アイルランド政府産業開発庁、2021年度通期の実績を発表

FDIによる雇用が過去最高を記録

アイルランド政府の対内投資誘致機関であるアイルランド政府産業開発庁は、2021年度の海外直接投資(FDI)が前年度と比較して高い水準で推移し、また、FDIによる雇用が大幅に増加して過去最高を記録したと発表しました。

 

2021年度の実績は、FDIおよびFDI関連の雇用が10年以上にわたり持続的な成長を遂げていることを示しています。また、アイルランド政府産業開発庁が2021年-2024年の新戦略「Driving Recovery and Sustainable Growth」の実現に向けて好調なスタートを切ったことを表しています。同戦略は、持続可能でインクルーシブなアイルランド経済の発展を担うFDIの位置づけをさらに強化することを目的としています。

 

2021年度の実績

  2020 2021
雇用数 257,394 275,384
新規雇用 20,123 29,057
雇用の純増

8,944

16,826
地方への投資 128

133

 

■ 海外直接投資(FDI)による雇用は過去最高の水準となり、アイルランド国内の多国籍企業の直接雇用数が27万5,384人に達しました。

 ■  新型コロナウイルスの影響が続く中、単年度の雇用創出数は過去最高を記録しました。

 ■  29,000人を超える新規雇用を創出しました。

 ■  雇用数が前年比で17,000人近く純増しました。

 ■  不安定な国際環境の中、実績を伸ばしています。

 ■  249件の投資を獲得、うち104件が新規投資でした。新規投資および研究開発部門に対する投資は、今後のFDIの堅調な成長を示しています。

 ■  獲得した投資249件中133件(53%)が地方で行われ、首都圏以外のアイルランド国内の様々な地域で雇用が増加しました。地方投資の安定的な増加は、アイルランド政府産業開発庁の不動産プログラムの成果と言えます。アイルランド政府産業開発庁の戦略「Winning 2015-2019」のもとに達成された地方実績からも明らかなように、豊富な不動産およびインフラストラクチャエコシステムは、FDIプロジェクトの獲得を決定する主な要因となります。この勢いは、新戦略のスタートから継続しています。

 ■  アイルランド政府産業開発庁マーティン・シャナハン長官コメント:「厳しく不安定な世界環境の中、FDIによる雇用は10年以上にわたり安定的に増加していることは、今後の成長を示しめしています」

 

見通し

■  世界のFDIは2021年から回復の傾向にありますが、いまだ大きな不確実性とリスクが続いています。

■  アイルランド政府産業開発庁マーティン・シャナハン長官コメント:「アイルランドのFDI実績を持続するためには、引き続き能力と競争力の課題に重点的に取り組むことが求められています」

 

詳細につきましては、プレスリリース(英語)をご覧ください。

https://www.idaireland.com/newsroom/ida-ireland-announces-results-for-2021 

 

■   アイルランド政府産業開発庁 (IDA Ireland) について

アイルランド政府産業開発庁は、アイルランドの産業開発、海外からの直接投資等を推進する目的で設立された政府機関です。日本事務所では、過去40年間にわたり、欧州への進出を検討されている日本企業向けに、立地や人材、税制、優遇措置など各種最新情報の提供のほか、現地視察、進出計画の立案から進出後のサポートまで幅広い支援を行っています。

 

過去のプレスリリースは、https://www.idaireland.jp/newsroom/ をご覧ください。

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