全国「道の駅LOVEWalker ビジョン」の試験運用を開始

〜KADOKAWAグループと共同で、道の駅に動画コンテンツを一斉配信〜

2022/4/21 15:00

令和４年４月２１日

一般社団法人全国道の駅連絡会

　一般社団法人全国道の駅連絡会（会長石井裕）は「道の駅の日」である４月２２日より、KADOKAWAグループの株式会社角川アスキー総合研究所（代表取締役社長加瀬典子）との共同事業として、全国の道の駅に設置されている大型LEDサイネージや液晶ディスプレイに地域の防災情報や企業等の広告、各種のコンテンツを全国一斉にネットで配信するサービス「道の駅LOVEWalker ビジョン」の試験運用を開始します。

道の駅「玉村宿」（群馬県玉村町）　道の駅「北はりまエコミュージアム」（兵庫県西脇市）

　全国道の駅連絡会はこれまで、特定賛助会員企業であるLDjapan株式会社と共同で全国１２の道の駅に100～200インチの大型LEDサイネージを設置し、災害の発生時における緊急情報の発信など防災機能を提供するとともに地域の観光情報や地元企業の広告の放映など、デジタルサイネージを活用した道の駅の活性化と収益事業化の実証実験を行ってきました。その結果、地域に限定した運営では、コンテンツに量的な不足が生じる一方、全国展開を行う企業や団体からは道の駅の利用者に対し一斉に情報発信を行うことへのニーズがあることがわかりました。

　こうしたことから、当連絡会と角川アスキー総合研究所（特定賛助会員）は共同で、全国の道の駅に設置されている大型LEDサイネージや液晶ディスプレイモニターをネットで接続し　様々な動画コンテンツを全国一斉に配信・放映するサービス「道の駅LOVEWalker ビジョン」の試験運用を開始することとしました。本サービスは、地域発のコンテンツと時間帯を分けて放映し、道の駅の利用者へのサービス向上と広告収入による道の駅の新たなる収益源の創出を目指すもので、今後も連携する道の駅の数を拡大する計画です。

　「道の駅LOVEWalker ビジョン」は、平日・休日ともに朝から夕方までの時間帯に地域枠と入れ替わり全８回を放映します。放映コンテンツは、地域防災情報「City Watch」、企業・団体の広告、KADOKAWAグループが提供する各種コンテンツで構成されます。

　また「City Watch」では特別提供枠（ロゴ表示有）を2枠、広告枠では30秒尺（計24回放映）を10枠設け、本事業の収益は参加の各道の駅に配分します。

　今回発表の事業概要は以下のとおりです。

・事業主体：株式会社角川アスキー総合研究所

・事務局：一般社団法人全国道の駅連絡会

・サービス名：道の駅LOVEWalker ビジョン

・運用開始：令和4年4月22日（金）～

・実施場所：大型LEDサイネージ設置の12駅および液晶ディスプレイ設置の1駅

　　　　　　＜大型LEDサイネージ設置の道の駅＞

　　　　　　 ①道の駅「マオイの丘公園」【北海道夕張郡長沼町】

　　　　　　 ②道の駅「遠野風の丘」【岩手県遠野市】

　　　　　　 ③道の駅「上品の郷」【宮城県石巻市】