マハラシュトラ州と和歌山県が覚書更新式で協力関係10年を祝賀

MTDC(マハラシュトラ州観光開発公社)

AsiaNet 99548 (0113)

 

【ムンバイ(インド)2023年2月9日PR Newswire=共同通信JBN】Maharashtra Tourism Development Corporation(マハラシュトラ州観光開発公社、MTDC)とマハラシュトラ州政府は9日、マハラシュトラ州と和歌山県が10年間の友好関係を終え、協力関係を更新したと発表した。エクナート・シンデ(Eknath Shinde)マハラシュトラ州首相は2月3日金曜日、和歌山県の岸本周平知事と覚書(MoU)を更新し、Devendra Fadnavisマハラシュトラ州副首相、Mangal Prabhat Lodha観光・スキル開発&起業家精神・女性&児童開発相、その他の高官が臨席した。

 

覚書更新の調印式には、和歌山県職員、貿易・事業者、相撲・レスリング選手ら58人の代表が参列した。特別イベントは、マハラシュトラ州のクシュティーと和歌山県の相撲にも脚光を当てた。両者の覚書は2028年10月まで、今後5年間更新された。

 

イベントは代表団を歓迎し、両者の関係を紹介するSaurabh Vijayマハラシュトラ州観光局首席秘書官の開会の辞で始まった。

 

式典であいさつしたエクナート・シンデ州首相は「われわれはマハラシュトラ州と日本の和歌山県の友好関係10年を迎えており、これは幸先の良い出来事である。観光、農産業、食品加工、共通の関心を持つその他分野でアイデアを交換する相互理解・学習による関係強化を期待している」と語った。

 

Devendra Fadnavis州副首相はあいさつで「マハラシュトラ州と日本の和歌山県の友好関係は10年で花開いた。私はそれを間近に見ることができて幸運に思う。ババサーヒブ・アンベードカル(Babasaheb Ambedkar)博士の銅像が和歌山県の高野山大学に建てられたことは光栄である。われわれは常に異文化関係と協力の総体的開発に焦点を当てている」と強調した。

 

和歌山県の岸本周平知事はマハラシュトラ州と和歌山県の10年の協力関係を強調して「マハラシュトラ州との強力な友好関係10年を祝うこの覚書更新式に参加できて喜んでいる。マハラシュトラ州と和歌山県の友好関係は2013年に始まり、それから両者の関係は強力になった。和歌山県の高野山大学にババサーヒブ・アンベードカル博士の銅像があることはわれわれの名誉である。われわれは式の間、双方の『クシュティー』と『相撲』の伝統的勝負を目にした。スポーツでも同様に絆の強化に期待したい」と述べた。

 

Mangal Prabhat Lodha州観光・スキル開発&起業家精神・女性&児童開発相はマハラシュトラ州観光部門の可能性に言及し「マハラシュトラ州と和歌山県の協力関係の一環として、過去10年に数件のイニシアチブが実施され、マハラシュトラ州の観光を含む各部門に貢献した。数ある中で最も注目されるのは、和歌山県の高野山大学にババサーヒブ・アンベードカル博士の銅像が設置され、関係深化を示していることである」と語った。

 

Devendra Fadnavis州副首相は2015年、ババサーヒブ・アンベードカル博士銅像除幕式のため和歌山県を、観光ロードショー、業界・ビジネス会合で東京、大阪を訪問した。銀座スクエアでのマハラシュトリアン文化プログラムも和歌山の協力で開催された。

 

MTDCは常に基幹組織として友好関係を促進している。10年にわたり、MTDCと和歌山県の熱意で多くの観光プロジェクトが実施された。マハラシュトラ州公務員に対する研修、MTDCとASI向けの日本式おもてなしトレーニング、学童のための遺跡教育、日本語ガイドトレーニング、和歌山県の本宮ビジターセンターとアウランガーバード近くのアジャンタビジターセンターの覚書、高野山大学とババサーヒブ・アンベードカル博士大学の覚書などで、東京にはMTDC案内所が開設され、アウランガーバードとムンバイにはMTDCの下で和歌山県オフィスができて、県職員が配属された。交流プログラムで旅行代理店向けの習熟ツアーが行われ、マハラシュトラ州旅行代理店が和歌山県を訪れ、和歌山県旅行代理店がマハラシュトラ州を訪問し、観光プロモーションショーに参加している。

 

覚書は双方の良好な関係、異文化理解、観光振興、最良事例トレーニング、一般的協力関係に役立っており、日本がインドの州と結んだ最も成功した覚書と評価されている。

 

イベントはShraddha Joshi Sharma MTDCマネジングディレクターの謝意表明で閉幕した。

 

クシュティーと相撲のデモ試合がイベントの呼び物になった。

 

▽MTDC(マハラシュトラ州観光開発公社)について

責任ある政府機関のMTDCはマハラシュトラ州の観光振興に専念し、州内各地の一流リゾートやレストラン多数を運営している。興味を引くツアーパッケージとともに、遺跡ウオーク、アドベンチャーアクティビティー、水中スポーツを盛り込み、この州の豊かさを最大限探究できる機会を与えている。マハラシュトラ州の文化遺産を活用するMTDCのリゾートは、素晴らしい眺めの快適な客室、各種郷土料理の調理とサービスを得意とするレストランでよく知られている。環境保全に大いなる誇りを持つそのチームは、地元住民に雇用機会を与え、顧客全員に楽しい体験を提供する取り組みに加わるよう彼らを奨励して、リゾートを運営している。

 

Photo: https://mma.prnewswire.com/media/1998423/MoU_renewal_signing.jpg

 

ソース:Maharashtra Tourism Development Corporation(MTDC)

 

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