釧路湿原野生生物保護センター 新サービス、バックヤードツアー好調
2021年8月20日
環境省釧路湿原野生生物保護センターがリニューアルオープンしました。1993年に設置されてから28年が経過します。ご来館の皆様に釧路湿原をはじめ北海道に生息するシマフクロウ、オジロワシ、オオワシ、タンチョウを始めとする野生動物の生態をより実感して頂けるよう 実際のスケールを楽しめる展示など、コンテンツの刷新、施設機能の拡充を実施致しました。また、保護、調査を行う専門スタッフによるバックヤードのガイドツアーの新サービスも開始し、連日満員になる人気を頂いております。皆様のご来館をお待ちしております。
施設の様子
<釧路湿原野生生物保護センターについて>
釧路湿原野生生物保護センターは、特にシマフクロウ、オジロワシ、オオワシ、タンチョウなどの道東に生息する希少鳥類の保護に取り組んでいる施設です。当センターは、北海道全域で発見される傷ついた個体や死体を収容しています。生きた状態で収容した個体に対しては、野生復帰を目指した治療・リハビリテーション・放鳥を行っています。また、センターで収容した個体の事故の原因究明を行うことで、人為的な事故の防止対策に繋げています。
新たにオープンした釧路湿原野生生物保護センター内の展示施設では、東北海道の猛禽類の行動、生態についてもっと詳しく知ることができるよう、これらの種の生活を再現した展示を新設しております。また、実際に保護した個体をみることができる展示ケージを活用したバックヤードツアーも新コンテンツとして実施します。現場で働く専門スタッフの説明は、展示物で知る事実より深い話を聞くことができます。希少鳥類が生きる世界を知ることで、釧路湿原国立公園などの北海道東部を観光しているときに確認できる野生動物がさらに身近になるでしょう。
<新施設の主なコンテンツ・新企画のご紹介>
〇四季のグラデーションウォール
四季の動植物の姿や景観の季節変化を感じさせるグラデーションウォール
展示室
〇耳すましトンネル
シマフクロウが生息する森の中で、様々な鳥の鳴き声や野生動物が姿を現します。
耳すましトンネル
〇観察コーナー
野生復帰を目指したリハビリ中のオジロワシ・オオワシを観察することができます。
観察コーナー1
〇スケールギャラリー
タンチョウとシマフクロウの実物大飛翔図を見て、実際の大きさを体感できます。
スケールギャラリー
〇保護・育成・調査専門スタッフによるバックヤードツアー
実際に保護した個体を間近に見ることができる展示ケージを活用したバックヤードツアー。 保護・育成・調査に係る専門スタッフが、日々世話をする中で気づいた個体の特徴など、展示物の説明をより掘り下げた話を聞くことができます。
バックヤードツアー
<釧路湿原野生生物保護センターの基本情報>
住所:北海道釧路市北斗2-2101
電話:0154-56-2565
開館時間:9時30分~16時30分 (4月~10月)
9時30分~16時00分 (11月~3月)
閉館日:水曜日、年末年始(12/28~1/4)
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