電通プロモーションプラス、フェズとの業務提携によりリテールDXを強化

-リテールメディアを活用した、店頭での顧客体験価値向上-

2022.11.10

 電通プロモーションプラス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:湯川 昌明、以下「電通プロモーションプラス」)は、リテールテックを推進する株式会社フェズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:伊丹 順平、以下「フェズ」)と業務提携契約を締結し、購買データを活用した店頭販促における新規サービス開発や集客広告と店頭の連動強化など、リテールDX支援を推進してまいります。

なお、当社の持株会社である株式会社電通グループ(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員CEO:五十嵐 博)はフェズに出資しており、電通グループとしては資本業務提携として同社と緊密に連携していきます。


 消費行動の変化や顧客ニーズの多様化により、小売事業者やメーカーでは顧客体験価値を高める効果的な施策が求められ、これまで以上にデータに基づく販売戦略の立案や実行、効果検証の必要性が高まっています。特に、日用品や消費財メーカーにおいては、“小売事業者の購買データを活用したリテールメディア施策”として、認知から購買、効果検証まで、データでつなげる店頭連動広告施策の需要が大きく拡大しています。 リテールメディアの活用は、メーカーにとって、従来は把握できなかったテレビやデジタル広告の販売貢献度を可視化でき、広告販促費の最適化が可能となります。また小売事業者のオウンドメディアを活用することで、フルファネルでの1to1コミュニケーションが実現できるなど、リテールメディアは リテールDXソリューションとして期待されております。

 

 電通プロモーションプラスは、CX(顧客体験)を軸にデジタル・リアル統合型の販促ソリューションのサービスを開発・提供しており、購買データを活用したショッパーインサイトの分析・店舗運営コンサルタント業務や、1to1コミュニケーションを実現するCRMソリューションの導入・運用など、販促CXを軸に購買前後の生活者体験をデザインするソリューションを開発し、リテールDXを推進しています。

 フェズは、「情報と商品と売場を科学し、リテール産業の新たな常識をつくる。」をビジョンに掲げるリテールテック企業で、複数の大手小売事業者とパートナーシップを組んでおり、約1億ID分のID-POS※と連携しています。このデータを活用した国内最大級のリテールデータプラットフォーム「Urumo(ウルモ)」を開発・提供し、情報(広告)×商品(販促)×売場(店頭)のソリューションを通じて、リテールDXの推進に取り組んでいます。

 

 本提携により、電通プロモーションプラスは、リテールメディアを実現する約1億ID分の購買※データ基盤を活用し、購買を起点とした統合マーケティング・コミュニケーションの提供やメディアプランニング、テレビ広告・番組連動施策の販売貢献度の可視化など、リアルタイムPDCAの提供によるプロモーションの最適化を図っていきます。また、店頭連動した高度な広告販促プロダクトの開発を提供することで、リテールDX支援を強化してまいります。

 

※ID-POSは、各小売事業者様より許諾を得た際に利用が可能です。

 

【株式会社フェズについて】

・会社名:株式会社フェズ

・代表取締役:伊丹 順平

・設立:2015年12月3日

・従業員数:131名(2022年11月1日現在)

・事業内容:リテールテック事業(リテール業界のデジタルトランスフォーメーションに関する事業)等

・本社所在地:東京都千代田区神田紺屋町15番地 グランファースト神田紺屋町3F

・資本金:1,009百万円(2022年10月末現在)

・URL:https://fez-inc.jp/

 

 

電通プロモーションプラスは、販促ソリューション業務の強化を図るため、本年4月にグループの再編を行い、電通テックより社名を変更いたしました。

これまで販促領域で競争力を築いてきた販促施策のプランニングやプロデュース機能に加えて、成長するリテール領域における販促DX支援、コマースやオウンドメディアを起点としたデジタル施策の運用支援、最先端のテクノロジー技術やクリエイティブ力で最高のエクスペリエンスを創出するCXデザインなど 、統合的なソリューションの提案から実施・運用支援を強化し、販促ソリューションのNo.1パートナーを目指します。

 

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