通信制高校は「自分らしく学ぶため積極的に選ぶ学校」58.5%自分らしい学びに関する実態調査~プレマシード~

プレマシード

通信制高校の紹介サイト「Go通信制高校」を運営する株式会社プレマシード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:岩田彰人)は、今の学びへの満足度や自分らしい学びとは何かを調べるため、プレマシードは2026年8月28日(金)~9月1日(火)に「自分らしい学びに関する実態調査」を実施しました。

本調査は15~18歳の男女200名(うち不登校予備軍100名)、19~22歳の男女200名(うち不登校予備軍100名)、計400名を対象に行いました(※1)。

 

 

本調査における「不登校予備軍」とは、中学校・高校の在学中に「学校に行くことがつらい」「行きたくない」「行こうとしても行けない」と感じる状態が概ね2週間以上続いた経験がある人を指しています。

本調査の結果から、自分らしい学びを主体的に選ぶ方法を考察します。

 

Q1.通信制高校に関する意見について、あなたはどの程度そう思いますか。(単数回答/n=400)

 

 

「とてもそう思う」と「ややそう思う」を合わせた「そう思う(計)」が最も高かったのは「通信制高校は、不登校や学校への行きづらさを経験した人が、学びを再開し、生活を立て直す選択肢になり得る」で、61.3%でした。

また、「本人が自分に合う環境や学びを求めて積極的に選ぶ学校の一つだと思う」は58.5%で、「全日制高校に通うことが難しい人が仕方なく選ぶ学校」の43.0%を上回りました。

 

<プレマシード代表 岩田のコメント>

 

通信制高校は「全日制高校に行けない人が代わりに行く場所」ではなく、「自分に合った学びを主体的に選ぶ場」として捉えられ始めています。

また、この設問では多くの項目で女性の「そう思う(計)」が男性を上回りました。(詳細はこちらよりご覧ください) その背景には、女性の生きづらさが社会的に語られるようになり、従来の学校に限らない、幅広い進路の選択肢が受け入れられるようになった可能性があります。

 

 

Q2.現在通っている(いた)中学校や高校について、それぞれどの程度満足していますか。(単数回答/n=400)

 


「満足している(計)」が最も高いのは「通う時間や学習のペース」で55.8%でした。次いで「学校での過ごしやすさ」が54.8%、「学んでいる内容」と「授業の進め方」が共に54.5%で続き、大きな不満は見られません。

ただし、「通う時間や学習のペース」「学校での過ごしやすさ」「学校生活全体」の三つは不登校予備軍か否かで10pt上の差がありました。

 

 

<プレマシード代表 岩田のコメント>

 

学校全体への満足度は高いものの、個別に見ていくと「通う時間や学習のペース」「学校での過ごしやすさ」などは不登校予備軍とそうではない生徒の間に差があります。

通信制高校は不登校予備軍が感じるギャップを埋め、快適性や安心を担保することで自分らしく居られる場所を提供していると言えるでしょう。

 

 

Q3.現在の学びについて、それぞれどの程度当てはまりますか。(単数回答/n=400)

 

「当てはまる(計)」が最も高いのは「学んでいることは進学や仕事に役立つ」で63.3%でした。次いで「人生をよりよくすることにつながる」が61.3%、「将来の選択肢が広がる」が61.0%、「日常生活に役立つ」が58.5%と続き、学びへの意識は総じて高いです。また、女性は男性より回答率が高い傾向にあります。

 

 

<プレマシード代表 岩田のコメント>

 

自分の将来に現在の学びがどうつながるのか。その解像度が性差によって大きく違い、多くの女性が学びを肯定的に捉えています。 (詳細はこちらよりご覧ください) 現在の学びが将来につながっていると示すことで、性差を問わず学びへの意識はさらに上がっていくはずです。

 

 

Q4.学校生活や学びを無理なく続けるために、特に重要だと思うものを3つまで選んでください。(複数回答/n=400)

 

