出逢いと再会 ―上原コレクションでたのしむ絵画と仏教美術

上原美術館では2026年度に2つの企画展を同時開催いたします。
近代館で開催する企画展『再会-またであう、コレクション』は、絵画に秘められたさまざまな「であい」と「再会」の物語を上原コレクションからご紹介いたします。
仏教館の『出逢い-上原美術館の収集と調査』は、当館の仏教美術コレクションと伊豆地域の仏像をご紹介する展覧会です。
※2026年9月1日(火)~2027年11月2日(火)まで修繕工事のため休館します。
展覧会概要
1)展覧会名 【近代館】 企画展 再会-またであう、コレクション
【仏教館】 企画展 出逢い-上原美術館の収集と調査
2)会期 2026年5月30日(土)~8月31日(月) 94日間
*会期中無休
3)開館時間 9:30–16:30(最終入館は16:00まで)
4)会場 上原美術館 近代館・仏教館
〒413-0715 静岡県下田市宇土金341
5)料金 一般1,000円/学生500円/高校生以下無料
※団体10名以上10%割引
※障がい者手帳をお持ちの方は半額になります
6)ギャラリートーク
展覧会をより深くお楽しみいただける、学芸員による作品解説を行います。
開催日時 展覧会会期中の毎月第3土曜日
【近代館】10:00~ 【仏教館】11:00~ 各回約50分
参加方法 時間になりましたら展示室へお集まりください。
※要入館券・事前申込不要
―展覧会の見どころ
【近代館】 再会-またであう、コレクション
■ さまざまな「であい」と「再会」の物語が織りなすコレクション
本展では、上原コレクションの絵画から、さまざまな「であい」と「再会」の物語をご紹介いたします。
オディロン・ルドン≪ダンテとベアトリーチェ≫は、中世イタリアの詩人、ダンテの叙事詩『神曲』をモティーフとした作品です。『神曲』はダンテ自身が深い森から地獄の入口へと迷い込むことから始まります。ダンテは古代ローマの詩人ヴェルギリウスの導きにより、罪人が苦しむ地獄をめぐり、地獄の大穴を抜けると煉獄の山がそびえ、そこを登るごとに罪が清められていきました。そしてその頂で天国の案内人ベアトリーチェにであいます。ベアトリーチェは実在の女性で、幼い頃よりダンテが恋焦がれていた女性でした。彼女は24歳で夭折しますが、ダンテは物語の中で彼女との再会を果たします。本作は煉獄の頂でであうベアトリーチェとダンテを幻想的な色彩で描いています。
そのほか、井戸の廻りで遊んでいた幼子が成長し再会する物語を描く、小林古径≪井筒≫、思い出の家族と小さな画面を通じて再びであう、アンリ・ルソー≪両親≫などをご紹介します。絵画が紡ぎ出す「であい」と「再会」の物語をどうぞお楽しみください。
【仏教館】 出逢い-上原美術館の収集と調査
■ 収蔵品の仏像、伊豆の仏像―両方の魅力を紹介
上原美術館の前身の一つ、上原仏教美術館が下田市宇土金に誕生したのは1983年のことでした。開館以来、優れた仏教美術の収集を行い、≪十一面観音像≫(平安時代/10世紀※重要美術品)や、制作年が分かる基準作例である≪阿弥陀如来像≫(鎌倉時代/文永7[1270]年)など重要な仏像を収蔵してきました。
一方で、開館から続く伊豆半島の仏像調査では、数多くの貴重なみほとけとの出逢いがありました。最初に調査を行った伊豆の仏像は、美術館が隣接する向陽寺の≪阿弥陀如来像≫(平安時代/10世紀)でした。本像を皮切りに伊豆の仏像調査に取り組み、≪薬師如来像≫(平安時代/12世紀/南伊豆町・最福寺)など重要な作例を見出してきました。本展では、収集によって、また調査で出逢った仏像をご紹介します。
―主な出品予定作品
[近代館]
オディロン・ルドン≪ダンテとベアトリーチェ≫1914年頃 油彩、カンヴァス 50.0×65.2㎝
小林古径≪井筒≫1950(昭和25)年頃 紙本彩色 49.3×63.5㎝
アンリ・ルソー≪両親≫1909年頃 油彩、板 17.0×20.5㎝
ジョルジュ・ブラック≪ナプキンの上の紅茶ポットとレモン≫
1949年 油彩、カンヴァス 19.0×33.0㎝
アンリ・マティス≪鏡の前に立つ白いガウンを着た裸婦≫
1937年 油彩、カンヴァス 46.0×38.0㎝ ほか
[仏教館]
1. ≪十一面観音像≫平安時代(10世紀) 一木造り・彫眼・漆箔 重要美術品
2. ≪阿弥陀如来像≫鎌倉時代(文永7[1270]年) 一木割矧造り・玉眼・漆箔
3. ≪大日如来像≫鎌倉時代(13世紀) 寄木造り・玉眼・漆箔・截金
4. ≪阿弥陀如来像≫平安時代(10世紀) 一木造り・彫眼・漆箔 下田市・向陽寺蔵
5. ≪薬師如来像≫平安時代(12世紀) 寄木造り・彫眼・彩色 南伊豆町・最福寺蔵 ほか
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 上原美術館
- 所在地 静岡県
- 業種 芸術・エンタテイメント
- URL http://www.uehara-museum.or.jp
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