アクティオとレンタル業務提携契約

「10年後の売上高1000億円」実現に向けた大きな一歩。顧客開拓を加速

技研製作所

株式会社技研製作所

 株式会社技研製作所(本社:高知市、代表取締役社長:森部慎之助)は、建設機械レンタル最大手の株式会社アクティオ(本社:東京都中央区、代表取締役会長兼CEO:小沼光雄)とレンタル業務提携契約を結びました。中期経営計画で掲げた「10年後の売上高1000億円」の実現に向けた大きな一歩として、同社が国内外に有する広域レンタルの営業網を活かし、新規顧客の開拓を加速させるとともに、需要増に対応する機械の供給体制を整えます。

 アクティオは、提案型の建設機械レンタル「レンサルティング※」を通して数多くの建設会社や専門工事会社と取引しており、顧客開拓において強力なパートナーとなります。同社の多様なチャンネルを活用してユーザー拡大を図る当社と、商品群に「サイレントパイラーⓇ」を加えることで事業拡大を期すアクティオ。両社の連携によるシナジー効果は、「工法革命」のうねりをいっそう大きくし、建設の新しい時代をつくります。

 

※ アクティオが創造したコンサルティングを含むレンタルという意味の造語。単に建機を貸し出すだけでなく、現場に応じた最適機材やその活用法などといった専門的な知恵やノウハウも提供する提案型のサービスです。

 

■提携概要

 一般汎用機(単独圧入機、硬質地盤対応機)をレンタル機として販売し、当社と連携して顧客開拓を推進します。当社は保守・現場技術、営業などのノウハウ提供を行い、アクティオのレンサルティングをサポートします。

 


■顧客開拓

 圧入技術に触れたことのない顧客に、アクティオの広域営業網を活用し、その価値を体験してもらいます。当社の顧客は同社が取引する多くの専門工事会社のごく一部です。その大多数を新しい顧客とし、レンタル機の活用を通じて機械の購入につなげられると考えています。建設会社や工事専門会社に対する技術の浸透は、さまざまな工事分野に顧客の裾野を広げる提案活動の追い風にもなります。

 

 


■今後の流れ

 速やかに事業を開始するため、活動拠点として5 月より東京工場(東京都足立区)を貸し出し、当社スタッフがエンジニアに整備・保守技術、現場技術(オペレータ向け)の教育研修を行います。事業定着を図りながら広域的な事業運営に向けて拠点整備を行ってもらい、段階的に運用台数を増やす計画です。レンタル運用の開始と併せ、顧客開拓に向けた活動にも協働して取り組んでいきます。

 

■今後の期待

 アクティオは東南アジアを中心に7 つの海外グループ会社(タイ、マレーシア、台湾、シンガポール、ミャンマー、インドネシア)を有しており、日本と同様にレンサルティングを展開しています。

当社のグループ企業・Giken Seisakusho Asia Pte., Ltd.(本社:シンガポール、社長:藤崎義久)は、シンガポールを拠点とするアクティオのグループ会社・AKTIO PACIFIC PTE. LTD.(本社:同、取締役:千葉公一)と指定工場契約を結んでいます。

 将来的にはアクティオの海外拠点でも圧入機のレンサルティングを展開し、ユーザー拡大を推進したい考えです。長期ビジョンである「海外売上比率7割」を実現するパートナーとしても密な連携を見据えています。

 

【株式会社アクティオ概要】

名称 :株式会社アクティオ

所在地 :東京都中央区日本橋3丁目12番2号 朝日ビルヂング7階

代表者 :代表取締役会長兼CEO 小沼光雄

事業内容 :建設機械レンタル

設立日 :1967年1月10日

資本金 :5億円

支店 :東京・大阪・札幌・仙台・名古屋・福岡など全国19か所

営業拠点 :全国に425か所

工場・センター:全国に156か所

 

 

■技研グループ概要

「圧入原理」を世界に先駆け実用化した杭圧入引抜機「サイレントパイラーⓇ」を製造開発し、その優位性を生かしたソリューションを提案・実践しています。無振動・無騒音、省スペース・仮設レス、地震や津波、洪水に耐える粘り強いインフラの急速構築――。圧入技術が提供するオンリーワンの価値は、世界の建設課題の解決や国土防災に貢献しており、採用実績は40 以上の国と地域に広がっています。

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