「安心して過ごせる場所があること」が25.8%で最も高く、次いで「自分らしくいられること」が23.8%、「自分のペースで学習できること」が20.3%でした。安心感や学習面において、現状では十分に満たされていない可能性が示唆されています。

 

 

<プレマシード代表 岩田のコメント>

 

学校生活や学びを継続する上で「自分らしさ」と「自分のペース」がキーワードになっており、全体的に高いニーズがあることが見て取れます。

勘違いしてはならないのが、「自分らしさ」とは自由度を高くすれば発現するものではありません。基準を持てない生徒には自由度の高さが負担になる可能性もあり、「多様な在り方を肯定した上でどう歩むか」を共に考える設計が重要なのではないでしょうか。

 

 

Q5.学校にもっと多くあれば、「学校や学ぶことが今より楽しくなる」と思うものを3つまで選んでください。(複数回答/n=400)

 

「自分の好きなことや得意なことから始める学び」が33.8%と突出して高かったです。次いで「基礎から分かりやすく教えてもらう学び」が26.8%、「実践的な学び」と「取り組みや成長も評価される学び」が共に23.8%でした。

 

 

Q6.「将来の選択肢を広げる」「自分らしい生き方を考える」という点で、特に役立つと思う学びを3つまで選んでください。(複数回答/n=400)

 

「自分の好きなことや得意なことから始める学び」が31.0%で最も高く、次いで「進学、資格、仕事につながる実践的な学び」が29.3%、「体験を通じた学び」が24.3%でした。

 

 

<プレマシード代表 岩田のコメント>

 

Q5・Q6共に「好き・得意を起点にした学び」が最上位で一貫しています。これは個別最適な学びへの潜在ニーズが強いことの現れでしょう。学びへの意欲を高めるには、好き・得意を起点にした学びや、知的好奇心を刺激する探求学習が有効なアプローチになり得ます。

 

 

Q7.自分に合った環境や、望むような学びが今より充実した場合、どのような変化があると思いますか。(複数回答/n=400)

 


「人生の選択肢が広がる」が31.8%で最も高く、次いで「好きなことや得意なことが分かる」が30.0%、「学校が今より楽しくなる」が29.3%、「自信を持ちやすくなる」が28.8%でした。

 

 

<プレマシード代表 岩田のコメント>

 

環境や学びの充実は自己理解を深め、そこから自己肯定感や自己効力感の向上につながり、本人の内面や将来観にまで影響を及ぼすと期待されています。

 

 

Q8.小学校~高校までに、探究学習をしたことがありますか。(単数回答/n=400)

 


探究学習の経験者は57.8%でした。ただし、「覚えていない・わからない」の回答が24.3%もあり、経験していても実感できていない可能性があります。

 

 

<プレマシード代表 岩田のコメント>

 

探究学習とは本来、自ら問いや課題を立て、情報を収集・分析し、他者との協働を通じて答えのない課題の解決を目指す学習活動です。

しかし、今回の結果からは探究学習を経験していても本人の記憶や理解に残っていないケースが一定数あり、「経験しただけ」で終わっている懸念が生じました。教育現場で本質的な学びへアプローチするのは、それほど難しいということでしょう。

 

 

Q9.探究学習の満足度についてお答えください。(単数回答/n=231:探究学習の経験者)

 


探究学習の5段階評価では、「とても満足している」が18.6%、「やや満足している」が35.5%となり、合計は54.1%に留まりました。約半数は十分に満足していません。

 

 

Q10.Q9の満足度の理由を教えてください。(フリー回答/ n=231:探究学習の経験者 )

 

満足している方の主なコメント

・自分の興味があるものをより深く知ることができて良かった。(19歳/女性)

・分からないことを自ら調べる癖がついた。(15歳/男性)

・発表に対してフィードバックをもらい、より深く考える術を学べた。(21歳/男性)

 

 

満足していない方の主なコメント

・テーマが先生に決められたもので、あまり意欲を持てなかった。(19歳/女性)

・何をすれば良いのか分からず、ネットで調べたことをそのまま書き写していた。(20歳/女性)

 

 

