Metamaterial Absorption Technology 業界初の採用方法をKEFが発表

KEF JAPAN

2020年9月1日

KEF


Metamaterial Absorption Technology
業界初の採用方法をKEFが発表



202091日 英国 ケント州 メイドストーン –  「なによりも先にサウンドを」にコミットし、全精力を注いできたKEF。ここに、Metamaterial Absorption Technology(MAT)の画期的な採用方法を発表致します。このイノベーションにより、KEFの全く新しい革新的製品設計を可能にし、聴き手が吸い込まれていく様な、臨場感あふれる類無きピュアなサウンドをお届けすることができるのです。

 

半世紀以上にわたり、KEFの世界レベルのエンジニアたちは、常に音響技術の先頭を切って参りました。MATに着目し、Acoustic Metamaterial Groupとの共同開発を推し進めることにより、ラウドスピーカー設計を一変させ、またもや、リスニング体験を高める音響イノベーションに対するKEFのたゆまない情熱が示されることになりました。

KEFは、MATを利用し、ドライバーユニットの背後に生じるノイズを全て吸収する力を持つ合成物質を作り上げたのです。それは音の歪みを削減し、音声の乱れを防止することができるのです。

 

Dr Sebastien Degraeve, KEF リサーチ&デベロップメント・エンジニア談: ‘ドライバーユニットの背後に生じるノイズを、我々は吸収したかったのです。何故ならば、ドライバーユニットやキャビネットによって人工的につくられてしまう音ではなく、音楽そのものを聴きたいからです。我々は、最小スペースで最大限のノイズを吸収できる、最適なメタマテリアルを作り上げたのです。’

 

MAT は、とても複雑な迷路の様な構造で、それぞれ入り組んだ回路が特定の周波数帯を効率的に吸収します。それらの回路を結合すると、まるで音のブラックホールの様な役割を果たし、ノイズを99%吸収します。以前までのトラディショナルなアプローチでは、60%しか吸収することが出来なかったので、音にもたらす効果は比較にならない程です。その違いは、明らかに聴いてとれます。

 

Dr Jack Oclee-Brown, KEF リサーチ&デベロップメント責任者談: ’KEFが業界初、オーディオにMetamaterial Absorption Technology を採用したことに、とてもわくわくしています。大好きなアーティストの曲を聴いているときも、新しいゲームをマスターしているときも、映画をリラックスして鑑賞しているときも、ボックスセットであろうがポッドキャストであろうが、リスナーが息をのむ様な原音再生を、我々は叶えることが出来るのです。

 

MATの様に先駆的な新しい技術は、そのパフォーマンスを発揮するための素晴らしいプラットフォームが必要です。KEFは、このMATの恩恵を受ける現代のスピーカーを、もう間もなく発表いたします。その音は、聴けば確信となります。

 

Metamaterial Absorption Technology (MAT) の特色とは:

・Metamaterial Absorption Technologyは、ドライバーユニットの背後に生じるノイズを99%吸収し、よりピュアで自然なサウンドを可能にします。

・KEF は、オーディオ業界初、メタマテリアルをラウドスピーカー設計に採用したブランドです。

・MAT は、KEF 及び Acoustic Metamaterials Groupとの共同開発イニシアチブです。

 

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KEFについて

KEFは1961年、レイモンド・クック(1925-1995)によって設立されました。当時KEF本社は、英国のKent Engineering & Foundry 構内の プレハブ小屋にありました。約半世紀以上、オーディオ業界の先駆者として、今でも、”最高の音”にこだわり続けています。画期的なUni-Qテクノロジーから、アイコンとなったLS50ワイヤレスまで、KEFは、その非凡な才能をもって、最も革新的な技術とデザインのバランスを追求しているのです。KEFが、クオリティに対して高い評価を得られている理由は、確かな耳と長い経験を基に一切の妥協をしない精神が宿っているからなのです。



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