業界初※ カーボンリサイクル型のビニル壁紙『e-タン クロス』
製造時にCO2を製品内部に吸収・固定化した壁紙を開発
2023年4月20日
アキレス株式会社
業界初※製造時にCO2を製品内部に吸収・固定化した壁紙を開発 カーボンリサイクル型のビニル壁紙『e-(イー)タン クロス』
アキレス株式会社(本社:東京都新宿区、社長:日景一郎)は、新製法によりCO2(二酸化炭素)を製品内部に吸収・固定化した、カーボンリサイクル型のビニル壁紙を業界で初めて開発しました。
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、幅広い業界・分野でCO2排出量削減に向けた取り組みが進められています。当社としても環境配慮型技術・製品の開発を推進し、日常の業務活動においてもCO2削減の取り組みを進めています。その中で今回、ビニル壁紙の製造において通常用いられる鉱山由来の天然炭酸カルシウムに替えて、大気中に排出される排ガス中のCO2を固定化した合成炭酸カルシウムを配合し、当社従来品と変わらない物性や機能を実現する新製法を確立しました。本製法によるビニル壁紙(特許出願済)では製品重量の約10%が排ガス中のCO2を固定化したものとなります。内装材として業界で初めてとなるカーボンリサイクル型のビニル壁紙として、『e-タン クロス』(商標登録出願済)の製品名で2023年中に提供を開始する予定です。
当社は本製法を活かし、新たな製品開発や用途拡大を図り、カーボンニュートラルの実現に貢献していきます。
写真:カーボンリサイクル型ビニル壁紙『e-タン クロス』
※ビニル壁紙製品として内装材業界初(2023年3月末時点、当社調べ)。
今回発表の概要
■ビニル壁紙にCO2を閉じ込める新製法を確立
天然炭酸カルシウムに替えて、大気中に排出される排ガス中のCO2を固定化した合成炭酸カルシウムを配合する製法を新たに確立。ビニル壁紙製品重量の約10%がCO2を固定化したものです。
■従来製品と同等の物性、機能を発揮
新製法によりCO2を製品内部に固定化したカーボンリサイクル型のビニル壁紙を内装材業界で初めて実現しました。
■『e-タン クロス』の製品名で提供予定
本製品は2023年中に提供を開始する予定です。
アキレス株式会社 〒169‐8885 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー https://www.achilles.jp/
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 アキレス株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 化学
- URL https://www.achilles.jp/
過去に配信したプレスリリース
ガラス基板への高密着めっき形成技術を開発 次世代半導体の製造などに向けた新技術
12/6 14:00
遮水材保護や盛土補強など多様な土木工事に対応『アキレス不織布マット』12月2日より全国で発売開始
11/21 14:00
北海道美唄市とアキレスが災害時における協定を締結 避難所等で使用する資機材を供給
7/9 14:00
ヒートストレスから家畜を守る 軽量・高性能の農畜産用断熱材 『コープランPP』(天井用)
5/13 14:00
土壌消毒用生分解性マルチフィルム『ビオフレックスマルチGM』
2/26 14:00
滋賀第二工場に新生産ラインを増設
1/31 14:00
「導電性表皮材」を新しい「センチュリー」に供給
2023/10/5