カナダの「カールソン・グループ」と インプラント工法®の普及拡大に向けた協働契約を締結

技研製作所

2019年7月22日

株式会社 技研製作所

カナダの「カールソン・グループ」と インプラント工法®の普及拡大に向けた協働契約を締結

 株式会社技研製作所(本社:高知市、代表取締役社長:北村精男)は、「インプラント工法」のグローバル展開を加速するため、6月20日、カナダの「Carlson Construction Group Inc. (以下:カールソン・グループ)」と協働契約を締結いたしました。

 カールソン・グループはブリティッシュコロンビア州バンクーバーに本社を置く、同州を代表する総合建設グループです。グループ内には30年の歴史を持つ元請工事会社「Brymark Installation Group」、40年の歴史を持つ配管加工会社「Corwest Fabrications」、1913年創業の土木工事会社「Vancouver Pile Driving」(1996年Carlsonグループ傘下入り)があり、橋梁・トンネル・高速道路などの土木工事、海洋土木工事、基礎工事等を幅広く手がけています。

 カナダでは近年、都市再生事業において、官民パートナーシップ(PPP)モデルを活用した開発が積極的に進められています。これは最も効率的にプロジェクトを進めるために、民間の専門知識と革新的な技術を公共インフラ投資に結びつけるもので、近年では設計から部材調達、施工管理、維持・メンテナンスまでの全体最適化を図る「トータルパッケージ」での採用が増加しています。加えて、カナダの連邦政府は経済の活性化を図るため、2017年から2028年にわたり新しいインフラ事業に1860 億カナダドル(約15兆円)の投資を明言しており、カナダの公共および民間によるインフラ整備需要は増大する見通しとなっています。

 こうした背景の中、カールソン・グループは、当社グループの革命的なビジョンと技術力に共感し、互いに持続可能な発展を遂げるためのパートナーとして、この度の契約に至りました。両グループは今後協働して案件形成のため積極的な提案活動を行い、カナダ市場での「インプラント工法」の普及拡大を図っていきます。

6月20日、高知本社にて(向かって左からカールソン・グループCEOのSteven Hunt氏、当社の専務取締役のAnthony Bertrams、Vancouver Pile Driving社副社長のChris Primett氏。)

■カナダでの圧入工事実績の例

2010年にトロント市で行った鉄道の立体交差化に伴う工事。周辺環境への影響を抑え、近接する鉄道線路を供用しながら行った施工は高く評価されました。

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