FXC株式会社（本社：東京都台東区　代表取締役社長：谷輪 重之）は、PoE受電機能付ギガビットメディアコンバータ「NC1G-PEシリーズ」を2019年11月11日(月)より販売開始致します。

「NC1G-PEシリーズ」(PoE受電)は、10/100/1000BASE-Tと1000BASE-Xを相互に変換するメディアコンバータです。リンクはオートネゴシエーションのみに対応しており、廉価ながらもLFP（リンクフォルトパススルー）機能を搭載。リンクが切断された場合、もう一方のリンクを自動的に切断しますので障害発生時の原因究明に役立ちます。

本製品は10/ 100 / 1000Mbps RJ45ポートと1000BASE-X SFPポートを各1つずつ備えており、PoE給電(PD)で動作します。SFPスロットは実装固定となっており、1000BASE-SX SFP搭載モデル、1000BASE-LX SFP搭載モデル、1芯双方向（LCまたはSC）搭載モデルの3種類をラインアップしています。1芯双方向モデルは1310nm（Aタイプ）と1550nm（Bタイプ）を一対でご使用ください。

■製品型番と標準価格

【1000BASE-SX SFP搭載モデル】

・NC1GS-PE（製品本体）                      \ 29,800 (税別)

・NC1GS-PE -SB3 (3年間センドバック保守)       \4,000  (税別)

・NC1GS-PE -SB5 (5年間センドバック保守)       \7,000  (税別)

【1000BASE-LX SFP搭載モデル】

・NC1GL-PE（製品本体）                　    \ 39,800 (税別)

・NC1GL-PE -SB3 (3年間センドバック保守)       \5,000  (税別)

・NC1GL-PE -SB5 (5年間センドバック保守)       \9,000  (税別)

【1芯双方向LCコネクタ SFP搭載モデル】

・NC1GL15A-PE（製品本体）                   \ 54,800 (税別)

・NC1GL15A-PE -SB3 (3年間センドバック保守)    \7,000  (税別)

・NC1GL15A-PE -SB5 (5年間センドバック保守)   \12,000  (税別)

・NC1GL15B-PE（製品本体）                   \ 54,800 (税別)

・NC1GL15B-PE -SB3 (3年間センドバック保守)    \7,000  (税別)

・NC1GL15B-PE -SB5 (5年間センドバック保守)   \12,000  (税別)

【1芯双方向SCコネクタ SFP搭載モデル】

・NC1GL15A-PE（製品本体）                   \ 54,800 (税別)

・NC1GL15A -PE -SB3 (3年間センドバック保守)   \7,000  (税別)

・NC1GL15A -PE -SB5 (5年間センドバック保守)  \12,000  (税別)

・NC1GL15B-PE（製品本体）                 　\ 54,800 (税別)

・NC1GL15B -PE -SB3 (3年間センドバック保守)   \7,000  (税別)

・NC1GL15B -PE -SB5 (5年間センドバック保守)  \12,000  (税別)

■受注開始日: 2019年 11月11日(月)

■製品情報: https://www.fxc.jp/products/mediaconverter/NC1series_PoE.html

■製品特長

・ 電源はPoEから受電(802.3af)

・ 10/100/1000Mbps RJ45ポートと1000Mbps SFPポートを搭載

・ RJ45ポートはオートネゴシエーション及びMDI / MDI-X自動切り替えをサポート

・ 全二重通信のフロー制御と半二重通信のバックプレッシャ（IEEE 802.3x）

・ SFP MSA規格SFF-8472準拠

・ 1000BASE-SXタイプは、50 /125μm MMFで最大550mの伝送に対応

・ 1000BASE-LXタイプとBidiタイプは9 /125μmSMFで最大15kmの伝送に対応

・ Bidiタイプは波長1310nm（Aタイプ）と1550nm（Bタイプ）に対応

・ 1.25Gbpsビットレートをサポート

・ 1000BASE-SX/LXはLCコネクタ、1芯版SFPはSC / LCコネクタのどちらもサポート

・ ジャンボフレーム(最大9,216bytes)に対応

・ 2,112個のMACアドレスエントリーをサポート

・ LFP（リンクフォルトパススルー）機能をサポート

・ EAP / BPDU / LACP / LLDP / IGMPおよびTagフレーム透過

・ ファンレス対応

・ 動作時温度：0～50°C

・ RoHS準拠

・ クラス1レーザ製品EN 60825-1準拠

・ Telcordia（Bellcore）に準拠した信頼性

・ GR-468-CORE準拠