【東日本大震災】これからも被災者とともに
2013年9月11日
日本赤十字社
【東日本大震災】これからも被災者とともに
~災害発生から2年半、進行中の事業をご報告します~
日本赤十字社の主な活動状況(海外救援金を財源とする継続中の事業)
日本赤十字社は震災発生から2年半、被災者に寄り添い、仮設住宅でのこころのケアや孤立化の予防、放射線の影響による健康管理など、さまざまな活動を継続しています。2年半を迎えるにあたり、進行中の活動や今後実施するイベントについてまとめましたので、取材をご希望される方はご連絡ください。
なお、これまで実施してきた活動については、日赤ウェブサイトをご覧ください。
http://www.jrc.or.jp/shinsai2011/index.html
岩手県
●仮設住宅居住者への支援
【ノルディック・ウォーキングとこころのケア】
仮設住宅で暮らす高齢者の病気・けがの予防を含めた健康づくりを支援しています。
日程:10月16日(水) 10:30~14:30 宮古市陸中宮古休暇村
10月25日(金) 10:30~14:30 遠野市たかむろ水光園
●ボランティア活動
【ふれあい炊き出し交流会】
赤十字奉仕団が仮設住宅などで炊き出しを行います。
日程:9月25日(水)11:30~14:00 陸前高田市仮設住宅モビリア東集会所(一関市花泉赤十字奉仕団)
9月29日(日)10:00~14:00 釜石市唐丹町小白浜仮設団地(釜石市赤十字奉仕団)
10月3日(木)10:30~14:00 大槌町小槌第12仮設団地(花巻市花巻地区奉仕団)
10月6日(日)10:00~14:00 田野畑村アズビィホール(田野畑村赤十字奉仕団)
●防災活動
【防災倉庫の配備事業】
被災した市町村を対象に防災倉庫を設置し、照明、屋外バルーン投光器、簡易トイレ、パーテーションなどを配備します。岩手県では平成25年度中に6市町村に配備します。
【赤十字の講習普及】
いざという時のため救急法、健康生活支援講習、幼児安全法などの講習会を実施しています。
日程:9月19日(木) 15:00~17:00 釜石市小佐野地区生活応援センター(幼児安全法)
●施設整備
大槌町 災害復興公営住宅 (平成27年度竣工予定)
吉里吉里保育園 (平成26年4月竣工予定)
山田町 私立日台きずな保育園 (平成25年9月竣工。10月7日に竣工式開催)
山田北小放課後児童クラブ(平成26年度竣工予定)
豊間根放課後児童クラブ (平成26年度竣工予定)
陸前高田市 私立広田保育園 (平成26年9月竣工予定)
宮城県
●仮設住宅居住者への支援
【こころのケア活動】
赤十字ボランティアが中心となって、イベントや傾聴によるこころのケアを行う『赤十字の心と体のほっとケア』活動を展開中です。
日程:9月14日(土) 10:00~14:00多賀城中学校仮設住宅集会所
9月28日(土) 10:00~14:00多賀城市山王市営住宅跡地仮設住宅集会所
●防災活動
【防災倉庫の配備事業】
宮城県では被災した沿岸部の14市町および県障害者総合体育センターに防災倉庫を配備します。既に12カ所に配備され、10月には完了する予定です。
【赤十字の講習普及】
世界救急の日(ワールド・ファーストエイド・デー)の 9月14日(土)に合わせ、とっさの手当を体験するイベントを行います。
日程: 9月16日(月)
会場① 10:00~16:00 利府町 イオンモール利府2F未来屋書店前(一次救命処置体験)
会場② 10:00~15:00 石巻市 イオンモール石巻2FタイムステーションNEO前(一次救命処置体験)
会場③ 13:00~15:00 気仙沼市 面瀬中学校仮設住宅集会所 (救急法体験)
会場④ 10:00~15:00 山元町 浅生原東田応急仮設住宅北集会所(救急法体験)
※会場①②はどなたでも参加できます。会場③④は市町村の仮設住宅入居者のみとなります。
●医療
【歯科口腔保健支援事業】
