Kexing Biopharmのアルブミン結合パクリタキセルがEU市場の承認を獲得
深セン(中国)、2024年8月1日 /PRNewswire/ -- 2024年7月28日、Kexing Biopharmは、Apexelsin®が欧州委員会に承認されたことを発表しました。同薬剤は、Bristol Myers Squibb(ブリストル・マイヤーズスクイブ)とCelgene(セルジーン)のAbraxane®(ナブパクリタキセル)のジェネリック医薬品です。Apexelsin®は、WhiteOak Pharmaceutical B.V.が開発し、Kexing Biopharmが米国外での商品化を担当しています。
ナノ粒子アルブミン結合パクリタキセルは、溶媒ベースのパクリタキセルやリポソーム・パクリタキセルと比較して安全性が高く、患者の薬剤服用順守も向上するため、臨床用途において大きな利点があります。この薬剤は、臨床現場で広く受け入れられており、腫瘍学においてきわめて重要な価値を持っています。さらに、European Society for Medical Oncology(欧州臨床腫瘍学会、英文略称ESMO)のガイドラインでは、転移性膵臓がんおよび非小細胞肺がん(NSCLC)の一次治療法として、また乳がんの二次治療法として推奨されています。乳がんは、EU地域の女性では一般的ながんの1つであり、乳がん治療薬は大きな市場規模を持っています。
近年、中国の製薬業界は国際市場に大きく進出しています。しかし、Kexing Biopharmが主力製品を手に国際事業に乗り出したのは20年前のことです。同社は近年、十数種を超える高品質な中国製医薬品を新興市場に紹介し、現地の患者の医薬品へのアクセスを向上させています。
アルブミン結合パクリタキセルがEUで承認されたことで、国際医薬品市場における同社の競争力は強まるでしょう。また、Kexing Biopharmが新興市場での長年のプレゼンスに加え、商業化の努力をヨーロッパ市場に拡大していることを意味します。EU市場は、同社の海外事業戦略における重要なマイルストーンとなります。現在までに、Kexing Biopharmはヨーロッパ以外の数十の新興市場でApexelsin®の登録を進めています。この製品がEUで承認されたことで、Kexing Biopharmは世界的な販路をさらに拡大し、より多くの患者と医療提供者にサービスを提供できるようになります。
(日本語リリース:クライアント提供)
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