介護施設における「とろみづけ」の効率化を実現するサブスク型サービス「トロリンパ」を4月4日から開始

2022年3月24日

 

介護施設における「とろみづけ」の効率化を実現する サブスクリプション型サービス「TRORINPA(トロリンパ)」を 44日(月)から開始 調剤薬局との連携により、介護施設の働き方改革を支援 ―

 

アルフレッサ ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川隆治)の連結子会社であるアルフレッサ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福神雄介、以下「アルフレッサ」といいます)は、ヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長尾裕、以下「ヤマト運輸」といいます)、森永乳業グループ病態栄養部門の株式会社クリニコ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:中林將宏、以下「クリニコ」といいます)、凰商事株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:藤原幸治、以下「凰商事」といいます)と連携し、2022年4月4日(月)から、介護施設における「とろみづけ」の効率化を実現するサブスクリプション型サービス「TRORINPA(トロリンパ)」の販売を開始します。

本サービスは、アルフレッサと販売代理店契約を締結した、介護施設にもっとも身近なパートナーである調剤薬局が販売を行います。

 

 

 

1.背景および目的

 世界に先駆けて超高齢社会に突入した日本は、様々な社会課題を抱えた課題先進国と言われており、厚生労働省の推計によると、2040年度には介護職員が約69万人不足する見通しとなっています。また、誤嚥性肺炎による死亡者数は年々増加しており、日本における死因順位の6位に位置しています。さらに、高齢になるほどその比率は上昇傾向にあります。そのため、介護施設では、誤嚥性肺炎を防止するために、嚥下機能が低下している高齢者に対して、1日3回の食事に加え、おやつや投薬などのタイミングで、飲料にとろみをつけて提供しています。しかし、その都度、利用者に合わせて手作業でとろみの状態を調整し、数種類のとろみ飲料を人数分作るなど、職員にとっては大きな負担になっています。

 この度、アルフレッサは、とろみ調整食品等のメーカーであるクリニコ、とろみサーバーメーカーである凰商事、多様な物流ネットワークと受発注システムをもつヤマト運輸と連携し、サブスクリプション型サービス「TRORINPA(トロリンパ)」の販売を開始します。これにより、介護施設における「とろみづけ」の効率化を実現し、介護施設の働き方改革を支援していきます。

 

2.サービス概要

介護施設を対象に、ボタン操作のみで簡単に3段階の粘度のとろみづけができ、まとめ取りも行える「とろみサーバー」を設置し、月1回のサーバーメンテナンスや、とろみ調整食品等の定期配送を行います。

 

(1)サービス名称:「TRORINPA(トロリンパ)」

(2)全体スキームおよび各社の役割 

 

 

  ⓵アルフレッサ:TRORINPAサービスの提供、調剤薬局と販売代理店契約の締結、

          調剤薬局への代理店営業

  ②ヤマト運輸 :とろみサーバーの設置・月間メンテナンス、受発注システムの提供、

          各種事務局運営の支援、とろみ調整食品等の保管・出荷作業および定期配送

  ③クリニコ  :とろみ調整食品の提供

  ④凰商事   :とろみサーバーおよび年間メンテナンスの提供、サーバー用パウダー原料の    

          提供

 

(3)サービス利用料金

  ①基本使用料(定額): 税込22,000円/月

  ※詳細は調剤薬局、またはアルフレッサの営業担当者にお問い合わせください。

  【基本使用料に含まれるもの】

  ・とろみサーバーの利用料・設置費

  ・月1回の専門業者メンテナンス料

  ・年1回のメーカーメンテナンス料

  ・年1回の浄水器交換料

  ②サーバー用パウダー原料・とろみ調整食品の費用 :利用量に応じて変動しますので、

   詳細は調剤薬局、またはアルフレッサの営業担当者にお問い合わせください。

 

3.サービス利用メリット

(1)とろみサーバーにより、利用者に合わせたとろみづけが、誰でも簡単に1杯当たり13秒注1で提供でき、業務効率化が可能となります。まとめ取りによる、大容量での抽出もできます。

