平成26年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰に本学から3名 理工・笠原教授、木村教授、高等研・田邊助教

早稲田大学

2014-04-16

早稲田大学広報室広報課

平成26年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰に本学から3名

理工・笠原教授、木村教授、高等研・田邊助教

 科学技術に関する研究開発などで顕著な成果を収めた研究者の功績を称える平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を、早稲田大学の3名の研究者が受賞しました。科学技術の発展等に寄与する可能性の高い独創的な研究又は開発を行った研究者を表彰する「科学技術賞研究部門」には理工学術院の笠原博徳教授、木村啓二教授ら2名、また、萌芽的な研究や独創的視点に立った研究など高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満の若手研究者を対象とする「若手科学者賞」には、高等研究所の田邊優貴子助教が選ばれました。4月15日に文部科学省にて表彰式が行われました。

科学技術賞 研究部門

業績名: マルチコアプロセッサ及び並列化コンパイラに関する研究

受賞者名:笠原博徳教授(理工学術院)、木村啓二教授(理工学術院)

若手科学者賞

業績名:南極湖沼生態系の環境応答と遷移過程に関する研究

受賞者名:田邊優貴子助教(高等研究所)

【受賞コメント】

笠原博徳教授・木村啓二教授

 平成26年度文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究部門)を受賞することができ大変光栄でございます。

 長年、研究室の多くのメンバーと共に進めて参りましたマルチコア及び並列化コンパイラの研究開発をご評価戴き大変うれしく思っております。本研究にあたりましては、文部科学省並びに関連省庁の皆様、多くの企業の皆様、本学関連箇所に多大なご支援と御協力を戴きました。厚く御礼申し上げます。

 今後とも、実用化を含め、さらに研究を発展させるべく、努力を重ねて参りたいと存じます。ご指導・ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

田邊優貴子助教

 これまで取り組んで来た南極湖沼における生態学的・地球科学的な研究がこのように一般の目に触れるような形で評価され、非常に嬉しく思います。南極や北極といった極地での野外調査をまじえた研究は効率的に成果を出すことが難しい分野ですが、地球環境を知る上で非常に重要なテーマであり、自然科学、特に生物学や生態学を研究する上で野外において自然を観察しながら進めていくことは必要不可欠です。今後も、よりいっそう自然の中に潜む面白い現象を探求し、真理を追究する努力を続けていきたいと考えています。

【リンク】

平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者等の決定について:文部科学省 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/04/1346090.htm

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プレスリリース添付画像

左から木村教授、笠原教授、田邊助教

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