従業員エンゲージメントスコア 世界優良基準を大幅達成!管理職研修が効果を発揮
2025/1/21
Recovery International株式会社
Recovery International株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:柴田旬也、証券コード:9214)は、従業員エンゲージメントを向上させるために実施してきた継続的な取り組みにより、2024年に実施した従業員エンゲージメント調査(Q.12)において、全社平均スコアが3.85に達しました。
このスコアは、過去3年間で30%近くの改善を見せ、従業員の満足度や組織へのコミットメントの向上が着実に実現していることを示しています。
背景と調査の目的
日本のエンゲージメントスコアは、GDPトップ10カ国中最低ランクに位置しており、*¹調査結果によると、従業員エンゲージメント率はアメリカの34%に対して日本はわずか5%です。
この状況をふまえ、当社では「チームで”いきいき”と働く人を増やす」をビジョンに掲げ、エンゲージメント向上を人的資本経営上の重要事項と位置づけ、*²Q.12を活用した調査を定期的に実施してきました。
*¹参照元:Gallup(ギャラップ)社のレポートを元に和訳しており、原文は以下参照
Gallup State of the Global Workplace: 2023 Report
*²アメリカのGallup社による計測尺度。会社の業績「生産性」「利益」「従業員定着率」「顧客満足度」に相関がある要素を12の質問項目にしたもの。各問は1〜5の5段階評価で、全世界で行った調査の平均点は「3.6」、「3.8」を超えると業績に良い影響が現れ、「3.3」を下回ると業績への悪影響が大きいとされている。
Q.12を活用することで、①パフォーマンス向上 ②従業員エンゲージメントを高めるアクションのためのフレームワークを提供 ③他組織/チームとの結果比較 が可能。
※Gallup社は、約80年にわたり330万人、10万以上のチームの調査・研究を実施。
エンゲージメントがもたらす影響
Gallup社の*³調査結果では、以下のようにエンゲージメントが高い組織やチームには一定の成果が出ています。
・品質に対するコミットメントが高いため、顧客評価は10%UPし、売上高が18%伸長
・より多くの仕事をこなすため生産性が14%向上し、欠勤は81%減少
またエンゲージメントが高い従業員には以下の成果が出ています。
・顧客のニーズを速やかにキャッチし、プロセスやシステムをより深く理解することができるため、収益率が23%向上
さらにGallup社は、従業員のエンゲージメントが低い場合、生産性・収益性の低下を引き起こし、それは従業員の給与の34%に相当するというデータを出しています。
※収益としては、米国だけで4,500〜5,500億ドルの損失。エンゲージしていない従業員がもたらすコストは8.9兆ドルで、これは世界総生産(GDP)の約9%に相当する。
*³参照元:Gallup社のレポートを元に和訳しており、原文は以下参照
・Gallup:Employee Engagement vs. Employee Satisfaction and Organizational Culture
・Gallup:How to Tackle U.S. Employees' Stagnating Engagement
・Gallup:State of the Global Workplace: 2024 Report
従業員エンゲージメント調査の結果
当社では、2022年からこの指標を全社的に追跡し、エンゲージメント向上を目指した改善施策を実施してきました。その結果、2022年のスコア 3.71 から、2023年 3.76 、2024年には 3.85 になりました。
回答率も、昨年と比較し、95.2%(昨年度 90.6%)と大きく上昇しました。
エンゲージメント向上への取り組み
これまで、「チームで“いきいき”と働く」ことを目指しながら、従業員エンゲージメント向上のためにさまざまな取り組みを行ってきました。
①管理職教育の強化
管理職を対象に毎週開催している研修では、「チームで“いきいき”働くために必要なこと」を軸に、事例検討やグループワークを取り入れた活発な意見交換を行っています。
また、管理職候補の従業員を対象とした「昇格プログラム」を導入し、全社の管理職が一定のスキルや能力を有している状態に近付ける体制を構築しました。
②オンライン目安箱の設置
2022年に初めて実施した従業員エンゲージメント調査にて、要望コメントが複数あったことから、オンライン目安箱を設置しました。従業員が日々感じている要望を即座に吸い上げ、社内環境の改善に役立てることを目的にしています。設置してから今までに150件以上の投稿があり、働きやすい職場環境づくりに活かしています。
③MVV浸透に向けた戦略的な取り組み
2024年からはMVVの解像度を高め浸透させるための戦略的取り組みを始めました。
単に企業理念・ビジョン・価値観を掲げるだけではなく、従業員全員がそれをより深く理解できることに重点を置いています。
具体的には、新入社員向けのオリエンテーションで、半日をかけて経営陣からのMVVの説明とグループワークを毎月開催しています。
また、全社員が朝礼やミーティングの場で理念に纏わるエピソードの共有やディスカッションを日々活発に行っています。
今後もこのプロセスを強化しながら、企業の目指す方向や価値観を基準に日々の業務の意思決定ができることを目指していきます。
今後の展望
私たちは「もう一人のあたたかい家族」を企業理念に掲げています。
そして、「もう一人のあたたかい家族」を通じて、一人ひとりが”いきいき”と輝ける社会を創ることを目指しています。
それを実現するべく、これからも従業員エンゲージメントのさらなる向上を目指し、改善施策を積極的に展開していきます。今後も当社で働くすべての従業員が心身ともに健康で、個々のパフォーマンスを最大限に発揮できる非連続な組織を目指し、人材育成、組織開発に取り組んでまいります。
調査概要
調査内容:従業員エンゲージメント調査
調査期間:2024年9月26日〜2024年10月30日
調査対象:Recovery International株式会社に所属する従業員270名
回答率 :95.2%
調査方法:インターネット調査
会社情報
【Recovery International株式会社について】
Recovery International株式会社は「もう一人のあたたかい家族」を企業理念に掲げ、在宅医療領域で最大限に時間を活かす仕組みを提供し、チームで“いきいき”と働く人を増やすことを目指す企業です。
・会社名 Recovery International 株式会社(英語名:Recovery International Co.,Ltd.)
・代表者 代表取締役社長 柴田 旬也
・設 立 2013年11月
・所在地 東京都新宿区西新宿6-16-12 第一丸善ビル6F
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 Recovery International 株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 医療サービス
- URL https://www.recovery-group.co.jp/