エネルギー変革の必然性を推進するガステック バーチャル サミット

ガステック バーチャル サミット2020

AsiaNet 85559

 

エネルギー変革の必然性を推進するガステック バーチャル サミット

 

長期的なビジネス成長とネットゼロエミッションの目標に向けて、エネルギー業界のリーダー達が、よりグリーンなエネルギーのための多様性を特定

 

ガステック バーチャル サミットに、ガス・LNG・エネルギー業界における最も強力な意思決定者達が結集

 

ロンドン、2020年9月11日 /PRNewswire/ -- 本日、ガステック バーチャル サミットで閉会の辞が発表されました。 サミットは、世界的にエネルギー需要が増大する中でのガスの重要性にスポットライトを当て、価格の不安定性、コロナウィルス、そして環境上のアジェンダの変化に対する業界の回復力を強調したものになりました。ガス関連の企業は現在エネルギー関連の企業になっており、将来的に炭素エネルギーへの依存を減らさなければならないという義務を他の業界と共有しています。

 

シンガポールのチャン・チュンシン経済産業相が9月7日月曜日にサミットの開会を宣言し、続いてすぐに今週全体を通じて主たる議題となった、「ガス・LNG・エネルギー業界は進化を遂げて、今世紀半ばまでに炭素排出ゼロという大きな目標を達成しなければならない」を取り上げました。 開会式でチャン・チュンシン経済産業相は次のように挨拶しました。「シンガポールはこの地域でLNGの中心地であり、我が国の政府およびガス業界は価値連鎖の全体において多くのイニシアチブを取っています。こうしたイニシアチブが、この分野における革新を促進し、より多くの環境的に維持可能なエネルギー戦略の採用につながっております。」

 

ガステックは業界トップのCEOを講演者として招くことにより、これまで成功を重ねてきました。評判の高い戦略的で技術的な会議のプログラムでは、89件の会議のセッションとプレゼンテーションで200人以上の講演者が出席しました。 1,500人以上の代表者がグローバルなガス・LNG、そしてエネルギー業界のプレミアムな知識交換のプラットフォームに参加しました。業界の将来にインパクトを与える問題、供給におけるエネルギーのセキュリティ、価格の安定と維持、需要と投資の回復の見込み、そしてコロナウィルス後の世界における供給上の変化が、アジェンダにおける上位の項目になりました。 

 

カナダの天然資源相のシームス・オリーガン閣下が、サミットにおける月曜日の基調講演においてエネルギー変革の必然性について解説し、「2050年までにネットゼロエミッションを目指すという私たちの目標を達成するには、石油とガスの業界がネットゼロを達成する必要があります」と述べました。また、「私たちに共通したミッションを達成する必要があります。すなわち、2050年までにネットゼロエミッションの経済を達成し、関係者全員が足並みを揃えてエネルギー変革を成し遂げなければなりません」と付け加えました。 

 

国際エネルギーフォーラムのJoseph McMonigle事務局長は、サミット2日目の基調講演でこう述べました。「パンデミックにより、今後10年間で需要のギャップを埋めることへの必要性が高まっています。これによりガス業界が、気候変動やクリーンな空気、そしてエネルギーアクセス上の目標を達成する上で、より大きな役割を果たすことができる新しい機会の窓が開かれるでしょう。」

 

エネルギー変革に必要な集団的対応に関する議論や、業界の未来を形成するための戦略や革新に関する議論が サミットの期間全体を通して継続しました。C3.ai社の会長兼CEOで著作家のトーマス・シーベル氏とカスペルスキー社のユージン・カスペルスキーCEO氏の両氏が、ガステックでのテクノロジーに関する講演で、デジタル変革、モノのインターネット (IoT) とセキュリティ、そしてエネルギーの未来におけるテクノロジーの重要性について語りました。 

 

OGCI Climate Investments社のCEO、Pratima Rangarajan氏が、気候変動について講演しました。  「エネルギーはすべての活動の根幹にかかわるものですが、エネルギーシステムから炭素を取り除くだけでは気候変動の問題を解決することはできません。だからこそ、せめてエネルギー業界だけでも、私たちが行っているあらゆることについて系統だった見方をして、エコシステムでの脱炭素のために共に協力するということが、私たち全員にとっての至上命令となっているのです」と彼女は語りました。

 

