第31回視覚障害リハビリテーション研究発表大会IN金沢大会開催のご案内

大会テーマ:「これってインクルーシブ?」  9月8日(金)~9月10日(日)、会場:金沢商工会議所

金沢工業大学

視覚障害リハビリテーション協会では「第31回視覚障害リハビリテーション研究発表大会IN金沢大会」(大会長:松井くにお 金沢工業大学情報工学科教授)を2023年9月8日(金)13時 から9月10日(日)16時10分まで金沢商工会議所(金沢市尾山町9番13号)で開催します。

 

今大会のテーマは「これってインクルーシブ?」。開催期間中、視覚障害者を取り巻く現状と課題に関してさまざまな事例紹介が行われるほか、コード化点字ブロックに関する高校生たちの取り組み(9月9日10時40分~)やコード化点字ブロック体験(9月9日11時30分~13時30分の市内散策の時間帯)も行われます。

 

【プログラムの概要】

■口頭発表

■ポスター発表

■『研究トラの巻』現場から発信!事例研究のツボ

■『自分ごとプロジェクト』どうする?この事例

■高校生たちの取り組み

■金沢市内散策(コード化点字ブロック体験)

■指定報告(乳幼児・歩行訓練・国の動向に関して)

■北陸3県のスマートサイトの動向

■視覚リハ分科会

■視覚障害就労に関する報告

■若い世代の当事者からの発信

■地域からの訴え 「あうわ」誕生と今思うこと

■防災・視覚リハ協会の役割

■金沢市からの発信

 

プログラムの詳細は以下のWEBページにある「大会プログラム(word版)」「大会プログラム(PDF版)」をご覧ください。

https://www.31kanazawa.org/guide/program.html     

 

【大会のテーマ「これってインクルーシブ?」について】

「インクルーシブデザイン」という言葉を最近よく聞きます。これは、多様性を持つ人たち(極端ユーザ)と一緒になって、課題を解決するために必要な商品やサービスを設計する手法を適用しようというものだと思います。

 

ソフトウェアの設計手法としては、ユーザである当事者を巻き込んで、利便性の高いサービス・製品を創ろうとするものは、従前から当たり前のことであり、「何を今さら」という考えもあるかと思います。

 

ところが、社会を見渡してみると、「これってインクルーシブ?」のような多様性を持つ人たちを排除したようなサービスや商品を多数見ることができます。例えば、目の見えない(見えにくい)人に対して、音声で情報を提供しているものの、本当に活用できるきめ細かな情報を提供できていないケースがあります。

 

排除(exclusive)は誰にとっても他人事ではありません。今は障害のない人でも高齢化に伴い、障害を持つ可能性はあります。インクルーシブデザインは誰にとっても関係のあるもので、今回の視覚リハ大会で、皆で考えていきましょう。

 

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