働き方改革世代は、先輩世代とちょっと違う!! 20代に“戦略的休憩”の兆し!?

江崎グリコ

2018年 3月 22日

江崎グリコ

次世代ビジネスパーソンに必要なのは”戦略的休憩力”

20代に“戦略的休憩”の兆し!?

働き方改革世代の20代は、

仕事中の休憩のとり方や意識が先輩世代とちょっと違う!!

~ 集中力を高めるために時間を決めてきちんと休む“戦略的休憩”を実践中 ~

事務的な作業による一時的・心理的なストレスを低減する機能があるγ-アミノ酪酸が配合されている、メンタルバランスチョコレート「GABA(ギャバ)」を展開する江崎グリコ株式会社では、全国の20代〜50代のフルタイム勤務の男女800人を対象に、仕事中の休憩時間に関する意識と実態調査を行いました。その結果、従来の疲れたから休むという“休息的休憩”とは異なる、次の仕事に向けて英気を養う“戦略的休憩”を実践する20代の存在が浮かび上がりました。主な調査結果は、以下の通りです。

※以下、リリースを抜粋。詳細はPDFをご参照ください。

仕事の合間の休憩時間 20代は男女とも先輩よりも積極的にとり、長く休憩する

★ビジネスパーソンの6割(58.6%)が仕事の合間に休憩をとり、男性(64.3%)の方が女性(53.0%)よりも休憩しがち。

★休憩を取る頻度は「2時間に1回」(36.7%)〜「3時間に1回」(26.0%)が一般的。

★1回の休憩時間は平均11分31秒、男性11分41秒、女性11分19秒。

★仕事時間がいちばん長い40代男性は、休憩をとる割合も低め(56.0%)。

★20代男性の休憩率(64.0%)は40代男性より高く、休憩時間は40代男性に次いで12分12秒と長い。

★20代女性の休憩時間は12分19秒と女性で最長!!先輩社員より 長く休憩する20代。

休息的休憩志向の熟年世代と戦略的休憩志向の20代、20代の休憩に欠かせないのはSNSとチョコ

★40代・50代男性は「仕事がひと段落をしたとき」、 20・30代男性は「時間を決めて」「集中力を高めたいとき」など、 積極的に仕事に取り組むために休憩をとる“戦略的休憩”傾向に。

★女性の4人に1人は「甘いものが食べたくなったとき」(25.0%)に休憩。男性5.4%とスイーツ休憩男子はまだ少数派。

★“戦略的休息”の20代の休憩は、「ネットサーフィンやSNSチェック」(男性28.1%、女性30.2%)や「チョコを食べる」(女性43.4%)が多く、仕事のパフォーマンスを上げる意欲や実践率、自己管理意識も高め。

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■仕事時間最長は20代男性より40代男性が長く、残業率も高い。

20代〜50代のフルタイム勤務のビジネスパーソンに1日の労働時間を聞くと、平均で8.74時間(8時間44分)となり、男性(9.12時/9時間7分)の方が女性(8.36時間/8時間22分)よりも1日あたり45分長く働いています。労働時間が最も長いのは40代男性で、1日9.62時間(9時間37分)「1日10時間以上」働く人も約半数(48.0%)います。20代男性は労働時間(8.89時間/8時間53分)も10時間以上働く割合(31.0%)も50代に次いで短く、30代・40代の先輩男性よりも日常的に早く退社しているようです。図1

■20代では、集中力を高めたいときや時間を決めてとるなど能動的に休息をとる
“戦略的休憩”実践層も誕生!!!