水素には、クリーンで安全、そして価格の安定したエネルギーの未来において、主要な役割を果たす潜在的可能性があるのではないかということに関して今週議論がなされ、シェル社の統合ガス事業担当のDe La Rey Venter副社長がこう述べました。「気候変動への関心が高まる中、実際問題としてどれくらい水素は重要なのでしょうか? 単刀直入に申し上げて、水素はミッションクリティカルな存在です。」 水素はエネルギー業界における脱炭素化に重要な役割を果たすでしょう。今週、ガステックの会場と同じ場所でガステック水素展示会・会議が開催されました。このイベントは、水素の開発や水素への投資を推進する人達が9月にシンガポールで集まる機会となるものです。  

 

ガス・LNG・エネルギーの業界をよりクリーンなエネルギーの未来に向けて推進するためのサミットにおける講演者は以下の通りです。ベーカー・ヒューズ社の会長兼社長兼CEOのLorenzo Simonelli氏、シェル社の統合ガス・エネルギー担当取締役で同社の執行委員会メンバーでもあるMaarten Wetselaar氏、トタル社のガス担当上級副社長Laurent Vivier氏、Venture Global LNG社の共同CEO兼共同会長兼創設者のMike Sabel氏、石油・天然ガス気候イニシアチブ議長のJerome Schmitt氏、エクソンモービル社のグローバルLNGマーケティング担当副社長Alex Volkov氏、米国国務省エネルギー局次官補Francis Fannon氏、カナダ天然資源省副次官Shawn Tupper氏、 アルバータ州政府天然資源担当政務次官Dale Nally閣下、ExxonMobil LNG Market Development社の会長Irtiza Sayyed氏、Petronet LNG社の会長兼代表取締役社長Prabhat Singh氏、東京ガスのLNG最適化・取引部の執行役兼上級統括マネージャー、竹内 敦則氏、Sempra LNG社の最高財務責任者Faisel Khan氏、Cheniere社の最高商務責任者Anatol Feygin氏、C3.ai社の会長兼CEOで著作家のトーマス・シーベル氏、シェル社の統合ガス事業担当副社長De La Rey Venter氏、Uniper SE社の執行取締役Niek den Hollander氏、国際エネルギー機関のエネルギー市場・安全保障 局長の貞森恵祐氏、リンデ社のアジア太平洋地域担当執行副社長Sanjiv Lamba氏、シーメンス エナジー社の産業用アプリケーション担当執行副社長Thorbjoern Fors氏、Shearman & Sterling社の共同経営者Dan Feldman氏。

 

ディーエムジー・イベンツ社のNick Ornstienエネルギー担当副社長は、「ガステック バーチャル サミットは、ガス・LNG・エネルギー業界に対して先進の洞察と最新の商業的戦略および傾向をもたらしました。パンデミック後の状況において、どのようにしたらビジネスモデルを最も適切に構成できるかについて、会議の代表者達へ迅速に情報を提供しています」と述べました。

 

ガステック バーチャル サミット2020は、ガステック展示会・会議の会場で開催されましたが、今週はシンガポールで行われる予定です。ディーエムジー・イベンツ社とガステック運営委員会は、エンタープライズ・シンガポールおよびシンガポール政府観光局と共に、イベントを2021年9月13~16日に延期することを決定しました。これはグローバルなパンデミックへの懸念と、講演者、代表者、展示者、そして訪問者のアクセス性および健康を考慮したものです。

 

ガステックについて

ほぼ50年にわたり、ガステックはガス・LNG・エネルギーの問題に関する中心地となってきました。世界がコロナウィルスの脅威から回復し始める中、ガステック バーチャル サミットは第四次産業革命におけるガス・LNG・エネルギー業界の主要な問題や最も有望な機会に取り組み、対処していきます。

 

2020年9月7~11日に開催されるガステック バーチャル サミットは、コロナウィルス後の世界においてビジネスの優先事項と事業ライセンスの間でバランスを取ることを模索しているガス・LNG・エネルギー業界に対して、リーダーシップと方向性を示すでしょう。サミットは、テクノロジー上の革新、需要と供給の動態、進化するパートナーシップ、人員・人材・ガバナンス・影響力といった項目に力点を置き、今後10年間のガス・LNG・エネルギー業界におけるアジェンダを設定します。

 

詳細情報は www.gastechevent.comを参照してください。

 

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 (日本語リリース:クライアント提供)

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