小笠原敏晶記念財団、能登半島地震により被害を受けた現代美術・伝統工芸分野での取り組みに緊急助成を開始

今回は第1次で助成総額は5,000万円。募集期間は3月7日まで。

2024年2月9日

公益財団法人 小笠原敏晶記念財団

2024年1月1日に石川県能登地方で発生した大規模地震により被災された皆さまへ心からお見舞い申し上げます。また皆さまの不安が1日も早く解消され、安全な環境の確保と復旧が進むよう心よりお祈り申し上げます。

小笠原敏晶記念財団はこの地震により、文化・芸術分野で被害を受けた現代美術・伝統工芸分野での活動や事業に、緊急助成を開始いたします。

 

『令和6年能登半島地震 緊急助成(現代美術・伝統工芸分野)』の詳細

1.趣旨

地震で被災した北陸圏は、美しい自然が織りなす風土と豊かな歴史を背景に、人々の衣食住や生活とともにある文化が各所で花開き、現在に至るまで大切に継承されてきました。とりわけ、伝統工芸は日本を代表する技の宝庫です。また、近年は現代美術も活発で、地域に根ざした個性あるアートプロジェクト、芸術祭、美術館活動などが展開されています。

今回の地震によって、こうした取り組みが大きな被害を受け、担い手の方々が被災されている現状を受け、このたび当財団では「令和6年能登半島地震 緊急助成」を立ち上げます。当財団の通常の文化・芸術助成は、現代美術広く視覚芸術の分野において同時代の社会をまなざし、創造される実験的な表現や活動を助成対象としていますが、本プログラムでは、被災地域における重要な文化インフラでありながら被害が甚大な伝統工芸分野にも対象を広げて助成を行います。現代美術、伝統工芸に関わる皆さまが復旧・復興を進めていく一助になれば幸いです。

なお本プログラムは、時間の経過とともに変わる現地のニーズに適切に対応すべく、内容を更新しながら次年度(2024年度)も継続する予定です。

 

2.助成対象

・令和6年能登半島地震の被災地域で被害を受けた個人または団体による、現代美術分野、伝統工芸分野での活動・事業

・同地震の被災者を支援する現代美術分野、伝統工芸分野における取り組み

※団体の法人格、営利/非営利の別は問いません

 

3.助成金額

・助成総額: 5,000万円(予定)

・助成額 : 50万円~100万円/件(予定)

 

4.助成対象費目

活動・事業の復旧、復興と、今後の継続的な展開に必要な費用であれば、使途は問いません。

 

5.募集期間

2024年2月9日(金)~3月7日(木)12:00(正午)

 

以上の通りですが、詳細につきましては当財団のホームページをご確認ください。

 

【公益財団法人 小笠原敏晶記念財団について】

科学技術の振興を目的に1986年9月に創設された公益助成事業財団。科学技術分野への研究助成や国際交流活動への助成を中心に、2022年度までの助成件数は累計で1,763件、助成総額は35億125万円に上る。2020年6月より「小笠原敏晶記念財団」と改称。創設者・故小笠原敏晶(株式会社ニフコ創業者)のかねてからの希望を実現すべく、『常識に挑む、熱き才能に寄り添う』というスローガンの下、文化・芸術分野の担い手への助成事業を開始。

 

【本件に関するお問い合わせ先】

公益財団法人 小笠原敏晶記念財団 事務局

〒108-0014 東京都港区芝5丁目27番6号 泉田町ビル4階

文化・芸術分野:E-mail contact-arts@ogasawarazaidan.or.jp

TEL: 03-5476-2174

URL: https://ogasawarazaidan.or.jp

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