糸曽賢志教授の新作映画「サンタ・カンパニー~真夏のメリークリスマス~」のワールドプレミアが世界で開催

産官学連携/SDGs

大阪成蹊大学

【本件の概要】

 大阪成蹊大学 (大阪市東淀川区/学長 武蔵野實)芸術学部 造形芸術学科の糸曽賢志教授(学部長)が、オリジナルアニメーション「サンタ・カンパニー~真夏のメリークリスマス~」の原作・脚本・監督を担当し、2021年1月29日(金)に、世界各地で同作品のワールドプレミア(上映会)が開催されました。

 同作品は日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として推進する「アニメ de 海ごみゼロプロジェクト」として制作されました。日本財団は、次世代へ海を引き継ぎ、海を介して人と人とがつながることを目的として本事業を実施しています。      

 また大阪成蹊大学は、初年次教育にSDGsを取り入れ、SDGsをテーマとした公開講座を実施するなどの研究・教育活動を実施しています。今回の作品は、本学でのアニメーター育成の教材としての活用はもとより、海のごみや環境問題に対する啓発・教育活動の教材として一般配布されます。

 

【本件のポイント】

1)ワールドプレミア 世界配信

 世界で 2,000 万人以上のアニメファンが集うコミュニティ「MyAnimeList」を通じて、ワールドプレミア(上映会)が、1月29日(金)にオンラインで開催されました。日本のアニメーションに造詣の深い世界中のアニメファンへ向けて、作品を通じて社会課題について考えてもらう試みです。

(開催都市)ロサンセルス/ ニューヨーク/ トロント/ ロンドン/ パリ/ ベルリン/ ニューデリー/ ジャカルタ/ マニラ/

  東京/ シドニー  MyAnimeList内のサンタ・カンパニー紹介HP https://sc.myanimelist.net/

 

2) 教育現場への展開

 同作品は、本学でのアニメーター育成の教材としての活用はもとより、全国の小学校や学校教育現場での上映会の実施や、朝日小学生新聞を通じて希望校に DVD が配布されます。また、上映会の実施を希望する地域コミュニティや幼稚園などにも DVD を配布する取組みを、「アニメ de 海ごみゼロプロジェクト」として実施します。

 

<作品概要>

作品名:「サンタ・カンパニー ~真夏のメリークリスマス~」

あらすじ:サンタクロースになることを目指す子どもたち「トントゥ」が南の島でクリスマスに素敵なギフトを贈るため毎日訓練に励みます。とある南の島で訓練を受けるトントゥの仲間たち。そこで目にしたのは美しい海と、砂浜、そして浜辺にうちよせるたくさんの海のごみ。この海に暮らす人々や海の生き物はどうなってしまうのでしょうか……

原作・脚本・監督:糸曽賢志、出 演:戸松遥(ミント役)、釘宮理恵(トーマス役)、山下まみ(ノア役)、古谷徹(エジソン役)、佐藤正治(パネル役)、制 作:株式会社 ORENDA

 

【糸曽教授の取り組みについて】

現役の映像監督で、映像制作を研究テーマとする糸曽教授は、自身が書作権を100%もつ作品作りにこだわっています。制作過程でできた素材を教育現場で二次利用し、教材として自由に活用できるメリットを活かした指導・研究を行っています。

 

公式HPhttps://www.santa-company.net/uminohi/

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