環境省釧路湿原野生生物保護センターの新施設、展示ゲージをバックヤードツアーで体験!

2021年7月29日

環境省 釧路湿原野生生物保護センター

https://www.env.go.jp/nature/kisho/wildlifecenter/kushiro-shitsugen.html

  釧路湿原野生生物保護センターは釧路湿原、阿寒、知床など国立公園をはじめ、周囲の豊かな自然に囲まれた場所にあります。この自然の中に生きる野生動物の中で、シマフクロウ、タンチョウ、オジロワシ、オオワシなどの希少鳥類が病気や事故で怪我をした際に、保護し、自然復帰をサポートする活動を行うとともに、亡くなった個体の原因究明など調査を行っております。

 令和3年8月10日にリニューアルオープン致します。ご来館者が視覚的に楽しんでいただけるよう展示室を刷新し、主に終生飼育が必要なオジロワシやオオワシ等の希少猛禽類を収容する展示ケージを新設致しました。

 新規企画として、当施設のバックヤードを回る有料ガイドツアーを実施致します。専門保護スタッフ同行のもとオジロワシ、オオワシを観察し、日常の保護活動で知りえた鳥類の個性や生活、そして人との距離が近づくことで生まれた事故や対応など最新の情報を提供致します。

  公式サイト:https://www.env.go.jp/nature/kisho/wildlifecenter/kushiro-shitsugen.html

 

シンボルジオラマ

<新施設の概要>

 平成5年に設立されました当センターをリニューアル致します。ご来館者に視覚的に、そして、よりリアルな希少鳥類の生活を体験できるよう蓄積してきた調査データを元に展示室を改修致しました。大型希少鳥類の生活などの発信に加え、保護の現状について情報提供しています。

 

○展示室

 北海道の豊かな自然は私たちに食、雄大な景色など恵をもたらしております。この恵は人だけでなく、自然の中で生きる野生動物にも同様に提供され、命を育んでおります。

 展示室では、今まで蓄積された調査データを元に希少鳥類の生活について、大型パネルや巨大なジオラマ、そして映像などを通じて紹介しております。夜の森を体験できる新コーナーなど皆様に楽しんで学べる施設となっております。

 展示室の外には、自然に戻ることができない終生飼育個体の負担を軽減し、観察できる展示ケージを整備しております。

展示室耳すましトンネル

○治療、リハビリ等の施設

  傷病個体の入院ケージ、リハビリケージを始めとした治療施設を拡充し、鳥インフルエンザなどの感染症にも対応できる施設に再整備しました。

 

〇施設を活かした新しい取り組み

<有料ガイドツアー概要>

 怪我により野生復帰ができなくなってしまった個体を保護し、リハビリしてきた 保護専門スタッフによる解説付きの有料ガイドツアーを実施予定です。

 

(1)なぜ?なに?野生生物保護のスペシャリストと歩くバックヤードツアー

  釧路湿原野生生物保護センターの活動を支える保護専門スタッフとまわる施設の裏側を歩くツアーです。 自然復帰できなくなってしまった、オジロワシ、オオワシの観察しながら、日々のリハビリを通して知りえた鳥たちのライフスタイルや個性をご紹介致します。同時にここに保護に至った人為的な事故による傷病個体の発生状況など、専門施設として蓄積してきた情報を元に参加者の皆様へ発信致します。

 

 

 

 

<お問い合わせ>

環境省 釧路自然環境事務所 野生生物課

北海道釧路市幸町10-3 釧路地方合同庁舎4F TEL:0154-32-7500 FAX:0154-32-7575

担当:中森

釧路湿原野生生物保護センター

〒084-0922 北海道釧路市北斗2-2101

TEL: 0154-56-2565 (令和3年8月10日開通)

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

展示室1

シンボルジオラマ

耳すましトンネル

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

このプレスリリースを配信した企業・団体

  • 名称 釧路湿原野生生物保護センター
  • 所在地 北海道
  • 業種 政府・官公庁
  • URL
  • ※購読している企業の確認や削除はWebプッシュ通知設定画面で行なってください
  • SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中