。

• 本プロジェクトは、「企業の活力向上による税収の増加」と「医療費の適正化による社会保障給付費の削減」の二つの視点で目標を設定し、健康経営という手法をもちい、部会員が自ら主体的にアクションを起こすことで成果を「見える化」し、日本の未来を担う子供たちのために国の財政健全化に貢献しようとするものです。

• 本報告書では、現時点で数値化可能な具体例とその効果推計を行っていますが、企業の活力向上(企業収益の向上と個人の健康増進)による税収増が9,427億円、医療費の適正化による社会保障給付費の削減が4兆3,746億円、合計年間5兆3,173億円にものぼるとしています。これらを実現させるため、法人会としての現状、課題とこれからの推進策を示し、組織、企業、個人としてすぐにでも取り組めるアクションの具体例を挙げてプロジェクトの円滑な導入を促しています。

• 全法連青連協では、競い合い、楽しみながら本プロジェクトを継続して実践し、その効果を検証・公表することによって取り組みの輪を広げ、最終的には日本全国の企業や個人に普及、浸透させていくことが重要なミッションであると捉えています。

• まさに日本の明るい未来を切り開く先駆けとなる思いで決意を表明しました。

• 本プロジェクトのイメージは次ページのとおりです。

• 本プロジェクトの「報告書(本編)」「概要版」「図表集」は以下のアドレスよりご覧いただけます。

http://www.zenkokuhojinkai.or.jp/seinenbukai/kenkou-keiei-project.html

(全法連HP→「青年部会」→「財政健全化のための健康経営プロジェクト」)

• 本報告書の作成にあたっては、吉村健佑氏(千葉大学医学部附属病院特任講師:当時)に多くの助言をいただきました。厚く御礼申し上げます。

• 本報告書に関するお問い合わせは下記までお願いいたします。

(公財)全国法人会総連合 青年部会連絡協議会

  Mail : zeinosito@zenkokuhojinkai.or.jp

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