Seeing Machinesが自動車DMS市場に向けた次世代エンベデッド製品戦略を発表

Seeing Machines Limited

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【キャンベラ(オーストラリア)2020年9月2日PR Newswire=共同通信JBN】AI駆動のオペレーターモニタリングシステムを設計し輸送の安全性を向上させる高度なコンピュータービジョンテクノロジー企業のSeeing Machinesは、自動車市場に向けた次世代の「エンベデッド製品戦略(Embedded Product Strategy)」を発表した。

 

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▽概要のハイライト

新しい「3本柱」戦略は、急拡大するカメラベースの車内モニタリング市場を対象としている。

 

*1本目の柱:Seeing MachinesのOcuula(TM)Neural Processing Unitを導入して新たに向上したFOVIO Chip

 

*2本目の柱:スマートミラー、計器類、インフォテインメントECU、中央制御型ADASプロセシングシステムなど、車両統合のあらゆる時点において低摩擦で統合する方法

 

*3本目の柱:Ocuula(TM)は、あらゆる自動車コンピュートプラットフォームとの統合を目指す世界をリードする半導体企業に対して、ASICフォームでライセンスによって使用可能

 

自動車ティア1サプライヤーおよびOEMに対するドライバーモニタリングシステム(DMS)テクノロジーの提供の段階的変更を示すため、Seeing Machinesは次世代のエンベデッドプロセシングパイプラインテクノロジーを組み込んだ拡大戦略および製品ポートレートを公開した。強化される「3本柱」製品は、急拡大するカメラベースの車内モニタリング市場を対象にし、自動車メーカーにとってコスト、スケーラビリティー、統合のメリットに加え、顧客の安全性および利便性も拡大する。

 

Seeing MachinesはDMSテクノロジーの自動車リーダーとしての成長を継続し、拡大する一連の車両モデルに関して現在進行中の9つのプログラムで世界の6社のOEMと提携している。Xilinxとの提携で開発されたSeeing Machines FOVIO Chipは、独立型DMS車両統合のための最高性能かつ最もコストの低い市場ソリューションであり、Seeing Machinesの予定事業の約3分の1を占め、ユーロNCAP要件に対応して約半分に拡大すると予測されている。

 

OEMは現在、車内モニタリングシステム向けのエレクトロニクス、ソフトウエア、センサー統合オプションの迷路に直面している。安定性(迅速な導入と大衆市場進出を推進している)のための規定およびユーロNCAP要件など市場ダイナミクスと相まって、Embedded Product Strategyは極めて広範な共通統合コスト、安全性能課題をサポートするように設計され、想定外なこともサポートする柔軟性を備えている。

 

Seeing Machinesの戦略の1本目の柱は、FOVIO Chipであるが、このデバイスの性能はSeeing MachinesのOcuula(TM)Neural Processing Unit(Ocuula(TM))を導入することで新たに強化されている。

 

*Ocuula(TM)は、人間による検知および追跡の問題に対するSeeing Machines独自のアルゴリズム手法を加速するためのカスタムプロセシング設計であり、これによって同社は「ディープエッジ」の地位を確保する。

 

*Ocuula(TM)は、Seeing Machinesの高度に成熟したドライバーモニタリングアルゴリズムを実行する際のシリコン利用で飛躍的進歩を生み出し、FOVIO Chipの演算負荷を50%以上軽減するとともに同等の機能性およびシグナル性能を提供する。

 

*Ocuula(TM)は、将来のAIベース・コンピュータービジョンの必要性に応える汎用アクセラレーション能力を付加している。さらにSeeing Machinesの顧客は、FOVIO ChipがFPGAテクノロジーを活用するためにOcuula(TM)が現場で完全にアップグレードできるものであることを歓迎している。

 

*Ocuula(TM)は、既存のFOVIO Chipに新しいドライバーおよび車内モニタリング機能を追加することを可能にし、機能、性能、コストにおけるSeeing Machinesのリーダーシップをさらに拡張する。

 

エンベデッド製品戦略の2本目の柱は、車両統合のあらゆる時点において、スマートミラー、計器類、インフォテインメントECU、中央制御型ADASプロセシングシステムを含む同社のドライバーおよび車内モニタリングテクノロジーを低摩擦で統合する方法を提供する。

 

*この方法は、Seeing MachinesのエンベデッドDriver Monitoring Engine(e-DME)の導入によって効果的に組み込まれている。e-DMEは同社の中核的なドライバーモニタリングアルゴリズム・スタックであり、広範な一般的コンピュートプラットフォームでアクセラレーションおよび非アクセラレーション・コンピュートオプションの両方をサポートする。

 

*e-DMEは、主要な自動車SoCプラットフォーム向けに徹底的に最適化されエンベデッドされたバージョンを含んでおり、これらのデバイスのさまざまな最先端AIビジョン・アクセラレーションアーキテクチャーを活用している。

 

3本目の柱であるOcuula(TM)は現在、世界をリードする半導体企業があらゆる自動車コンピュートプラットフォームとの統合のためにASICフォームでライセンスによって使用可能であり、世界をリードする高度に最適化されディープエッジのドライバー、車内モニタリングから恩恵を受けることになる。

 

Seeing MachinesのPaul McGlone最高経営責任者(CEO)は次のように語った。「自動車業界にとってエキサイティングな時期に、当社の詳細なテクノロジー戦略を発表できることをうれしく思う。この戦略は、OEMが高まる安全基準に応え顧客にとって便利な機能を提供する自動車を設計する際にOEMを緊密にサポートするために策定された」

 

「Seeing Machinesは長年にわたりこの市場をリードし、われわれの3本柱のアプローチは決して偶然なものではない。われわれは当社チームの長年の経験、業界の要件、緊密な顧客関係を活用し、世界で需要が加速することに伴って自動車へのDMS統合における多数かつ多様な要件をサポートしてきた」

 

▽報道関係問い合わせ先

Sophie Nicoll

+61 419 149 683

sophie.nicoll@seeingmachines.com

 

▽Seeing Machines(LSE: SEE)について

Seeing Machines Ltd.は、機械が人々を見て、理解し、支援することを可能にするビジョンベース監視技術の業界リーダーである。Seeing MachinesのAIアルゴリズム、組み込み処理、光学系の技術ポートフォリオは、車両運転者の信頼できるリアルタイムの理解を提供する必要がある製品に動力を提供する。この技術は、ドライバーが見ている場所の重要な測定から、事故リスクに適用される認知状態の分類にまで及ぶ。信頼できる「ドライバーの状態」測定は、ドライバー監視システム(DMS)技術の最終目標である。信頼できる「ドライバーの状態」測定は、ドライバーモニタリングシステム(DMS)テクノロジーの究極の目標である。Seeing Machinesは、自動車、商用車、オフロード、航空の安全性を高めるためにDMS技術を開発している。

 

2000年に創設されオーストラリアに本社を置く同社は、オーストラリア、米国、欧州、アジアにオフィスを構え、各業種の業界リーダーに技術ソリューションとサービスを提供している。www.seeingmachines.com

 

ソース:Seeing Machines Limited

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