どんなときに休憩をとるのか聞くと、「仕事がひと段落したとき」(52.5%)、「リフレッシュしたいとき」(49.0%)、「集中力が切れたとき」(45.6%)などが多くなっています。

また、男性の休憩のとり方を年代別で比較すると、40代・50代男性は「仕事がひと段落したとき」(40代58.9%・50代61.4%)、30代男性は「リフレッシュしたいとき」(55.2%)が全体傾向より高いのに対し、20代男性は「時間を決めてとっている」(21.9%)、「集中力を高めたいとき」(21.9%)が全体よりも高くなっています。

図5

20代では、仕事がひと段落したときやリフレッシュしたいときなど、従来からある疲れを癒やすための休憩ではなく、時間を決めてとったり、集中力を高めたいときにとる、次の仕事に向けての意欲が高い“戦略的休憩”を取る新しい意識が芽吹いているようです。

■“戦略的休憩”を実践する20代は、
ネットサーフィンやSNSで情報収集に余念がない

休憩時間に何をするか聞くと、「トイレに行く」(52.7%)、「コーヒーや紅茶を飲む」(43.9%)、「お茶や水を飲む」(40.1%)などが多く、男女で比較すると、男性は「たばこを吸う」(32.3%)、女性は「チョコを食べる」(35.4%)が多くなっています。

“戦略的休憩”を実践する20代では男女ともに「ネットサーフィンやSNSをチェック」(男性28.1%、女性30.2%)が他の年代より多く、20代女性の4割以上は「チョコを食べる」(43.4%)と答えています[図6]。

20代の“戦略的休憩”には、SNSとチョコが欠かせないようです。

図6

■デキるビジネスパーソン像にも変革の波? スマートに仕事を楽しむ人がステキ

働き方改革や生産性の向上など、働く環境が大きく変化しており、今回の調査では休憩時間に対する意識にも変化があらわれつつあることがわかりました。そんな変革の時代、デキるビジネスパーソン像を聞くと、「人や時間の使い方や仕事の振り方がうまい」(48.0%)、「短時間で仕事をスマートにこなす」(39.3%)、「時間を守る」(31.1%)、「公私のメリハリをきちんとつける」(31.0%)、「仕事を楽しんでいる」(27.1%)などが上位にあげられました。働く環境の変革に伴い、かつての猛烈企業戦士ではなく、時間を有効にスマートに使う、仕事を楽しむといった、次世代のデキるビジネスパーソン像がつくられつつあります。

図10

専門家からのコメント

■機能性食品を摂取することで、“戦略的休憩”を心がける

この調査結果は、働くひとの健康ガイドの立場から実感値としても合致します。

若い世代はすぐに休んでいる、サボっていると思われがちですが、この戦略的休憩を彼らは本能的にやっており、働き方改革の中で言われている仕事への向き合い方として良いものといえます。言い方を変えれば、戦略的な休み方をすることで継続的にパフォーマンスが出せることをよく知っています。これからは働いている時間の見直しではなく、働いていない時間の過ごし方が重要です。戦略的休憩をとることが今の時代で重要な働き方となります。休憩は、意識的にやらないとできないものです。疲れたら休むのではなく、疲れる前に休みを入れて継続的に成果を出し続ける姿が良いでしょう。上手な休み方をしている人は、休憩中にひと工夫をしています。例えば、休憩中に職場で自分の仕事と直接関係しない人と話すなどです。仕事に関係するものをと思いがちですが、研究結果からは仕事に無関係の話をする方がリフレッシュ効果が高いことがわかっています。また、仕事に取り掛かる直前に、血糖値をすこし上げることもおすすめです。例えばチョコレートを摂取することは良いでしょう。チョコレートの血糖値を高める効果で満足感が醸成され、休憩の満足度も増大します。GABA(γ-アミノ酪酸)には、事務的作業による、一時的・心理的なストレスの低減機能があることが報告されています。GABA(γ-アミノ酪酸)などを含む機能性食品を摂取するなど、働き方だけでなく、食事や運動という観点で出来ることから1つずつ試してみましょう。

山田氏

働くひとの健康ガイド/株式会社iCARE 代表取締役CEO

山田 洋太氏(やまだ ようた)氏

2012年3月慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)修了。ビジネスと医療を繋ぐメンタルヘルスのスペシャリスト。総合情報サイト「All About」では働くひとの健康ガイドを務める。

調査概要 ■実施時期 2018年2月14日(水)~2月16日(金)

       ■調査手法 インターネット調査  

       ■調査対象 全国の20代〜50代のフルタイムで働く男女800人

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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総括

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山田氏

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