【SCM支援】成形条件自動調整AIで新設海外工場の生産品質安定化 - 製造AIベンチャーMAZIN

グローバルサプライチェーンの見直しに伴う、新設ラインの立ち上げを支援

MAZIN

 

 

株式会社MAZIN(東京都中央区 代表取締役社長:角屋 貴則、以下、MAZIN)は、成形条件自動調整AIによる、生産品質安定化支援を開始いたします。

グローバルサプライチェーンの見直しに伴う、新設ラインの立ち上げの際、成形品質安定化に向けた支援が可能です。

 

背景

米中貿易摩擦や感染症リスク、地政学上のリスクなど、近年の外部環境変化が製造業のサプライチェーン見直しを加速させています。製造業の各プレイヤーにとって、新たな生産拠点の確立は、現代ビジネスにおける急務です。

 

業界が抱える課題

インドのMake in India(メイク・イン・インディア)政策やインドネシアの経済開発迅速化・拡大マスタープラン(MP3EI)政策等、自国GDPの製造業比率の引き上げを目指し外資企業の誘致を推進する諸外国の動きも活発化しています。

 

 

こうした動きはグローバルサプライチェーンのレジリエンス強化の観点から重要ですが、同時に品質安定化が課題となります。新興国での生産開始時、オペレーション標準化と早期の生産安定化は必須です。

 

弊社の取り組み

MAZINは、センシングデータを基に生産異常検知や生産条件の補正を行うアルゴリズムを開発しています。品質新設工場や新人オペレータが多い環境下における、樹脂成形プロセスにおける生産品質の安定化に向けたサポートが可能です。

特に、ASEAN地域で普及している油圧成形機の安定制御や新規採用オペレータの業務サポートの面で有効です。

 

 

こうした技術の提供で、工場の地理的な特性や使用する成形機の特性、現場オペレータの作業ムラに起因する課題に対してアプローチし、成形品質の安定化に貢献します。

 

今後の展開

弊社では、上記技術のほかに樹脂粘度の推定等、成形現場で生じる各種課題の解決を目指すアルゴリズムの開発を行なっています。今後、これら技術をベースにした国内外の射出成形機メーカ様やセンサメーカ様との連携を拡大していきます。

 

■会社概要

代表取締役:角屋 貴則

設立:2018年6月

所在地:東京都中央区日本橋本町3丁目3−6 ワカ末ビル2F

資本金:430,616,734円(資本準備金含む)

事業内容:製造AIの研究開発と販売

URL:https://www.mazin.tech

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