総務省「異能vationプログラム」卒業生が開発した都市圏での天体観測を可能にするAI技術のPR動画を公開

〜ICT分野における様々な技術課題への挑戦を公募する「異能vationプログラム」〜

NEWS RELEASE

 

 

2021年5月28日

報道関係各位

 

 

株式会社角川アスキー総合研究所(本社:東京都文京区、代表取締役社長:加瀬典子)は、総務省「異能vationプログラム」の卒業生を支援する情報発信サイト「InnoUvators(イノウベイターズ)」にて、都市圏でも鮮明な天体写真撮影を可能にする、独自AIのプロモーション動画「Capturing Clear Night Sky Photo Using AI」を公開しました。

 

 

このプロモーション動画は卒業生への活動支援を目的とし、地球規模展開を促す取り組みとして英語のナレーションに日本語字幕をつけた構成となっています。

 

なお、角川アスキー総合研究所は当プログラムの業務実施機関を務めています。

 

 

動画掲載ページURL:https://innouvators.com/ja/article/11195/

 

 

「点を検出するAI」について

 

夜通し空が明るい東京でも美しい天体写真が撮りたい──生駒卓也氏の挑戦はそんな趣味的な思いから、不鮮明な多数の天体写真から星を浮かび上がらせるAIを開発し、都心でも5等星を撮影できるシステムを構築しました。

生駒氏はこのシステムを、平成26年度の異能vationプログラムに“天体写真のAI”として応募しましたが、選出には至らず、令和元年度に「点」を検出するというAIの一般化にまで応用範囲を拡げて再応募した結果、当プログラムの“挑戦者”に選出されました。

 

天体写真の星とは、光の点です。生駒氏は画像からその「点」を検出するAIの開発に進みます。画像上では星でも細胞でも、点であることに変わりはないので、顕微鏡写真から細胞を見つけ出したり、衛星写真から特定の施設を見つけ出したりと、応用の幅が広がります。

 

 

 

複数の画像から「点」を検出

 

 

深層学習によってAIを訓練

 

 

ウェブサイト「InnoUvators」についてhttps://innouvators.com/ja/

 

既存の常識にとらわれず、独創的なことを考え、自ら実行する、異能なチャレンジを支援する、総務省プログラム「異能vation」では、毎年ICT分野における様々な技術課題への挑戦を広く募集し、その活動を支援しています。ウェブサイト「InnoUvators」はその一環として、本プログラムの卒業生たちが挑戦した画期的な技術を短時間のムービーで紹介したり、卒業生のプロフィールを掲載したりするなど、挑戦を続ける卒業生の今後の活躍につながる情報を随時発信しています。

 

異能vationプログラムについてhttps://www.inno.go.jp/

 

ICT(情報通信技術)分野において、破壊的価値を創造する、奇想天外でアンビシャスな技術課題への挑戦を支援する「破壊的な挑戦部門」。「ちょっとした、けれども未来がより良くなるような独自のアイデア」や「自分でも一番良い使い方がわからないけれど、こだわりの尖った技術やモノ」、「自らが発見した実現したい何か」などを表彰する「ジェネレーションアワード部門」にて、破壊的なイノベーションを生み出すような挑戦を支援するプログラムです。破壊的な挑戦部門では、各分野のトップランナーがスーパーバイザーとして関わってくださいます。現在は、プログラムのさらなる地球規模展開と海外企業とのマッチングを広げるための取り組みを開始しています。

 

 

 

 

株式会社角川アスキー総合研究所について (https://www.lab-kadokawa.com/)

 

角川アスキー総合研究所は、KADOKAWA グループに属する法人向けのシンクタンク、リサーチ、メディア企業です。KADOKAWA グループの持つコンテンツ力、メディア力、リサーチ力に関する技術力を活かし、日本のメディア・コンテンツ産業に貢献すべく、課題となる重要テーマに日々取り組んでいます。

 

 

【報道関係からのお問い合わせ】 株式会社角川アスキー総合研究所内 異能vation事務局 Mail:inno@lab-kadokawa.com Tel:03-5840-7629

 

 

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

複数の画像から「点」を検出

深層学習によってAIを訓練

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