<プレマシード代表 岩田のコメント>

 

探究学習の実施率は6割弱、満足度も5割強に留まり、"質"を高める余地が大きくあります。同時期に行った「不登校に至る意識・行動調査」でも、学びが楽しくなる条件として「好き・得意を起点にした学び」が最も支持されていました。探究学習はそのニーズに応えられる仕組みですが、実施率も満足度もそこまで伸びておらず、満たされていないニーズが残っています。

そして、「好き・得意を起点にした、自ら問いを立てる探究学習」を提供して通学へのモチベーションを高めているのが通信制高校です。

 

 

 

Q11.通信制高校について調べるとしたら、特に知りたい情報を3つまで選んでください。(複数回答/n=400)

 

「学費」が21.0%で最も高く、次いで「通学する日数や時間」が20.8%、「卒業までの仕組み」が17.3%、「自分のペースで学べるか」と「大学などへの進学実績と進学支援」が共に15.5%でした。

 

 

<プレマシード代表 岩田のコメント>

 

入学を検討してもらうには、学費・通学頻度・卒業の仕組みといった情報の可視化が鍵になるようです。また、「自分のペースで学べるか」と「進学実績」への関心は、10代の学びのキーワードである「自分らしさ」や「その先の進路実現」のニーズとも一致しています。

 

※1)調査結果は、小数点第二位を切り捨てた数値で表示しています。

 

結果について ― 代表取締役 岩田彰人

本調査の結果から、若者が求めているのは決められた環境やルールに自分を合わせる学びではなく、自分に合う環境のもと自分のペースで好きなことや得意なことを活かせる学びだと分かりました。

通信制高校についても、「学びを再開し、生活を立て直す選択肢になり得る」が61.3%の回答率を獲得しましたが、「自分に合う環境や学びを求めて積極的に選ぶ学校の一つ」も58.5%に上りました。これは43.0%に留まった「全日制高校に通うことが難しい人が仕方なく選ぶ学校」を大きく上回っています。

通信制高校は全日制高校に行けない人が代わりに通う場所ではありません。自分に合った環境を選び、自分らしい学びを実現するために、積極的に選べる進路の一つです。

今後は、通信制高校を「不登校の受け皿」として伝えるのではなく、「学び方や生き方を自分で選び直せる場所」として、その価値を社会に伝えていく必要があるでしょう。自分らしい学びを選び、次の一歩を踏み出せる「通信制高校は人生はじまり」の場所になり得るのです。

 

調査レポート全文

 

< 調査概要 >

調査手法 : ネットリサーチ

対象者条件: 【性別】 男性、女性

       【年齢】 15~22歳

       【地域】 全国

割付   : 性別×年齢×不登校予備軍該当有無で均等割付

       └男女 × 15~18歳/19~22歳 × 不登校予備軍/非該当 計8セル

                                 50サンプル均等割付

調査期間 : 2026年8月28日(金)~9月1日(火)

 

 

Go通信制高校

 

 

多様な角度から通信制高校やサポート校、技能連携校、高等専修学校を紹介するポータルサイトです。偏差値や知名度など単なるスペックの比較ではなく、10代の悩みややりたいことは個性としてとらえ、それを解決する学校の個性とのマッチングを目指します。

https://go-highschool.com/

 

 

オフィシャルサイト

 


10代の若者の学びへの価値観や彼らが抱える悩みへの認識には世間との大きなギャップがあります。この問題を解決に導くため、みんなでもっと自由に語りあえるようになれば今よりもちょっとだけ良い世の中になる気がする、そんな思いでさまざまな立場からのリアルな声を届けていきます。

https://prmaceed.co.jp/

 

 

会社概要

商号  : 株式会社プレマシード

代表者 : 代表取締役 岩田 彰人

所在地 : 東京都渋谷区神宮前2丁目18−19 the Folks 3B/3F

企業URL: https://prmaceed.co.jp/

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  • 名称 株式会社プレマシード
  • 所在地 東京都
  • 業種 情報サービス・コンテンツ
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