    注1 COLD・中間の粘度・120ml抽出時

(2)注文内容に変更がなければ、毎月同じ内容でとろみ調整食品等が定期配送されるため、注文にかかる手間を軽減し、注文忘れを防ぐことも可能となります。

(3)各種メンテナンスと浄水器交換を含むため、日々のメンテナンス作業も軽減できます。

 

4.展開スケジュール

 アルフレッサは、2022年3月28日(月)から首都圏の調剤薬局を対象に販売代理店募集を開始し、対象エリアを順次拡大していきます。また、調剤薬局向けの試飲会も実施予定です。なお、2022年4月4日(月)のサービス開始に合わせて、介護施設を対象にキャンペーンを実施します。初年度は200施設への導入を計画しています。

 なお、医療機関に関してはアルフレッサとの直接契約の形で、本サービスを提供する予定です。

 

5.キャンペーンについて

 サーバー導入は試飲会を行いご検討いただくのが一般的ですが、「TRORINPA(トロリンパ)」の利便性を十分にご体験いただくために、介護施設向けに「1ヶ月無料トライアルキャンペーン」を実施します。キャンペーンは申込予定件数に達し次第終了となります。


 

6.今後について

 アルフレッサとヤマト運輸は、2019年に「医薬品流通研究会」を立ち上げ、両社の経営リソースやノウハウを徹底活用することで、医療・介護に関わる皆様、患者様および地域の皆様に貢献できる安心・安全で確実な新しい流通ネットワークの確立を目指してきました。今後もクリニコや凰商事など、様々なパートナーと連携し、調剤薬局の経営支援に繋がるソリューションの提供や、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、業務が多忙となっている介護施設の支援に繋がるサービスの開発などを検討していきます。

 

                                           以上

 

 

 

【参考情報】

サブスクリプション型サービス「TRORINPA」特設サイト

URL:https://info.trorinpa.com/(4月4日開設)

 

 

1.「とろみサーバー」について

 ボタン操作で誰でも簡単に、3段階の粘度のとろみ飲料を

 作ることができます。また、「1杯取り」と「まとめ取り」の両方を

 提供できるのは、凰商事のとろみサーバーだけです。

          

 

 ■1杯当たり13秒注1でとろみ飲料を作ることができます

  注1 COLD・中間の粘度・120ml抽出時

 ■誰でも均質のとろみ飲料を作ることができます

 ■とろみなし飲料も抽出でき、施設職員用の

  ドリンクサーバーとして福利厚生にも活用することができます

    

 

2.「サーバー用パウダー原料」について

 HOTでもCOLDでも飲めるパウダーを全7種類の中から

 3種類を選べます。

      

 ※パッケージは2022年3月現在のものです

 

 

3.「とろみ調整食品」について

 とろみ調整食品トップシェア注1の「つるりんこQuickly」です。

 注12018年度とろみ調整区分/(株)シード・プランニング調べ

 ■無味無臭で透明感のあるとろみ飲料を作ることができます

 ■2020年 12 月に消費者庁から「特別用途食品 えん下困難者用食品

  とろみ調整用食品」の表示許可を取得しました

          

 

 

 

【お問い合わせ先】

・介護施設の方

 TRORINPA問い合わせ窓口(平日9時~17時)  TEL:03-4335-0510(4月4日開設)

・調剤薬局/医療機関の方

 アルフレッサの営業担当者にお問い合わせください。

・一般の方

 アルフレッサ ホールディングス株式会社 

 コーポレートコミュニケーション部  TEL:03-5219-5102

 ヤマト運輸株式会社

 コーポレートコミュニケーション部  TEL: 03-3541-3411

 株式会社クリニコ

 営業本部 営業サポートグループ  TEL: 03-3793-4101

 凰商事株式会社

 営業本部  TEL: 03-5367-6967

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

サービスロゴ

サービスイメージ

全体スキーム

TRORINPAサーバー

サーバー用パウダー原料

キャンペーン

とろみ調整食品

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