電通グループ、スペインのコンサルティング会社 「オメガ社」買収により、マークル社のCXM領域を強化
2023年2月13日
株式会社 電通グループ
代表取締役社長CEO 五十嵐 博
(東証プライム市場 証券コード:4324)
電通グループ、スペインのコンサルティング会社 「オメガ社」買収により、マークル社の顧客体験マネジメント領域を強化
株式会社電通グループ(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:五十嵐 博、資本金:746億981万円、以下「当社」)は、インターナショナル・マーケット(海外市場)においてテクノロジーを活用したデータ分析および顧客体験マネジメント(CXM)※1領域をけん引するMerkle(以下「マークル社」)を通じて、スペインのCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)コンサルティング会社であるOmega CRM Consulting(本社:スペイン マドリード州、CEO:David García Fuentes、以下「オメガ社」)の株式100%を取得しました。
2002年設立のオメガ社は、独立系のエージェンシーとしてスペイン最大のSalesforceパートナー企業です。約550名のエキスパートを抱え、マドリード本社を含むスペイン国内に10カ所とフランス・パリにオフィスを擁しています。主な事業内容は、医療、小売、教育、製造業など多岐にわたる顧客企業へのSalesforceプロダクトのCRMコンサルティング・サービスの提供であり、2022年度の収益は前年比50%以上の成長となる見込みです。
本買収により、オメガ社がマークル社の傘下に加わることで、オメガ社の強みであるCRMコンサルティングのノウハウとマークル社の強みであるデータマーケティングの連携を加速させ、マークル社のスペインにおけるSalesforce関連サービスの更なる強化を図ります。
さらに、これにより当社グループ内での、Salesforceのトレーニングを受けたスタッフの数は2,000人以上、Salesforce認定資格数は5,000人以上になる予定です。
また、2022年12月14日発表の豪州「Aware Services(アウェア・サービス社)」買収※2に続き、本買収も、事業変革の指標として掲げる、連結売上総利益におけるカスタマートランスフォーメーション&テクノロジー(CT&T)※3構成比率拡大に貢献します。当社グループは今後も、同領域へリソースや投資を集中させていくことで、事業変革と持続的な成長を実現していきます。
なお、本件が当社グループの2023年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。
【Omega CRM Consulting社の概要】
正式社名:Omega Customer Relationship Management Consulting, S.L.
本社所在地:スペイン マドリード州
設立:2002年
株主構成:株式取得後、マークル社100%
代表者:David García Fuentes(CEO)
従業員数:約550名
事業内容:SalesforceプロダクトのCRMコンサルティング・サービス
※1:CXM:Customer Experience Management(顧客体験マネジメント)を指します。
※2:豪州の「アウェア・サービス社」買収のリリースは以下のURLよりご覧ください。
https://www.group.dentsu.com/jp/news/release/000882.html
※3:当社グループにおけるマーケティング・テクノロジー、カスタマーエクスペリエンスマネジメント、コマース、システム・インテグレーション、トランスフォーメーション&グロース戦略などの事業で構成される高成長領域。
以 上
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