企画展示『化石林 ねむる太古の森』7月21日より開催

琵琶湖博物館

平成30年7月21日

滋賀県立琵琶湖博物館

自由研究のテーマ決めのきっかけに!琵琶湖博物館は夏休み向けイベントを続々展開!

企画展示『化石林 ねむる太古の森』7月21日より開催

水族企画展示『琵琶湖に固有な魚たちの歴史』も同日から開催

 琵琶湖博物館では7月21日(土)より第26回企画展示『化石林 ねむる太古の森』を開催します。化石林とは、過去にあった森の一部がそのままの状態で土砂に埋もれて、地層に残されたものです。琵琶湖地域には愛知川や野洲川などで発見されたものなど400万年の間に時代の異なった化石林が多く残されています。

 今回の企画展示では、地層にねむる化石林や動植物の化石を通して、古琵琶湖から現在の琵琶湖ができるまでの湖を取り巻いてきた森の様子や移り変わりを紹介します。約400万年前のミエゾウやワニの仲間の足跡化石のレプリカ、滋賀県大津市で発見された縄文時代の杉の根株やたくさんの植物化石などを展示します。ぜひご覧ください。

 また、同日より、第30回水族企画展示『琵琶湖に固有な魚たちの歴史』を開催します。ビワコオオナマズをはじめとした16種の琵琶湖固有種が大集合し、さらに普段は水族展示では展示されていない琵琶湖固有種の近縁種も含めて24種約150個体の魚を生体展示します。

 今回の水族企画展示では、琵琶湖固有種となる魚がいつごろ出現したのか?そして400万年という琵琶湖の歴史とどう関わりがあるのか?その謎について最新の研究を基にして紹介をします。

 さらに、琵琶湖に固有な魚と共通の祖先をもち、近縁な魚も紹介します。特にコウライモロコ、カワヒガイ、スミウキゴリ、シマヒレヨシノボリなどは普段、琵琶湖博物館の水族展示では展示していない魚ですのでこちらも必見です。

【第26回企画展示『化石林 ねむる太古の森』】

【開催期間】 2018年7月21日(土)~11月25日(日)

【開館時間】 9:30~17:00(入館は16:30まで)

【観覧料金】 小・中学生 150円(120円) 高・大学生 240円(190円)

 一般 300円(240円)

※常設展示観覧料金とは別料金 ※( )内は20名以上の団体料金

【主  催】 滋賀県立琵琶湖博物館

<企画展示の主な見どころ>

■大津市内で発見された縄文時代の杉の根株大津市木戸で発見された約3000年前のスギの木。

 全体の大きさは3mを超える大きな標本です。

■約400万年前のミエゾウやワニの仲間の足跡化石(レプリカ)

 400万年前、三重県に琵琶湖があった時代に、生息していたといわれるミエゾウやワニの仲間の足跡化石

(レプリカ)。長さ5mの大きな足跡化石です。

■さまざまな植物化石標本

 かつて琵琶湖のまわりにも自生していたメタセコイアなど様々な植物の化石が豊富に並び、

当時生えていた植物のようすを知ることができます。

第30回企画展示『琵琶湖に固有な魚たちの歴史』

【開催期間】 2018年7月21日(土)~9月2日(日)

【開館時間】 9:30~17:00(入館は16:30まで)

【場  所】水族展示室内 水族企画展示室

【観覧料金】 常設展示観覧料金でご覧いただけます

        大人750円、高校生・大学生400円、中学生以下無料

【主  催】 滋賀県立琵琶湖博物館

先日オープンした 「おとなのディスカバリー」で展示開始 黄色いオタマジャクシが発見されました!

琵琶湖博物館に、突然変異などによりメラニン色素を持たない「アルビノ」と呼ばれる、体が白く目が赤いオタマジャクシが届けられました。そこで、琵琶湖博物館では先日オープンしたばかりの「おとなのディスカバリー」にて、この黄色いオタマジャクシを7月20日(金)から展示します。

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プレスリリース添付画像

愛知川化石林

野洲川化石林

大津市の杉

ワニの足跡化石

ミエゾウの足跡化石

メタセコイア化石

発見されたアルビノ個体の白いオタマジャクシ

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