積水ハウス、産前産後ケア領域のスタートアップ 「株式会社Josan-she’s」へ出資

妊娠期・乳児期から家族に寄り添う「キッズ・ファースト」の取り組みを加速

積水ハウス

2026年9月15日

積水ハウス株式会社

 積水ハウス株式会社(以下、積水ハウス)および積水ハウス イノベーション&コミュニケーション株式会社(以下、積水ハウス イノコム)は、コーポレート・ベンチャー・キャピタル・ファンド「積水ハウス投資事業有限責任組合」を通じて、助産師を中心とする専門職人材プラットフォームを運営する株式会社Josan-she’s(以下、ジョサンシーズ)へ出資しました。

 積水ハウスは、“「わが家」を世界一幸せな場所にする” というグローバルビジョンのもと、未来を生きる子どもたちの幸せづくりの一助となるべく「キッズ・ファースト」に取り組んでいます。今回の出資を通じて、ジョサンシーズが有する助産師を中心とした専門職人材のネットワークと、積水ハウスグループが持つ住まい・施設・顧客接点を掛け合わせ、妊娠期・乳児期から子どもと家族に寄り添う新たな価値の創出を目指します。さらに、子どもの誕生前から成長まで切れ目なく育ちを支え、保護者・養育者のウェルビーイングにも寄与することで、「キッズ・ファースト」の実現を加速してまいります。

 

 

 

 近年、核家族化などを背景に子育ての孤立、産後うつ・育児不安、産科医療現場における人手不足など、妊娠・出産・子育てを取り巻く社会課題が顕在化しています。特に退院後から地域の支援につながるまでの期間における、切れ目のない産後ケアの重要性が高まっています。

 ジョサンシーズは、助産師・看護師などの専門職人材ネットワークを基盤に、低月齢から利用できる訪問ケア・シッターサービス、宿泊型・日帰り型の産後ケア施設、医療機関向けの人材サービスを展開しています。2026年9月時点では、専門職人材プラットフォームに約4,000人が登録し、産院向け人材サービスでは40の病院と提携しています。

 今後、両社では、積水ハウスグループが持つさまざまなアセットや顧客接点を活かし、「キッズ・ファースト」の実現に向けて、「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」を活用した産後ケアホテルの展開に関する契約を締結するとともに、訪問ケア・シッターサービスの戸建オーナーおよび賃貸住宅入居者向けサービスとしての展開を検討してまいります。

 積水ハウスは今後も、スタートアップ企業との共創を通じて、住まいを起点とした新たな価値創造と「キッズ・ファースト」企業として未来を生きる子どもたちとその家族のウェルビーイング向上に取り組んでまいります。

 

■株式会社Josan-she’sについて

妊娠から子育ての時期を、助産師をはじめとする女性専門職のスタッフがサポートする産前産後ケアサービス「ジョサンシーズ」を運営。低月齢ベビーシッター、自社運営・他社協業による産前産後ケア施設や訪問ケア、産院特化の人材サービスで多様な働き方を創出しています。約6万人*の潜在助産師の新たな活躍の仕組みを作ることで、人員不足が課題となっている妊娠・出産の現場で、妊娠~産後を専門的にサポートできる仕組みづくりを推進します。

会社名 株式会社Josan-she’s
代表 渡邊 愛子
所在地 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3丁目41-3 旭光ビル 8階
設立日 2021年10月6日

事業内容

産後ケア施設(日帰り・宿泊型)、低月齢ベビーシッターサービス、産院向けスポットワーク人材サービス
URL https://josanshes.co.jp/

*潜在助産師数は、「助産師国家試験合格者数-就業助産師数」で算出

出典:「政府統計の総合窓口(e-Stat)」衛生行政報告例(厚生労働省) 「令和4年度衛生行政報告例」

 

■「キッズ・ファースト」について

積水ハウスグループは創業以来、住宅は重要な社会資本の一つであると考え、そこに住まう人々の幸せを実現することも、私たちが担う役割だと認識しています。一方で、日本の子どもたちの精神的幸福度は先進国の中でも特に低いと言われています。未来を生きる子どもたちにとっての影響が大きいこの課題を軸に、当社グループが果たすべきアプローチとして、「感性を重視したキッズ・ファースト」を位置づけました。子どもたちが感性豊かに幸せに育てば、近い将来、発想豊かな大人になり、日本の社会にイノベーションを起こしてくれるだろうという考えのもと、事業を通じた「子どもたちへの感性アップ支援」、活動を通じた「子どもたちへの住育」、社会貢献を通じた「積水ハウス マッチングプログラム(従業員と会社の共同寄付制度)」の3つの取り組みに重点を置き、子どもたちの幸せづくりの一助となる施策に取り組んでいます。

 

■コーポレート・ベンチャー・キャピタル・ファンド「積水ハウス投資事業有限責任組合」について

積水ハウス イノコムを中心に推進する積水ハウスグループのオープンイノベーションの取り組みを加速させるために2024年4月に設立されました。グローバルビジョン“「わが家」を世界一幸せな場所にする”の実現に向けて、「住まいと暮らし」を基軸に社会課題の解決に寄与し、当社との事業シナジーを生み出せる企業へ投資を行います。また、当社グループの既存事業のさらなる成長のため、建設業や不動産業における顧客獲得、設計・生産・施工・アフターサービス等の業務改善のプロセスイノベーションを行う企業も投資対象とします。

ファンド名 積水ハウス投資事業有限責任組合
所在地 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-5
設立日 2024年4月1日
組合存続期間 10 年(2024年4月~2034年3月予定)
ファンド規模 50億円
組合員・出資期間

無限責任組合員 株式会社AGSコンサルティング:0.2%

有限責任組合員 積水ハウス株式会社:99.7%

積水ハウス イノベーション&コミュニケーション株式会社: 0.1%

 

コーポレート・ベンチャー・キャピタル・ファンド設立に関するリリース:https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2024/20240401/

 

■積水ハウス イノコムについて

積水ハウスグループでは、2024年2月に「積水ハウス イノベーション&コミュニケーション株式会社」を設立しました。イノベーション人財やグローバル人財の育成に加え、社外パートナーとのオープンイノベーションを通じて、社会に新たな価値を創造し、人々の生活をより豊かに、より幸せにすることを目指しています。事業創出においては、”Business Areas for Synergy(新たなシナジーを生み出す事業領域)”のコンセプトに基づきオープンイノベーションを推進することで、協業先とお互いの事業成長や人財価値の向上に寄与しながら、「住まいと暮らし」に関する様々な社会課題解決を目指します。

URL:https://www.innocom.co.jp/

 

 

積水ハウス イノコムのオープンイノベーション事業開発領域

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