千葉商科大学が「フェアトレード大学」に認定
国内で5大学目!大学全体でフェアトレードを推進
千葉商科大学(所在地:市川市国府台 学長:原科幸彦)は、4月25日に日本で5番目となる「フェアトレード大学※」に認定されました。
本学では、CUCエシカル学生クラブ(2020年7月設立)を中心に学内外でイベントや展示を実施、大学生協での商品導入を働きかけるなどフェアトレードの啓発活動を行ってきました。また、「千葉商科大学フェアトレード憲章」を定め、学食などでのフェアトレード商品の販売、フェアトレード認証ボールを購入して講義で使用するなど、学生と大学が一体となってフェアトレードの理解浸透に取り組んできました。
今回の認定にあたって、一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム(所在地:渋谷区神宮前 代表理事:原田さとみ)の認定委員が3月10日に現地調査を実施。CUCエシカル学生クラブの学生をはじめ、教職員や学食関係者などを対象に調査をした結果、大学全体のフェアトレード普及啓発への取り組みが日本の「フェアトレード大学基準」を満たしていると認められました。
認定証
本学における主なフェアトレードの取り組み
・学生企画カフェなどによるフェアトレード商品の販売
・フェアトレード憲章の策定
・体育の講義でのフェアトレード認証ボールの購入・使用
・CUCエシカル学生クラブによるフェアトレードに関する映画上映会、商品展示会などの実施
・学生食堂「The University DINING」でのフェアトレード商品(コーヒー、ドリンキングチョコレート)の販売
・大学生協でのフェアトレード商品(チョコレート、クッキー、マイバッグなど)の販売
・CUC公開講座などでの講義の実施
・本学オウンドメディア「MIRAI Times」でのフェアトレードに関する情報発信
千葉商科大学 原科幸彦学長メッセージ
フェアトレード大学に認定されたことは、本学にとって大きな喜びです。なぜなら、本学の建学の精神は「商業道徳の涵養」で、フェアな商いを行う人材の育成は本学の教育の原点です。本学はこの建学の精神を基礎にフェアトレード憲章を定めています。
本学ではこの考えのもと、学長プロジェクトによりさまざまな活動を行っていますが、「CUCエシカル学生クラブ」はその代表例で、彼らに大いに期待しています。もちろん、学生だけでなく教職員も共に活動を展開し、フェアトレード大学に相応しくフェアトレード製品を積極的に使っていきます。本学で学んだ学生諸君が社会に出て行くことで、日本全体をフェアトレード社会にしたいと考えています。
CUCエシカル学生クラブ 学生代表メッセージ
フェアトレード大学に認定をいただき、大変うれしく思います。大学が認定を受けることで、フェアトレードの普及、学生自身が「よりよい社会を形成するために何ができるのか」を熟考する機会の増加につながると考えています。
今後はフェアトレード食品を使用した、食と教育をかけ合わせたイベントの開催やオリジナルフェアトレードグッズの開発などを企画していきます。また勉強会や海外研修に参加し、より深く学び、学生のみならず一般の方々を巻き込んだフェアトレードの普及活動に取り組みたいと思います。
一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム 原田さとみ代表理事メッセージ
フェアトレード大学認定、おめでとうございます。
学生の皆さんの瑞々しい行動力、先生方のバイタリティ溢れるご指導、大学側の適切なご支援という三者の理想的な連携が生まれ、学生主導でフェアトレードの取組が勢いよく前進していることに、大変感銘を受けました。
学生たちが中心となり策定された「フェアトレード大学憲章」には、創設から大事にされてこられた「商業道徳の涵養」の思いが込められ、まさにフェアトレードの理念と等しく、建学の精神と重ねられていることに尊さを感じます。
フェアトレード大学認定後は、キャンパス全体への広がりと共に、地域や他大学への波及効果も期待されます。
大学から飛び出して他団体とも連携・協働され、地域をも盛り上げ、活動が深化されますよう、応援させていただきます。
■フェアトレードとは フェアトレードとは、対話、透明性、敬意を基盤とした、より公平な条件下で国際貿易を行うことを目指す貿易パートナーシップのことです。 弱い立場にある生産者や労働者に対し、より良い貿易条件を提供し、かつ彼らの権利を守ることにより、フェアトレードは持続可能な発展に貢献します。
■フェアトレード大学とは※ フェアトレードの推進活動に取り組んでいる大学として、認証された大学のことです。イギリスで始まった「フェアトレードタウン大学運動」をきっかけに認定基準が作られ、世界では286大学が認定されました(2022年9月時点)。日本でも、イギリスの基準をもとに2014年にフェアトレード大学基準が完成し、一般社団法人日本フェアトレード・フォーラムが認定機関となっています。
■フェアトレード大学認定基準 基準1. フェアトレードの普及を図る学生団体が存在する。
基準2. フェアトレードの普及活動、並びにフェアトレードに関する研究・教育活動がキャンパス内外で行われている。
基準3. 大学当局がフェアトレード産品を購入し使用している。
基準4. 複数のフェアトレード産品がキャンパス内で購入可能となっている。
基準5. フェアトレードの理念を支持し、その普及をうたったフェアトレード大学憲章を策定し、FT普及学生団体、学生自治会(ないし学友会などそれに準ずる組織)、大学当局の三者が同憲章に賛同している。
※詳しくは、一般社団法人日本フェアトレード・フォーラムのWebサイトをご覧ください。 https://fairtrade-forum-japan.org/fairtradeuniversity/domestic-standard |
フェアトレード大学に認定されたことにより、本学学生、教職員はさらにフェアトレードを正しく理解し、その推進のための積極的な行動で、世界中のすべての人々が笑顔で暮らせる持続可能な社会の実現をめざします。
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 学校法人千葉学園千葉商科大学
- 所在地 千葉県
- 業種 大学
- URL http://www.cuc.ac.jp/
過去に配信したプレスリリース
千葉商科大学生が、12月15日(日) B.LEAGUE公式戦をプロデュース!
12/3 15:00
千葉商科大学生と付属高校生の開発商品 道の駅いちかわで常設販売を開始!
12/3 10:30
千葉商科大学「第10回全国高校生環境スピーチコンテスト」結果発表
11/19 11:30
千葉商科大学の学生がアイスランドに学ぶジェンダー啓発カフェを駅ビルに期間限定オープン
11/19 10:00
千葉商科大学付属高等学校が「第11回商業高校フードグランプリ」で2年連続来場者賞を受賞
11/12 10:00
千葉商科大学 学生が町中華の事業を承継 大学前「萬来軒」が11/1に新装オープン
10/31 10:30
千葉商科大学 第9代学長に宮崎緑教授を選任
10/21 15:00
千葉商科大学がロゲイニングイベント「UDロゲイン in いちかわ」を12月1日に開催
10/8 10:00
匝瑳市×千葉商科大学 連携協力に関する包括協定を締結
10/2 12:48