自然環境保全の推進に貢献する「公益信託タカラ・ハーモニストファンド」の助成先決定

公益信託タカラ・ハーモニストファンドは、1985(昭和60)年に宝ホールディングス(当時は寳酒造)の拠出基金(信託財産)をもとに設立され、その基金及び運用益によって自然環境保全に関する研究・活動への助成を長きにわたって続けています。

2015/6/12

宝ホールディングス株式会社

自然環境保全の推進に貢献する「公益信託タカラ・ハーモニストファンド」

平成27年度(第30回)の助成先決定

~10件、助成金額総額494.7万円~

 公益信託タカラ・ハーモニストファンドは、1985(昭和60)年に宝ホールディングス(当時は寳酒造)の拠出基金(信託財産)をもとに設立され、その基金及び運用益によって自然環境保全に関する研究・活動への助成を長きにわたって続けています。30年間の助成先はのべ322件、助成金累計額は1億5467万9千円となりました。

 公益信託タカラ・ハーモニストファンドの助成先の研究・活動エリアはこれまでに45都道府県に及び、全国各地に広がっています。今後とも地域の自然環境保全に関する研究・活動への助成を通じて、自然環境保全の推進に貢献してまいります。

<2015年度助成先およびテーマ>

〇活動の部

・「人と海鳥と猫が共生する天売島」連絡協議会:

 天売島の海鳥保護を目的としたノラネコ対策の実施

・十和田湖自然ガイドクラブ:休屋杉並木保全活動

・NPO法人 三番瀬環境市民センター:三番瀬を里海として保全・再生するための調査活動

・北野 大輔(個人):

 滋賀県の内湖における侵略的外来生物駆除および在来魚のモニタリング

・足摺宇和海国立公園大月地区パークボランティアの会:

 サンゴ保全にかかる普及啓発及び調査活動

・研究会はたのおと:小さな自然再生:流域の土と木で生態ネットワークを回復

・NPO法人 いけま福祉支援センター:池間湿原の保全・再生へ向けた鳥瞰・虫瞰調査

〇研究の部

・NPO法人 富士山自然センター:

 富士山梨ヶ原の絶滅危惧動植物に地質や土地利用が及ぼす影響に関する研究

・畠 佐代子(個人):水田地帯に生息するカヤネズミの食性に関する研究

・松本 清二(個人):奈良県を中心とした紀伊半島におけるオオサンショウウオの生息調査

 ※当リリースでは、各団体・個人の了解を得て氏名を開示しています。

<公益信託タカラ・ハーモニストファンド概要>

〇名称:公益信託タカラ・ハーモニストファンド

〇設立趣旨:緑と水に恵まれた良好な自然環境の保全および創出に寄与する。

〇委託者:宝ホールディングス株式会社

〇受託者:みずほ信託銀行株式会社

〇拠出信託財産:3億円

〇設立時期:1985(昭和60)年10月

〇主務官庁:環境省

〇事業:

・日本の緑を構成する森林、木材などの陸域の自然環境を保護するための研究・活動に対して

 助成します。

・海、湖、河川などの水域の自然環境(水棲生物を含む)を保全するための研究・活動に対して

 助成します。

・信託目的を達成するために必要と認められる普及・啓発事業をおこないます。

・その他、信託目的を達成するために必要と認められる事業をおこないます。

〇信託管理人:前田 達明(京都大学名誉教授)

〇運営委員長:八木橋 惇夫(元環境事務次官)

○運営委員:

布谷 知夫(三重県総合博物館館長)

沢田 裕一(滋賀県立大学名誉教授)

斎藤 清明(元総合地球環境学研究所教授)

鹿野 久男(元財団法人国立公園協会理事長)

遊磨 正秀(龍谷大学理工学部教授)

中尾  大輔(宝ホールディングス株式会社取締役、宝酒造株式会社代表取締役副社長)

鷲野 稔(宝ホールディングス株式会社取締役、宝酒造株式会社取締役)

URLhttp://www.takarashuzo.co.jp/environment/fund/

[お客様からのお問い合わせ先]

宝酒造株式会社 お客様相談室:075-241-5111(平日9:00~17:00)

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

このプレスリリースを配信した企業・団体

  • ※購読している企業の確認や削除はWebプッシュ通知設定画面で行なってください
  • SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中