愛知産業 英WAAM3D社製RoboWAAM Advance導入とアーク造形サービス開始

最大2m✕2m✕2mの大型造形に対応、初年度5台販売を見込む

愛知産業

2023年12月吉日

愛知産業株式会社

 

 

RoboWAAM Advance導入とアーク造形サービス開始

 

 

愛知産業株式会社(本社:東京都品川区、代表:井上博貴)は、2023年12月19日に英国WAAM3D社の日本総代理店としてRoboWAAM Advanceを相模原事業所に導入し、「アーク造形方式(WAAM)3Dプリンタ装置」の販売と受託研究サービスを開始いたします。

 

英国WAAM3D社は同国クランフィールド大学で2006年からアーク造形の研究を行ってきた研究者がスピンアウトして立ち上げたベンチャー企業です。

起業前から航空宇宙、エネルギー、防衛、海洋、鉱業などの様々な産業向けに数十種類のコンポーネントの経験があります。

また、製造業における最新のイノベーションに取り組む様々な研究機関や技術組織をサポートしています。

 

本技術はクランフィールド大学の先駆的な研究に基づいており、現在では大型構造物の積層造形分野における先駆者となっております。

その技術はAirbus、GE、Thales Alenia Space、GKN Aerospace、Weir Group、Rolls Royce、Lockheed Martin、BAE Systemsなどからも高く評価され、世界のリーダー的な組織や企業と協力しながら成長しております。

 

愛知産業はWAAM3D社のパートナーとして日本国内のユーザ向けに技術開発やシステムのローカライズを行うにあたり装置を導入致しました。

今回導入の装置RoboWAAM Advanceはプラズマ溶接を熱源としたシステムで、WAAM3D社が開発した最新の造形ソフト、センサー及びフィードバック制御システムを有し、最大で2m×2m×2mの造形に対応しています。

その他にもシステムのソフトを応用することでCMTプロセスによるMIG方式の造形試験も可能です。さらに英国においては鉄系材料によって最大15kg/hを達成するCWMIGプロセス開発しております。彼らと協力することで目的に応じてCMT方式のRoboWAAM SE、プラズマ方式のRoboWAAM Advance、CWMIG方式のRoboWAAM XPといったように最適なプロセスのご提案が可能です。

 

販売するシステムはRoboWAAM SE、プラズマ方式のRoboWAAM Advance、CWMIG方式のRoboWAAM XP三機種で、標準販売価格は1億円~1.8億円。初年度販売5台を見込んでいます。

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プレスリリース添付画像

WAAM3D_装置図

WAAM3D_装置イメージ

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