産業用サイバーセキュリティーのスタートアップTXOne Networksが「シリーズA」投資ラウンドで1290万ドルを調達
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【台北2021年8月19日PR Newswire=共同通信JBN】
*多額の資金調達は、期待の大きい産業用サイバーセキュリティー市場で大幅な成長を促進
産業用IoT(IIoT)セキュリティーのグローバルリーダーTXOne Networks (https://www.txone-networks.com/en-global )は19日、「シリーズA」の資金調達の完了を発表した。今ラウンドは、JAFCO Asia Investment、Jade Stone Jinghua Limited Partnership Fund、その他多くの著名投資家が主導した。TXOne Networksは今ラウンドで1290万ドルの投資を受け、設立以来、受け取った総投資額は2370万ドルになった。調達資金は、TXOneの適応性の高い産業用制御システム(ICS)セキュリティー製品の改良、特定地域での事業拡大、マーケティングおよびアフターサービスチームの強化に使われる。TXOneは長期的には、デジタルトランスフォーメーションのさまざまな段階にある組織にとって厄介な、複雑かつ変化の激しいサイバーセキュリティー問題を簡素化し、ICS業界のデジタルトランスフォーメーションに必要な防御ソリューションを完成させることに引き続き注力していく。
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情報セキュリティーソリューションのグローバルリーダー、トレンドマイクロと産業用インフラのグローバルリーダー、Moxaの合弁会社であるTXOne Networksは、最近、国際的な賞を受賞したこともあり、またたく間に世界有数の産業用サイバーセキュリティーブランドの1つになった。TXOne Networksの最高経営責任者(CEO)、Terence Liu博士は「TXOne Networksは設立以来、産業界の顧客に評価していただき、大きな成長を遂げてきた。今回のシリーズA投資ラウンドを、投資家からの信頼を得て、好結果で完了できたことを大変うれしく思う。今回の資金調達の成功は、当社にとって、そしてTXOne Networksの発展を次の段階に進める上でも非常に重要だ」 と説明した。
日本のベンチャーキャピタルグループ、JAFCO Asiaの渋澤祥行・社長兼最高経営責任者は「産業用制御システムをはじめとする制御・運用技術(OT)へのセキュリティー対策導入の重要性、緊急性は高まっている。このようなターゲットに対するサイバー脅威は驚異的なスピードで高まっており、もはや見過ごすことのできない社会的リスクとなっている。こうした問題の目覚ましい解決の渦中にいるTXOne Networksと知り合えたことが、われわれにとって非常にエキサイティングな出来事だったのはそのためだ。Liu博士が率いる素晴らしいチームと共に、この重要テーマに全力で取り組んでいきたい」と付け加えた。
TXOne Networksの親会社、トレンドマイクロのエバ・チェン(Eva Chen) CEO兼共同創業者は「われわれは、コネクトされた世界に生きており、サイバーセキュリティーが現在、危険にさらされているのは極めて明白だ。トレンドマイクロは、セキュリティーに全精力を傾けており、産業用制御システム(ICS)も例外ではない。世界の安全を守るというわれわれの使命が、TXOne Networksを通じて広がり、とりわけICSの多様な分野を標的に進化している脅威に直面する中で、攻撃者に後れを取ることのないイノベーションを呼び起こせるのは大変うれしい」と結んだ。
▽パンデミック後のサイバー脅威状況に関する推奨事項
COVID-19のパンデミックへの世界的な対応は、デジタルトランスフォーメーションとインダストリー4.0への移行を加速させたが、製造業に新たな課題ももたらした。ITとOTの境界があいまいになり、ハッカーの攻撃の起点となる得るアタックサーフェスの数は飛躍的に増えた。産業用インターネット・オブ・シングス技術のセキュリティー確保は、産業用制御環境特有のニーズがあるため、製造業務の大きな課題となっている。OT資産は生産性にとって極めて重要で、それらに支障が出れば重大問題になる。このため、企業が作業現場の機器の円滑な稼働をサポートしながら、機器の安全性を確保するサイバーセキュリティーソリューションを見つけるのは困難である。多くの企業が、パンデミックがもたらした大きな変化を踏まえ、サイバーセキュリティーをどのように考えればよいのか知りたがっている。
TXOne NetworksのCEO、Terence Liu博士は、以下のように述べている。
「今回のパンデミックで、誰もが立ち止まり、新たな視点からデジタルトランスフォーメーションを見直さざるを得なくなり、企業をサイバーセキュリティーリスクにさらす可能性のあるさまざまな経営課題が明らかになった。企業はまず、産業用ネットワーク環境にはセキュリティーリスクが付き物だという事実を直視し、そうしたリスクの理解と分析に積極的に取り組むべきだと思う。次に、システムの脆弱性を調査し、OT環境特有の要件を満たす保護戦略を策定することが重要だ。セキュリティーは、性能に影響を与えたり、業務を中断したりしてはならず、いかなる環境にも対応できるソリューションを含むものでなければならない。最後に、デジタルトランスフォーメーションのさまざまな段階に合わせて、サイバーセキュリティーの取り組みを調整しなければならない。そうすることで初めて、リスクを最小限に抑え、ミッションクリティカルな機器を保護し、業務の中断や貴重なデータの損失を回避することができる」
▽産業用制御システムのセキュリティーが新たなフロンティアに
COVID-19のパンデミックでデジタルトランスフォーメーションが急速に進展したため、産業用制御システムのセキュリティーは市場の新たなフロンティアになり、急成長の段階に入った。TXOne Networksは、3年連続100%以上の成長という好業績が続く見込みである。今回の1290万ドルの投資受け入れで、世界をリードする産業用IoTセキュリティーブランドは、シリーズA資金調達ラウンドの完了という新たな節目に到達した。同社は、サイバーセキュリティーと産業用オートメーションの両方の老舗から勢いを得て、世界中の顧客に優れた技術とサービスを提供している。TXOneは今後も、蓄積された運用ノウハウとAI技術を組み合わせ、産業環境や産業用インターネット・オブ・シングスに合わせてカスタマイズしたソリューションを提供することで、OT環境への新たな脅威に対応し、デジタルトランスフォーメーションの成功をサポートしていく。
▽TXOne Networksについて
トレンドマイクロの子会社であるTXOne Networksは、産業用制御システムの保護に特化したサイバーセキュリティーソリューションを提供し、サイバー攻撃から信頼性と安全性を守っている。
https://www.txone-networks.com
▽メディア問い合わせ先
TXOne Networks
Lynette Lee
0936-886-218
lynette_lee@trendmicro.com
GlobalCom Networks
Martin Uffmann
0049 89 360 363 41
martin@gcpr.net
ソース:TXOne Networks
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