ESR、グループ本社所在地の香港証券取引所で新規株式上場
2019年11月1日
ESR
ESR、グループ本社所在地の香港証券取引所で新規株式上場
アジア太平洋地域に特化した物流不動産のリーディングカンパニーであるESRケイマン(本社:香港 以下ESR)は
本日2019年11月1日、香港証券取引所(The Stock Exchange of Hong Kong Limited 以下SEHK)に
新規株式上場いたしましたことをお知らせいたします。 (SEHK証券コード:1821)
ここに謹んでご報告申し上げますとともに、当社をご利用のお取引先様、株主様をはじめ当社に関わる全てのステークホルダーの皆様のこれまでのご支援、ご高配に心より感謝申し上げます。
ESR株は本日活発な取引が行われ、取引時間中の最高値は18.1香港ドル(約249円)で、売出価格(16.8香港ドル 約232円)を7.7%上回り、終値は5.4%高の17.7香港ドル(約244円)となりました。
また、約定数は約9650万株、取引高は約17億1000万香港ドル(約235億7300万円)に上りました。
※1香港ドル=13.79日本円で換算(2019年11月1月現在)
■ジェフリー・シェン、スチュアート・ギブソン(ESRエグゼクティブディレクター・共同創設者・共同CEO)コメント
「土地取得から物流施設の企画開発、リーシング、施設運営、アセットマネジメント、ファンドマネジメントまで一貫した総合力とアジア太平洋地域に特化した戦略を最大限活かし、ESRは物流不動産のポートフォリオとプラットフォームを急成長させることができました。本日、世界でも最もダイナミックな資本市場である香港で、アジア太平洋地域に特化した最大の物流不動産プラットフォームになり、上場企業の一員になれたことを、大変光栄に思っております。
皆様方のご期待にお応えすべく、今後さらなる事業の拡大と企業価値の向上を目指す所存でございますので、引き続き変わらぬご支援とご高配を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。」
<ESRについて>
ESRは香港にグループ本社を置き、日本・中国・韓国・シンガポール・インド・オーストラリアを拠点にアジア太平洋地域に特化した戦略で成長を続ける物流不動産のリーディングカンパニーです。アジア太平洋地域に張り巡らせたネットワークを活かし、お客様には先進的な物流施設・ソリューションの提供を通じビジネスをサポートし、投資家の皆様には物流不動産セクターへのダイナミックな投資機会を提供いたします。
2006年にレッドウッド・グループとしてその歩みを始め、2016年1月に現ESR役員と米国プライベートエクイティ投資会社のウォーバーグ・ピンカスによりESRは創設。 APG(オランダ公務員年金基金ABPの運用子会社)、SK ホールディングス(韓国)、JD.com(中国)、ゴールドマン・サックス、CPPIB(カナダ年金制度投資委員会)、Ping An(中国平安保険グループ)、アリアンツ・リアル・エステート、CSOBOR Fund等、世界でも有数の投資家にも出資頂いています。
2019年6月末現在、ESRグループが開発・所有・運営する物流施設の資産価値(AUM)は200億米ドル以上、延床面積(GFA)は1500万㎡以上。
<日本法人・ESR株式会社について>www.esr.com/jp
■代表取締役:スチュアート・ギブソン
■本社:東京都港区虎ノ門4-7-17 神谷町プライムプレイス3階
2006年にレッドウッド・グループ設立、2016年10月に日本法人レッドウッド・グループ・ジャパン株式会社は現・ESR株式会社に社名変更。
日本では三大都市圏(首都圏・関西圏・中部圏)に特化した戦略でこれまで16の物流施設を竣工させ、現在8プロジェクトを開発中。
「HUMAN CENTRIC DESIGN.(人を中心に考えたデザイン)」を基本理念とし、快適で洗練されたデザインの空間を設置し、テナント企業の従業員の方が弊社施設で働くことを誇りに思えるような物流施設の創出に力を入れています。物流施設のイメージを一新する魅力的な職場を創り、子育て中の女性の就労を支援する場を用意することが、テナント企業の労働力確保をサポートできると考え、延床10万㎡以上の施設には子供たちの想像力を刺激する施設ごとに異なるデザインの託児所(BARNKLÜBBバーンクラブ)、ホテルか空港にいるようなデザインのラウンジ(KLÜBB Lounge クラブラウンジ)、軽食や飲み物を取りそろえたショップ(KLÜBB shop クラブショップ)を完備しています。
また、LED照明や節水システム、太陽光発電システム、充実した緑化計画など、CASBEE*認証Aクラス、LEED*ゴールド認証やABINC*など、環境に配慮した建築物に対する認証基準を満たす、地球環境と周辺住民に配慮した省エネルギーで持続可能な物流施設の開発を積極的に行っております。
災害時には地域住民の避難所としてスペースを提供することが可能となるよう複数施設で自治体と災害協定を締結し、「レッドウッド藤井寺ディストリビューションセンター」(大阪府藤井寺市)では施設の所在地から出土した「遺跡」の土器などを施設内に展示保存し、当エリアが本年「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産に登録されたことを記念し展示スペースの一般公開を開始するなど、地域社会と長期的に共存できる活動にも積極的に取り組んでいます。
今後も環境と働く人にも配慮した先進的物流施設とソリューションを積極的に提供し、21世紀の物流施設の改革を追求してまいります。
*CASBEE(キャスビー):国土交通省の主導の下(財)建築環境・省エネルギー機構(IBEC)にて開発が進められている建物の環境性能及び建物以外の環境性能を総合的に評価、格付けする建築環境総合評価システム
*LEED(リード):米国グリーンビルディング協会(USGBC)が開発・運用を行っている建物と敷地利用についての環境性能評価システム
*ABINC(エイビンク):「一般社団法人いきもの共生事業推進協議会」による土地利用における生物多様性保全の取り組みの成果を可視化して認証する制度
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