アミティーザ(R)カプセル24mcgの日本での販売開始についてのお知らせ(アールテック・ウエノ)

平成24年11月29日

株式会社アールテック・ウエノ

(JASDAQ・コード4573)

アミティーザ(R)カプセル24mcgの日本での販売開始についてのお知らせ(アールテック・ウエノ)

 Sucampo Pharmaceuticals, Inc. (以下、スキャンポ社)及び株式会社アボットジャパンは、日本において慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)治療薬としてアミティーザ(R)カプセル24mcg(一般名:ルビプロストン)の販売を開始したことを発表いたしました。(平成24年11月26日付 スキャンポ社プレスリリース参照)。

 当社は、スキャンポ社の100%子会社であるスキャンポアーゲーとの間で、ルビプロストンの日本・アジア・オセアニア地域における独占的製造供給契約を締結しております。

 尚、本件により、平成24年8月9日公表の通期業績予想に修正を要する変更はありません。

 日本での販売開始について、当社代表取締役社長の眞島行彦は、次のように述べております。

 「此度、スキャンポ社及びアボット社が日本においてアミティーザ(R)カプセル24mcgの販売を開始したことを大変嬉しく思います。先日のスキャンポ社CEOの上野隆司氏のAMITIZA(R)カプセルに関するコメントが記載された記事によると、AMITIZA(R)カプセルは、ピーク時にはグローバルで500億円、日本では100億円以上の売上が期待できるとしており、順次販売エリアを拡大する見込みです。当社はAMITIZA(R)カプセルの独占的製造供給権を有しているため、スキャンポ社が販売エリアを拡大するにつれ、当社の収益に貢献する見込みです。受託製造を担う当社にとってAMITIZA(R)カプセルは重要な薬剤であり、今後も各国の規制当局からのGMP要件を満たす製品をタイムリーに供給出来るよう、尽力してまいります。」

アールテック・ウエノについて

 株式会社アールテック・ウエノは1989年9月、医薬品の研究開発、製造販売を目的に設立された創薬ベンチャー企業です。医師でもある眞島社長のもと、「Physician-Oriented New Drug Innovation」(臨床医による新薬開発)をテーマとし、これまで有効な治療薬のない眼科・皮膚科疾患をターゲットに新薬の開発を行っております。

当社は、「医師の目線で医薬品開発・販売を行う分野特化型(眼科・皮膚科)のグローバルな医薬品会社」を目指しており、国が推奨および支援するアンメット・メディカル・ニーズ(未だ満たされていない医療ニーズ)対応や希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)、アンチエイジング領域(生活改善薬)の新薬の開発を進めております。

・ルビプロストンについて

ルビプロストン(商品名:アミティーザ(R)カプセル24mcg)は小腸の細胞に発現するtype-2 クロライドチャネルの局所性活性化物質です。ルビプロストンは腸管内への腸液の分泌を上げ、便を柔軟化し、腸管内の輸送を高め、排便を促進します。type-2 クロライドチャネルはまたタイトジャンクションの修復、防御機能の回復においても重要な役割を果たしていると考えられます。

 AMITIZA(R)はスキャンポ社の登録商標です。

・スキャンポ社について

スキャンポ社は、米国メリーランド州ベセスダに本社を置くプロストンをベースとした医薬品の研究開発と販売に特化したバイオファーマシューティカル企業です。スキャンポ社の最高経営責任者(CEO)兼会長の上野隆司(医師・医学博士・薬学博士)は生体内在性脂肪酸であるプロストンに、医薬品としての可能性を世界で最初に見出しました。また、多くの人が苦しみながらも十分な治療法がないような疾患をターゲットとしています。

スキャンポ社ホームページ: http://www.sucampo.com.

                                                                                                             以上                        

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