ZTEがMWC 2023でオールシナリオのUniSiteソリューションと製品シリーズを発表
ZTEがMWC 2023でオールシナリオのUniSite
ソリューションと製品シリーズを発表
AsiaNet 99625 (0158)
【バルセロナ(スペイン)2023年3月2日PR Newswire=共同通信JBN】
*極めてシンプルで高効率なオールバンドコラボレート5Gネットワークを事業者が構築するのを支援
*デジタル経済を刺激する究極の5Gネットワークを最も低いTCOで構築するために事業者を支援
情報通信技術(ICT)ソリューションの世界的大手プロバイダーであるZTE Corporation(0763.HK / 000063.SZ)は、スペインのバルセロナで開催中のMobile World Congress(MWC)で、オールシナリオ5G UniSiteソリューションと一連の業界最高水準の革新的製品をリリースした。事業者による極めてシンプルで高効率なオールバンドコラボレートの未来志向の5Gネットワーク構築を支援するのが目的だ。
▽最もシンプルなサイトソリューションを実現する独自の12TRトライセクターUltra Broadband Radio(UBR)
世界的に5Gの商用化が急ピッチで進む中、既存のFDDバンドは5Gへの進化を加速させている。しかし、高度に細分化された周波数帯という要因によって、大量の無線機、限られたタワースペース、高い運用・保守(O&M)コストなど、多くの課題を抱えている。
ZTEの12TR UBRは、1.8GHzと2.1GHz、トライセクターを1つのボックスに統合し、12×120Wの超高出力で、既存のRATの体験と5Gへの進化の両方を保証する業界唯一のものだ。
12TR UBRを低周波トライセクターの6TR UBRと連携した場合、2つの無線ユニットだけで5つのFDDバンドをサポートし、サイトソリューションが大幅に簡素化される。従来のソリューションと比較して、電力消費を30%削減することができる。また、既存のアンテナ、電源モジュール、バッテリーなどのインフラを最大限に再利用できるため、さらなるTCOの削減が可能になる。
▽RAN共有のためのシリアル高出力UBR
5G時代では、RAN共有がより多くの事業者にとって最も経済的に実現可能な選択肢となっている。ZTEのシリアルUBR製品は、マルチバンド、高出力、RAN共有による容易な導入の要件を満たすことができる。
シリアルUBR製品は、Sub-3GHzとSub-1GHzの複数の周波数帯の組み合わせと、4×120Wから4×180Wまでの多様な送信電力をサポートしている。また、必要に応じて異なる周波数帯域で電力リソースを共有することも可能だ。
これらの製品のうち、1.8GHz+2.1GHz+2.6GHzのトライバンドUBRは、業界最大の4×180Wの送信電力を提供し、複数の事業者のRAN共有に柔軟に対応している。また、業界でも独自の900MHz+1.8GHz+2.1GHzのトライバンドUBRは、最も広く使われているFDD 3バンドを統合し最小限のタワースペースを実現している。
▽将来の超大容量に対応した128TR超大型アンテナアレーAAU
人口の密集した都市における将来の超大容量の需要に向けてZTEは、Sub-6GHz帯域の超大容量アンテナアレーAAUを発表した。これにより、トランシーバーのチャンネル数を従来の64TRから128TRに倍増し、関連するアンテナ素子数を192から384に倍増して、カバレッジ増加と容量増加を実現する。
アーキテクチャーとアルゴリズムのイノベーションにより、128TR AAUは人口の密集した都市のカバレッジを3dB向上させることができる。さらに重要なことに、ダウンリンク32データストリームとアップリンク24データストリームが可能になる。そのため、セルのピークスループットは10Gbpsに到達可能で、セルの平均スループットとエッジユーザー体験も大幅に向上させることができる。
▽mmWaveの超大容量帯域AAUとMiCellでより多くのシナリオを実現
ZTEは、トラフィックホットスポット、サイト無線バックホール、企業や家庭の固定無線アクセス(FWA)向けに、最大25Gbpsのピークスループットを実現する1.6GHz超広帯域のmmWave 8T8R AAUを発表した。さらに、この製品は2つの4T4Rセルに柔軟に分割することができ、同じ敷地内でより多くのアプリケーションを追加することができる。
MiCellはZTEの革新的なmmWave分散型マイクロセルソリューションで、RFヘッドあたり4Gbpsのスループットを実現できる。このソリューションは、スタジアム、展示会、交通ハブなどの超高速トラフィック需要に対応し、スマート工場などのB2Bシナリオにおける超大容量、低遅延、高信頼性についての多様なアプリケーション要件に柔軟に適応することができる。
MiCellの革新的なアーキテクチャー設計により、中間周波数(IF)モジュールをRFヘッドからBBUに移動させ、IFリソースのプーリングを実現し、すべてのRFヘッドで動的に共有することが可能だ。このアーキテクチャーにより、RFヘッドの複雑さを最小限に抑え、小型・軽量化を実現し、電力消費も大幅に削減することができる。以上のようなイノベーションにより、MiCellは柔軟で効率的な導入と、需要に応じた円滑なカバレッジの拡大を実現する。
▽iEasylinkのマルチバンドバックホールとMBSで信頼性と距離を向上
ZTEは、iEasylinkマイクロ波ソリューションの新しいメンバーとして、超小型のマルチバンド(1×Eバンドと4×ノーマルバンド)完全屋外ユニットNR9961とミリ波ビーム安定化(MBS)付きマルチバンドアンテナ(3バンド一体型)を発表してきた。このソリューションは、最もシンプルなハードウエアで、より信頼性の高い10Gbpsのリンクを提供し、設置やアンテナ調整の作業負荷を67%まで大幅に簡素化する。従来のアンテナに比べ、MBSはEバンドリンクの距離を効率的に最大50%改善することができる。さらに、NR9000シリーズのモジュール型IDUでは、4つのIFインターフェースを統合したモデムカードも利用でき、消費電力を50%削減し、ラックの利用を向上させることができる。
5Gエコシステムの発展により、5Gによる接続やサービスが増え、ネットワークの進化を継続的に推進するだろう。ZTEのオールシナリオUniSiteソリューションは、事業者がデジタル経済を刺激する究極の5Gネットワークを最も低いTCOで構築するのを支援する。
▽メディア問い合わせ先
ZTE Corporation Communications
Email: ZTE.press.release@zte.com.cn
ソース:ZTE Corporation
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(画像説明:ZTEがMWC 2023でオールシナリオのUniSiteソリューションと製品シリーズを発表)
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