【参加費無料】「化学物質の安全性評価技術」に関する国際ワークショップ (6月20日、21日開催)
~最新技術について日欧米の産学官関係者が議論~
一般社団法人 日本化学工業協会(会長:森川 宏平[昭和電工㈱ 代表取締役会長]、以下「日化協」)および独立行政法人 製品評価技術基盤機構(理事長:長谷川 史彦、以下「NITE」)は、化学物質がヒトの健康や環境に及ぼす影響に関する最新の研究成果とその規制利用に関する国際化学工業協会協議会(ICCA)のワークショップ「ICCA-LRI and NITE Workshop」を開催いたします。
【ICCA-LRI and NITE Workshop 開催概要】
Webサイト : https://cvent.me/o753y8
期間:2022年6月20日(月曜日)~21日(火曜日)
場所:ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテル(オンラインとのハイブリッド形式)
参加登録:Webサイトで6月8日までオンライン参加登録を受付中(参加費は無料)
*現地参加登録受付は終了いたしました。
対象者:企業や大学等で化学物質の安全評価技術に携わっている方または安全評価技術の利活用に興味がある方
※1 ICCA:International Council of Chemical Associations
※2 LRI (Long-range Research Initiative):化学物質がヒトの健康や環境に及ぼす影響に関する研究の長期的支援活動(https://www.j-lri.org/001-1_1.html)
【プログラム】
2022年6月20日(月)
開会挨拶 12:40
Hideo Shindo (Director General, JCIA)
Fumihiko Hasegawa (President, NITE)
セッション1 13:00-15:00
LRI活動の説明および日欧米3極のNAMs*3活用に向けた取り組み
Kathleen Plotzke, American Chemistry Council (ACC)/Dow, USA
Mitsuho Miyahara, Chemical Management Policy Division, METI, Japan
Russell Thomas, Center for Computational Toxicology and Exposure, USEPA
Elisabet Berggren, Joint Research Centre (JRC), European Commission
セッション2 15:30-18:15
NAMs開発に関する最新の研究成果の紹介( ポスタープレゼンテーション)
※NAMs (New Approach Methods):動物実験を主体とした従来の化学物質安全性評価方法に対し、近年の科学技術の進歩を反映した新しい安全性評価手法を指す(細胞を用いた試験やコンピュータ予測等を活用)
2022年6月21日(火)
※21日のみ英語の同時通訳対応。各演題名はWebサイトでもご確認下さい。
アジェンダ紹介 08:30-08:40
セッション3 08:40-10:40
<反復投与毒性、複雑な毒性を予測・評価するためのNAMsの開発>
Development of safety prediction system (AI-SHIPS) for industrial chemical compound
using AI by METI
Kimito Funatsu, Data Science Center, Nara Institute of Science and Technology, Japan
An in vitro battery for developmental neurotoxicity evaluation: from basic science to a regulatory paradigm shift in 21st century Toxicology
Ellen Fritsche, University of Dusseldorf, Germany
Internal Threshold of Toxicological Concern (iTTC): Where We Are Today and What Is Possiblein the Near Future
Corie Ellison, The Procter & Gamble Company, USA
Potential use of in silico methods for the ecological risk assessment in the chemicalmanagement in Japan
Hiroshi Yamamoto, National Institute for Environmental Studies (NIES), Japan
セッション4 11:00-13:00
<内部および外部ばく露評価のためのNAMsの開発>
Practical Use of Toxicokinetics Information for a Read-Across of Repeated Dose Toxicity- A Case Study Using Halogenated Aliphatic Compounds Hepatoxicity Category -
Shino Kuwa, National Institute of Technology and Evaluation (NITE), Japan
A case study of human risk assessment of a substance using a PBPK modeling technique
Jun Abe, Sumitomo Chemical Co., Ltd., Japan
In Vitro Data To Parameterise PBPK Models For Inhalation Exposure (Cefic LRI project B21)
Katharina Schwarz, Fraunhofer Institute for Toxicology and Experimental Medicine (ITEM), Germany
Development and Evaluation of a Holistic and Mechanistic Modeling Framework for Chemical
Emissions, Fate, Exposure, and Risk
Jon Arnot, Arnot Research & Consulting, USA
セッション 5 14:15-16:15
<リスク評価向上への挑戦:NAMsを使った定量的リスク評価 >
Integrating New Approach Methodologies into Quantitative Risk Assessments
Leslie Recio, ScitoVation LLC, USA
Evaluating the human relevance of chemically induced liver tumors in rodents- Quantitative risk assessment based on the mode of action -
Satoki Fukunaga, Sumitomo Chemical Co., Ltd., Japan
Chemical Risk Assessment: Formaldehyde as a Case Example
James Sherman, Celanese Corporation, USA
Opportunities for NAMs in an EU regulatory context
Carl Westmoreland, Unilever, UK
まとめ:Take-home messages 16:20-16:35
閉会挨拶 16:35-16:45
一般社団法人 日本化学工業協会の概要
日本化学工業協会(JCIA)は、化学工業に関する生産、流通、消費などの調査・研究ならびに化学工業に関する技術、労働、環境、安全などに係る諸問題の調査・研究ならびに対策の企画およびその推進などを行うことにより、化学工業の健全な発展を図り、もってわが国経済の繁栄と国民生活の向上に寄与することを目的としています。https://www.nikkakyo.org/また、日化協では、ICCAの下、化学物質が人の健康や環境に及ぼす影響に関する研究に対する長期的な支援活動(LRI)をACC(米国化学工業協会)、Cefic(欧州化学工業連盟)と共に推進しております。
https://www.j-lri.org/index.html
独立行政法人 製品評価技術基盤機構化学物質管理センターの概要
NITE化学物質管理センターは、「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)」および、「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(化管法)」の施行を技術的な側面から支援しています。また、「化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律(化学兵器禁止法)」に基づく立入検査や国際査察への立会い業務を行っています。加えて、化学物質のリスクに関する有害性等の情報を収集整理し提供しています。
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 独立行政法人製品評価技術基盤機構
- 所在地 東京都
- 業種 政府・官公庁
- URL https://www.nite.go.jp/
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