長岡の宝を世界へ発信 市の魚「錦鯉」を姉妹都市ホノルル市へ寄贈

長岡市

 長岡市は、平和交流の一環として、長岡市の魚「錦鯉」をホノルル市に寄贈します。長岡・ホノルル両市で世界の恒久平和を願うとともに、ホノルル市民をはじめ、世界各国からホノルルを訪れる多くの方に楽しんでもらいながら、長岡の宝「錦鯉」を世界へ向けて発信します。

2016年3月8日

長岡市

長岡の宝を世界へ発信

市の魚「錦鯉」を姉妹都市ホノルル市へ寄贈

 長岡市は、姉妹都市ハワイ・ホノルル市からの申し出を受け、平和交流の一環として、錦鯉養殖組合の協力を得ながら、長岡の錦鯉をホノルル市に寄贈します。

 平成26年10月23日に中越大震災からの復興のシンボルとして市の魚に制定した錦鯉は、「ケンカをしない」「群れの中にすぐに溶け込む」などの習性から「平和の象徴」とも言われています。

 今回の寄贈は、長岡・ホノルル両市で世界の恒久平和を願うとともに、ホノルル市民をはじめ、世界各国からホノルルを訪れる多くの方に楽しんでもらいながら、長岡の宝「錦鯉」を世界へ向けて発信するものです。

 なお、長岡市の公式訪問団の日程は、別紙1のとおりです。

1 錦鯉贈呈式

(1)日  時 3月13日(日)午後3時~3時30分 ※現地時間

(2)会  場 シェラトン・ワイキキ・ホテル1階 百合の池

(3)錦鯉贈呈 長岡産錦鯉25尾(2歳以上、35~60cm程度)

(4)次  第 ①長岡市代表あいさつ(森民夫 長岡市長)

        ②来賓祝辞(三澤康 日本国総領事)

        ③小国和紙の目録贈呈(ホノルル市、シェラトン・ワイキキ・ホテル)

        ④贈呈先あいさつ(ホノルル市、シェラトン・ワイキキ・ホテル)

        ⑤鯉放流

        ⑥閉会あいさつ(関正史 長岡市議会議長)

(5)出席者  10人

        ・長岡市長 森民夫

        ・長岡市議会議長 関正史 

        ・ホノルル市副市長 ロイ・アメミヤ 

        ・ホノルル市議会議長 アーネスト・Y・マーティン

        ・在ホノルル日本国総領事館総領事 三澤康

        ・シェラトン・ワイキキ ホテル総支配人・ケリー・サンダース

        ・長岡市錦鯉養殖組合理事長 星野正晴

        ・Kyo-ya Company LLC.ファイナンシャル・マネージャー 竹内哲治

        ・コダマコイファーム社長 樹神(こだま)太郎

        ・帝京長岡高校学生代表

(6)その他  今回の寄贈を記念して、経緯や錦鯉の特徴を記したプレートを池に設置します(別紙2のとおり)。

2 今後の寄贈予定

 今年、開園100周年を迎えるホノルル動物園への錦鯉贈呈も予定しています(別紙3のとおり)。

3 ホノルルフェスティバルで錦鯉をPR

(1)日 時 3月12日(土)午前10時~午後6時、13日(日)午前10時~正午 ※現地時間

(2)会 場 ハワイ・コンベンションセンター

(3)内 容 錦鯉展示ブースを設置し来訪者にPR。贈呈式で放流される錦鯉を約2mの展示プールで展示・紹介します。

※「錦鯉」の発祥

 およそ370年前(1645年頃)の江戸時代初期に、長岡市山古志地域(旧山古志村)を中心とした「二十村郷(にじゅうむらごう)」では、棚池(たないけ)を活用し、貴重なタンパク源として食用鯉を飼育していました。その折、突然変異により模様鯉(もようごい)が出現したことが「錦鯉」の始まりです。

 錦鯉の品種は細分化すると100種類にも及びます。長岡市では、そのほとんどが手に入るため、数多くの愛好家がその錦鯉を求め長岡を訪れています。

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