埼玉県羽生市のチャレンジファームにて実証栽培施設 「羽生愛菜プロジェクト」1期工事建設開始

~2021年3月20日に着工し、2021年6月末に竣工予定~

タカミヤ

報道関係各位

2021.3.9

 株式会社タカミヤ

 

埼玉県羽生市のチャレンジファームにて実証栽培施設

「羽生愛菜プロジェクト」1期工事建設開始

~2021年3月20日に着工し、2021年6月末に竣工予定~

 

足場をはじめとする仮設機材の開発・製造・販売・レンタルを行う株式会社タカミヤ(以下タカミヤ 、本社:大阪市北区、代表取締役会長兼社長:髙宮一雅)は、この度、埼玉県羽生市にて「羽生愛菜プロジェクト」をスタートさせることになりました。

1期工事では農作物の収量と品質を向上させる農業用ハウスの実証実験を行うための自社栽培施設として、新製品である農業用ハウス「G-Castle NEO48」を建設します。本プロジェクトでは「キューリ」「イチゴ」「ミニトマト」などの実証栽培を実施します。

2021年3月20日に基礎着工し、2021年6月末に完成を予定しています。

 

羽生愛菜プロジェクトとは 

 羽生愛菜プロジェクトは、ITやIoTの技術を取り入れ、キューリの収量をあげるための栽培方法や、良質なイチゴ・ミニトマトを育てるための栽培システムの実証実験を行います。また、現場作業の省力化やカイゼン活動、労務管理システムの導入など、使用していただく生産者様のためにより機能性の高い栽培施設の開発にも取り組んでいきます。

 ITやIoTの技術としては、ハウス内環境のセンサリングを行い、得られたデータを蓄積および見える化します。得られたデータを活用した各種設備の制御を行うことで、長年の知見に頼らなくても栽培が可能な農業を目指します。

 タカミヤでは、建設用足場の製造で培った金属加工技術を用いてより頑丈なハウス作りに取り組んできました。これまでのノウハウを活用したハウスで実際に作物を育て、より生産者視点を取り入れることで今後のさらに使いやすい施設の開発や提案に役立てていきます。

 

羽生愛菜プロジェクト概要

【施設概要】

施設所在地

埼玉県羽生市大字日野手新田字清右ヱ門130-1

施設面積

29,716㎡

ハウス形式

天窓付アーチ形ハウス

栽培品目

キューリ、イチゴ、ミニトマト

着工

2021年3月20日

竣工

2021年6月末予定

定植

8月初旬予定(ミニトマト)

 

G-Castle NEO48(新製品)

G-Castle NEO48は施設園芸協会の構造指針に基づいた独自の設計手法により日影となる鋼材を極力減らし、堅牢でありながらより採光性の高い作物の生育に理想的な環境を実現しました。屋根面のアーチに汎用性の高い48.6φ(直径48.6mm)足場鋼管を採用し、建設コストの低減にも取り組んでいます。

大きな天窓を標準装備しているので換気性も高く、ハウス内の環境制御や高温対策に 取り組みやすい仕様となっています。またアーチパイプの強度を高くしたことにより、ピッチ幅を従来の50cmから150cmに広げ、日影になる鋼材の量を削減し、より多くの日光を取りこむことが可能となりました。



 

 

 

【製品概要】

商品名

G-Castle NEO48

耐風速

40m/s~50m/s

耐積雪

20kg/㎡

作物荷重

15kg/㎡

開口柱ピッチ

8.0m

奥行柱ピッチ

4.5m

アーチピッチ

1.5m(F-Clean)

標準軒高

3.2m(4.0mまで対応可)

圃場有効高

2.7m(3.5mまで対応可)

※製品カタログは下記URLよりご確認いただけます

URL:https://www.takamiya.co/product/catalog/pdf/g_castle_neo48.pdf

 

羽生チャレンジファーム

 羽生チャレンジファームとは、新たな時代にふさわしい農業のあり方を見据えた農業復興を推進し、交流人口の拡大や雇用機会の創出、担い手の育成を図るために羽生市が進めている農業団地です。総面積が約24haで東京ドーム約5個分にあたる敷地を参入する企業に貸し出しをします。参入企業は観光農園に加え、高収益作物の栽培やスマート農業の実証など、幅広い次世代型農業を行う企業を誘致予定です。

 現在は、タカミヤをはじめイチゴの観光農園を運営している企業や、大規模なハーブ農場を運営している企業などが参入しています。

 

タカミヤ 担当者コメント

タカミヤがアグリ事業に参入してから6年で、一般生産者向けのパイプハウスから高度環境制御システムを搭載した大型栽培施設まで、様々な施設の建設を通して多くのノウハウを蓄積してきました。

しかしながら私たちは栽培に携わった経験がなく、生産者様に寄り添った提案が十分できていないのではないかと感じていました。そこで自社の農場を建設し、実際に栽培を行い知見を得ることで、より生産者の視点に立った提案ができるようになると考えました。生産者様と栽培の工夫や新しいハウスの取り組みなどの話題で、様々な会話ができるようになるのではないかとたいへんワクワクしています。

このプロジェクトで得た知見を蓄積し、ハード面だけでなくソフト面でも生産者様のお役に立てるハウスの開発などに活かしていく予定です。また本プロジェクトを通じて、建設コストやランニングコストの低減、収量アップの取組などを実践し、将来的には補助金に頼らない農業の実現を目指してきたいと考えています。

【採用について】

本プロジェクトでは実際に栽培に携わっていただく運営スタッフを募集予定です。私たちとともに日本の農業のために熱い思いで尽力していただける方を募集します。ご興味のある方は下記の採用窓口までご連絡ください。

 

 

社名 株式会社タカミヤ

代表 髙宮 一雅

本社所在地 大阪市北区大深町 3-1 グランフロント大阪 タワーB27 階

URL www.takamiya.co/ アグリ特設ページ www.takamiya.co/agriculture/

設立 1969年6月21日 /資本金10億 5,011万円 /従業員数 725名(連結従業員数 1,238 名)

事業内容 仮設機材の開発、製造、販売及びレンタル、仮設工事の計画、設計、施工

 

本件に関するお問い合わせ先

製品について

株式会社タカミヤ アグリ事業部 担当:吉田・江口T 03.3276 3928

採用について

株式会社タカミヤ 総務部人事課 担当:森田:大曲 T 03.3276 3910 saiyo@takamiya.co

一般の方から

株式会社タカミヤ 経営管理本部 広報・IR 室 田村 T 06.6375 3918 pr@takamiya.co

報道関係者から

広報代理:ビルコム株式会社 担当:荒木・山田 T 03.5413 2411 F 03.5413 2412 takamiya@bil.jp

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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