日本赤十字社は、宮城県からの要望を受け「歯科用ポータブル診療ユニット」「移動用車両」など総計60点を宮城県歯科医師会に寄贈しました。現在、歯科医師が仮設住宅や在宅療養などの移動困難者や要介護高齢者を訪問し、口腔ケアや訪問指導を実施しています。
●施設整備
南三陸町 公立志津川病院・総合ケアセンター (平成27年3月竣工予定)
石巻市 赤十字病院病棟・看護学校 (平成28年度竣工予定)
寄磯地区集会所 (平成26年度竣工予定)
気仙沼市 市民福祉センター (平成28年度竣工予定)
福島県
●仮設住宅居住者への支援
【ノルディック・ウォーキング「わいわいウィーク」】
仮設住宅で暮らす高齢者の病気やけがの予防を含めた心と身体の健康づくりを支援しています。
日程:9月25日(水) 9:30~13:00 浪江町 会津地区 なみえ会
【にこにこ健康教室】
仮設住宅の入居者を対象に生活環境の改善などを目的に行っています。
日程:10月1日(火) 10:30~14:00 二本松市 すぎた農村広場
10月3日(木) 10:30~14:00 二本松市 郭内公園
10月16日(水) 10:30~14:00 福島市 南矢野目仮設住宅
10月22日(火) 10:30~14:00 福島市 北幹線第一仮設住宅
10月30日(水) 10:30~14:00 いわき市 南台仮設住宅
●子どもたちへの支援
【すまいるぱーく】
移動型の室内遊び場を提供しています。
日程:10月16日(水) ~10月24日(木) 国体記念体育館
※詳細はこちら(http://smile-park2013.jp/)
【映画上映会】~おおかみこどもの雨と雪~
日程:9月21日(土)13:00開会 南相馬市さくらホール
●防災活動
【防災倉庫の配備事業】
福島県では被災した6の市町村に今年度中に配備することになっています。
●医療
【浪江町民への健康調査】
日本赤十字社は、各赤十字病院から福島県いわき市に順次看護師を派遣し、原発事故によって避難している浪江町民の健康調査を行っています。
9月8日~9月21日 看護師1名(高知赤十字病院)
9月19日~10月1日 看護師1名 (旭川赤十字病院)
●施設整備
相馬市 災害公営住宅 (平成25年10月竣工予定)
新地町 高齢者共同住宅 (平成25年10月竣工予定)
東京(日赤本社)
【赤十字原子力災害情報センターの開設】
日本赤十字社は、東日本大震災における救護活動を通じて得た原子力災害に関するデータを蓄積し、今後の災害対策に必要な情報を外部に発信するため、赤十字原子力災害情報センターを10月1日(火)に開設します。
同センターでは、福島第一原発事故から得られた教訓や知見、原子力災害が発生した場合の日赤救護班の行動基準などを収集、発信していくための手段として「デジタルアーカイブ」システムを構築します。本サイトは、同日よりアクセス可能です。
全国
【義援金の受付】
平成26年3月末まで義援金を受付けています。義援金は被災都道県の自治体を通じて、全額が被災者に届けられます。
・受付額 3,694億円(中央共同募金会受付分を含む)(平成25年8月23日現在)
・15都道県への送金額 3,678億円(平成25年8月23日)
・被災者への配付額 3,416億円(平成25年7月31日)
※事務経費については、日ごろから日赤を支援してくださる方々からの社費(会費)などにより対応しており、義援金から手数料などはいただいておりません。
※活動の財源について
緊急支援、復興支援活動、義援金関連の事務経費は、日ごろから日本赤十字社の活動のために寄せられている社費(会費)や寄付金、並びに海外の赤十字社から寄せられた海外救援金999.4億円によって実施されています。
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 日本赤十字社
- 所在地 東京都
- 業種 医療サービス
- URL http://www.jrc.or.jp/
過去に配信したプレスリリース
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