丹鉄沿線地域が一体となり、地域の食・魅力を体験通じて発信　丹後くろまつ号が生まれ変わります

2016/2/1 15:05

　WILLER TRAINS株式会社が運行する京都丹後鉄道は、4月1日より豊岡駅と天橋立駅の区間で、食堂列車「丹後くろまつ号」において「FOOD EXPERIENCE」をコンセプトにした、食を楽しむだけではなく、食を通じて沿線地域の魅力を発見できる新しいサービスを開始します。

2016/2/1

WILLER TRAINS株式会社

丹鉄沿線地域が一体となり、地域の食・魅力を体験通じて発信

食堂列車「丹後くろまつ号」が生まれ変わります

　WILLER TRAINS株式会社（http://trains.willer.co.jp、代表取締役：村瀬茂高）が運行する京都丹後鉄道（以下、丹鉄）は、4月1日より豊岡駅と天橋立駅の区間で、食堂列車「丹後くろまつ号」において「FOOD EXPERIENCE」をコンセプトにした、食を楽しむだけではなく、食を通じて沿線地域の魅力を発見できる新しいサービスを開始します。

　これまで「丹後くろまつ号」では、丹鉄沿線地域の海の幸や山の幸を使った料理を提供していました。今回の取り組みでは、沿線地域の食材や料理に、地域の魅力や食材生産者の想いを加えることで、それらの食材や料理をブランド化し、国内、国外問わず多くの方々に沿線地域を知っていただき、来ていただくきっかけを作ります。また、沿線地域の魅力を丸ごと知っていただくためには、食だけではなく魅力そのものを体験いただくことが必要、という想いから「FOOD EXPERIENCE」をコンセプトとしました。

■列車の進行に合わせて地域の魅力を発信

今回の新しいメニューは、列車の進行に合わせて、その地域で取れた食材を生かし地元で親しまれている料理を集めました。料理提供前には、それぞれの食材や料理に秘められた歴史や文化について、食材生産者や調理人に語っていただき、それを映像化した動画を車内で放映します。そして、調理の最後の一工程をお客さまの目の前で披露し、その土地の慣習に習って味わっていただきます。

■沿線地域と一体となったメニュー作り

今回の企画に当たっては、沿線の食材生産者や調理人の方々と意見を出し合い協力をして、地域の食の魅力を創造することを目指し、素材から調理方法、提供方法に至るまでこだわり創り上げています。例えば、300余年の歴史がある天橋立名物「智恵の餅」の食べ比べ（智恵の餅～四軒茶屋食べ比べ～）は、四軒の茶屋にご協力いただき、今回初めて実現したメニューです。

■観光客が使いやすいダイヤに設定し、沿線地域への誘客を強化

第一弾は、日本有数の名湯地として有名な「城崎温泉」の近隣駅である豊岡駅と日本三景で多くの観光客が訪れる「天橋立」を結ぶことで、丹鉄沿線の食を楽しみながら城崎温泉と天橋立間を移動していただけます。今後、天橋立と西舞鶴や福知山を結び、その地域の魅力を伝える料理を企画していきます。

【商品概要】

■コース①『丹後のこだわり味わいコース～BETSUBARA～』8,800円

10:08　豊岡発　　コウノトリ大豆のおぼろ豆腐～米糀と北村ワサビと共に～

10:21　久美浜着　漁師汁～久美浜湾の恵み～

10:55　久美浜発

11:17　網野着丹後ばら寿司のまつぶた盛り

11:50　網野発

12:20　天橋立着　地魚の一刻干しと黒ちくわの七輪焼き

13:20　天橋立駅　順次解散

※四軒茶屋１店舗で使えるクーポン（智恵の餅３個+お茶）付き