利用規約にまつわるトラブルをなくすサービス「Social Pentagon（ソーシャルペンタゴン）」

β版を2021年12月24日にリリース

2021/12/24 09:00

株式会社GiRAFFE&Co.の関連会社である、cake株式会社（東京・千代田区、代表取締役社長・吉澤宏充）では、利用規約が一目でわかるサービス「Social Pentagon（ソーシャルペンタゴン）」のβ版を2021年12月24日にリリースします。

インターネット上で様々なサービスを利用することが当たり前になった昨今、サービスの利用開始時に存在する「利用規約」にまつわるトラブルが増加しています。

利用規約を読まずに同意ボタンを押してしまうことによって、後々トラブルになってしまうリスクを減らしたい！そんな思いから、利用規約における契約上のリスクを直感的に可視化する「ソーシャルペンタゴン」というサービスを開発しました。「同意」のボタンを押す前に、サッと確認するだけで、サービスの利用規約の確認すべきポイントが理解できる、どなたでも無料でご利用いただけるサービスです。

同意の前に「パッと」確認。そんな新しい習慣をつくりたい。

一般的な「契約」とは異なり、「利用規約」はサービス提供者が定めた条文をユーザーが受諾する一方的な仕組みのため、安易に「同意」してしまうと、後々トラブルになりやすい傾向にあります。専門家のレビューを提供することによって、一方的なユーザー不利益をなくし、真にユーザーの幸せを思ったサービスが評価されやすい社会を築いていくことが、ソーシャルペンタゴンの目的です。

■「ソーシャルペンタゴン」誕生の背景

1.インターネット上のサービスめぐる相談件数は増加

独立行政法人国民生活センターによりますと、インターネットや通信販売関連の苦情・相談の件数は年々増加し、2020年度には30万件を突破。スマートフォンによってオンラインサービスが身近になればなるほど、トラブルが増えています。

2.利用規約を読まなかった10人に1人が後悔

サービスのユーザーがトラブルを避けるために、事前に確認すべきものが利用規約です。しかし、弊社が普段インターネットを利用している方を対象にアンケート調査を実施したところ、2人に１人が利用規約を読まずに同意し、読まない人の約10人に1人が後悔したある経験があると回答しています。具体的には、契約の年間縛りや支払い義務に気づかなかった、個人情報の漏洩などのケースが多く、犯罪などに巻き込まれるリスクも否定できません。

3.「長い」「読むのが面倒くさい」を解消する

利用規約を読まない理由を尋ねると、最も多かった回答が「長い」。次に「面倒くさい」でした。「利用規約を代わりに読んでもらい、ポイントのみを短くわかりやすい言葉でリスト化してくれるサービスがあれば使いますか？」と聞くと、81.1％が「はい」と回答。多くの人が利用規約をわかりやすくするサービスを望んでいます。

■サービスの特徴：弁護士のレビューによって利用規約が直感的にわかる

ソーシャルペンタゴンでは、各サービスの利用規約について、弁護士によるレビューを掲載します。

「権利関係」「解除解約」「ユーザーの義務責任」「事業者の義務責任」「その他（プライバシー等）」のそれぞれの項目について、ユーザーが把握しておいた方が良いレベルをレベル0からレベル4までの5段階で評価。ポイントを平易な言葉や解説でお伝えすることで、利用規約が直感的に理解できます。誰にでもオープンなプラットフォームにすることで、会員登録不要で、同意をクリックする前に「パッと」利用規約のポイントを確認できます。