抗腫瘍効果を高める「樹状細胞の活性化処理方法」に関する特許が日本で成立
株式会社メディネットは、樹状細胞を用いてCTL(細胞傷害性T細胞)の誘導を従来に比べ最大で100倍に向上させることが出来る「ビスホスホネートと抗原で樹状細胞を共感作する処理方法」に関して、日本において特許が成立いたしましたのでお知らせします。
2013年7月22日
株式会社メディネット
抗腫瘍効果を高める「樹状細胞の活性化処理方法」に関する特許が日本で成立
株式会社メディネットは、樹状細胞(DC:Dendritic Cell)を用いてCTL(細胞傷害性T細胞)※1の誘導を高める処理方法に関して、既に欧州11 カ国およびオーストラリアで特許が成立しておりますが、この度、日本においても特許が成立いたしましたので、お知らせします。
今回成立した「ビスホスホネートと抗原で樹状細胞を共感作する処理方法」は、当社が既に提供している樹状細胞ワクチン技術の処理方法で、従来の方法に比べ、CTL の誘導を最大で100 倍に向上させることができます。
尚、今回取得した特許技術の基礎技術にあたる、ビスホスホネートを用いて樹状細胞にガンマ・デルタT細胞の誘導能を発揮させる樹状細胞の調製方法は、既に欧州、韓国および日本で特許を取得しております※3。
メディネットは、再生・細胞医療を推進する政府方針を追い風と捉え、本プラットフォーム技術を活用し、
細胞加工受託業や細胞医療製品の開発を推進してまいります。
【特許情報】
登録番号: 5307944
発明の名称: 抗原提示細胞の活性化処理方法
権利者: 株式会社メディネット
対象国: 日本
※1:CTL
CTL とはCytotoxic T Lymphocyte(細胞傷害性T リンパ球)の略。T リンパ球の一種で宿主にとって異物になる細胞(がん細胞・ウイルス感染細胞・移植細胞など)を認識して殺傷する。
※2:2012 年8 月17 日リリース http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1000631
「抗腫瘍効果を高める「樹状細胞の活性化処理方法」に関する特許が欧州11 カ国で成立」
2012 年10 月31 日リリース http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1012725
「抗腫瘍効果を高める「樹状細胞の活性化処理方法」に関する特許が豪州で成立」
※3:2012 年3 月19 日リリース http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=959847
「がん治療に用いる「樹状細胞」に関する特許が欧州11 カ国で成立」
2013 年1 月31 日リリース http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1031228
「樹状細胞」に関する特許が日本および韓国においても成立」
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 株式会社メディネット
- 所在地 神奈川県
- 業種 医薬品
- URL http://www.medinet-inc.co.jp/
過去に配信したプレスリリース
一般財団法人 健康医学協会と特定細胞加工物製造に関する契約を締結
2017/5/23
高感度抗体検査法に関する特許が中国、シンガポール、台湾で成立
2017/2/13
岡山大学等との共同研究開発成果が論文掲載されました
2015/10/23
細胞培養技術者を派遣する新たなビジネスを開始 ~特定労働者派遣事業届出受理~
2015/10/7
iPS細胞を用いた免疫細胞治療の共同開発基本合意書を東京大学と締結
2015/9/25
米国ベクトン・ディッキンソン アンド カンパニー社とライセンス契約を締結
2015/6/23
九州大学、九州がんセンター医師主導治験に関わる治験薬製造支援契約締結のお知らせ
2015/6/19
品川細胞培養加工施設における細胞加工受託を本格的に開始
2015/5/26