第18回ICIFが深センで開幕し、世界の文化協力を追求
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【深セン(中国)2022年12月29日新華社=共同通信JBN】第18回China (Shenzhen) International Cultural Industries Fair(ICIF、中国(深セン)国際文化産業フェア)が2022年12月28日に開幕した。今年のICIFはオフラインでの開催が主体だが、オンライン展示も同時補完的に行われる。政府代表団、文化機関、企業など2500人以上が会場に足を運び、800の機関や企業がオンラインブースを設置すると予想されている。
ICIFはGlobal Association of the Exhibition Industry(UFI、国際見本市連盟)に認められた中国で初の文化フェアである。2004年に深センで開催されて以来、このフェアは展示規模、観客動員数、国際化のレベルともに増加し続けている。深セン市人民政府(Shenzhen Municipal People's Government)によると、ICIFは現在では中国の文化産業発展の重要なエンジンとなり、中国文化を世界に広める重要なプラットフォームおよび窓口として発展している。
統計によると、毎年、ICIFには国内外の文化・クリエーティブ産業の10万社以上が出展し、4000以上の文化投資と融資プロジェクトがこのフェアで展示・取引されている。本イベントに参加することで、非常に多くの海外の優秀な企業や機関が市場を拡大し、協力と発展のための新たなチャンスを見出すことに成功している。
注目点としては、今年のCloud ICIF(クラウド版ICIF)には国際展示場が設置され、世界30カ国・地域から合計300の海外文化機関・企業がオンラインフェアに招待された。国内外の文化製品やプロジェクトがオンラインプラットフォームで展示され、中国と一帯一路諸国との文化交流と貿易を促進し、文化貿易の国際ネットワークを拡大することが特に強調されている。
Canada China Art-Tech(CCAT)の創設者兼ディレクターのMiao Song氏は、カナダのパートナーであるTelefilm Canada、コンコルディア大学、The 7 Fingersと共に参加した。Miao Song氏は「ICIFへの参加は今回で4回目である。今年は参加国が増え、展示内容もより多様化している。その中でも特に、私はテクノロジーカルチャーの製品に感銘を受けている」と述べた。
CCATはなぜこの博覧会に参加するのかという質問に対し、中国の文化産業の成長を支援し、中国の文化製品が世界の観客に届くよう援助するという点において、CCATはICIFと多くの核心的価値を共有しているとSongディレクターは考えている。Song氏はさらに「CCATの展示は科学技術、芸術、学術、人文など多様であり、ICIFの高品質で多様な総合展示方法とマッチしている」と付言した。
さらに、このフェアは海外からの投資と出展者を誘致するための新たな道を開き、それによってより多くの国内外の文化機関や企業を巻き込み、出展者が中国の「双循環」の発展パターンへの統合を加速し、新たな市場を開拓できるよう支援している。本フェアは国際調達、投資促進、人から人の交流、オープンな協力のための大規模な文化的プラットフォームになるだろう。フランス、ドイツ、パキスタンなど108の国と地域から、合計1万931のバイヤーがこのオンラインフェアに登録した。
在広州ウガンダ共和国総領事館のJUDYTH NSABABERA大使は次のように述べた。「今年、われわれは第18回ICIFにオンラインとオフラインで参加できることを光栄に思っている。今回の交流を通じて、ICIFのような優れたプラットフォームでアフリカの文化、製品、プロジェクトを紹介することができ、また、このICIFを通じて、中国とウガンダの文化産業の発展がより高いレベルに達することも期待している」
ICIFは国家レベルの文化産業国際総合フェアとして、これまでに17回開催されてきた。ICIFは、深セン市だけでなく全国の文化産業の発展を促進した。このフェアは、いまや深センの経済、社会、文化の発展における成果を示す代表的なイベントであり、この成長する大都市へと続く重要な窓口になった。現在、深センの文化産業の付加価値は2500万元を超え、同市のGDPの8%以上を占めている。
Song Miaoディレクターは次のように述べた。「深センは包括力のある国際都市であり、開放の先駆者である。多くのハイテク企業と巨大な市場を有し、外国からの投資も堅調に伸び、グローバル化する企業の数と規模は一貫した増加を示している。CCATは映画製作、映画関連活動、技術開発、プロジェクトベンチャーキャピタル投資において深センの企業や機関とさらに協力し、共に利益のある結果を出したいと考えている。また、われわれはこのような協力を後押ししてくれるICIFの積極的な役割に心から感謝し、全幅の信頼を寄せるものである」
ソース:Shenzhen Municipal People's Government
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