Haoma Medicaが開発中の骨粗鬆症の新規治療薬NaQuinateのファースト・イン・ヒューマン試験が終了

Haoma Medica

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【ロンドン2020年11月26日PR Newswire=共同通信JBN】Haoma Medicaは26日、骨粗鬆症の新規経口投与治療薬として開発中のナフトキノンカルボン酸「NaQuinate」のファースト・イン・ヒューマン試験の終了を発表した。

 

健康な成人を対象に昨年開始されたファースト・イン・ヒューマン試験では、NaQuinateの単回および複数回投与が研究された。主な目的は、安全性、忍容性、および薬物動態の評価だった。

 

Haoma Medicaの最高医務責任者(CMO)、Cenk Oguz博士は「ファースト・イン・ヒューマン試験が最後の投与を終了したのはうれしい。試験された最高用量まで安全性や忍容性に関する重大な懸念はなく、これはNaQuinateが安全で忍容性が高いというわれわれの期待を裏付けるものだ」と語った。

 

Haoma Medicaの最高経営責任者(CEO)、Steve Deacon博士は「われわれの前臨床研究は、体重負荷運動に対する身体の自然な反応と調和して働き、必要な時に必要な場所で相乗的に骨形成を高める「スマート医薬品」とも言うべきNaQuinateのエキサイティングな機能を明らかにした。このファースト・イン・ヒューマン試験から得られた安全性データと合わせ、これはNaQuinate治療には骨粗鬆症などの骨障害に対する安全、斬新かつスマートな治療アプローチを提供し、健康な骨年齢を維持しやすくする可能性があることを裏付けている」と語った。

 

▽NaQuinateについて

これまでの研究で、NaQuinateは、げっ歯類モデルにおいて卵巣摘出術に反応して起きる骨の質と量の低下を防ぐことが示されている。体重負荷運動の代替である機械的負荷マウスモデルにおいて、NaQuinateは、関連する皮質骨領域を対象に骨形成することで、負荷に対する身体の正常な反応を相乗的に強化した。NaQuinateと機械的負荷の間のこの相乗的相互作用は、骨の量と構造の調節において、機械的負荷が骨の構造にどのように影響するかを説明する用語である骨のメカノスタットが機能していることを示唆している。NaQuinateは現在、骨粗鬆症治療モデルを使ったビスフォスフォネートとの比較、および負荷モデルを使った同化作用との比較で評価が行われており、結果は来年初めに出る予定。

 

▽骨粗鬆症について

骨粗鬆症は、骨折が起きるまで兆候や症状を示さないことが多い無症候性疾患である。そのため、過小診断、過小治療のままの病気である。

 

骨粗鬆症は、骨のもろさにつながる通常の老化プロセスを通じて起き、骨量の減少と骨の質、強度の変化をもたらす。骨のもろさは骨折を引き起こし、それは大きな社会的、経済的負担を伴う身体障害、自律性の喪失、死亡率の増加という下方スパイラルへと進行する。脆弱性骨折は、健康的な老化の大きな障害である。脆弱性骨折は、世界中で3秒ごとに起きている。

 

国際骨粗鬆症財団によると、世界中で約2億人がこの病を患っている。生涯の骨折リスクは計40%で、心血管疾患のリスクと同等である。45歳を超える女性では、骨粗鬆症は乳がん、心臓発作、糖尿病など他の多くの病気より入院期間が長くなる。

 

▽Haoma Medicaについて

Haoma Medicaは、骨や血管の健康維持のための治療法の開発に重点的に取り組む臨床期バイオテクノロジー企業である。

 

詳細については、www.haomamedica.com を参照。

 

▽投資家向け広報担当者問い合わせ先

Name:Carmen Greco

e-mail:carmen.greco@haomamedica.com

 

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ソース:Haoma Medica

 

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