市電と散歩でめぐるだけで知的充電のまち、松山
東京から約1時間30分の好アクセス、俳句・小説などのことば文化に歴史・文化遺産まで
愛媛県のほぼ中央に位置する松山市。県庁所在地であり、四国地方で最大の人口を誇ります。
松山城の旧城下町で、古くから道後温泉で有名な温泉地。俳人の正岡子規や種田山頭火、文豪・夏目漱石ゆかりの地で、『坊っちゃん』『坂の上の雲』などで知られる文学の街でもあります。
俳句や小説をはじめとしたことば文化、現代芸術に至るまで、多様な文化芸術を育んできた松山。羽田から直行便約1時間30分、松山空港から中心部まで車でわずか20分、そんな松山のおすすめ取材スポットをご紹介いたします。
木々に佇む7つの完全離れの”大人の隠れ家”が 人気の「山の手別邸葉隠れ」
松山の芸術、文化に触れるスポット
◆山の手ガーデン
山の手ガーデンは、道後温泉本館から徒歩 5 分の場所にある、美術館、宿泊施設からなる総合施設です。「芸術と自然が織りなす、上質な時間と空間」をコンセプトに、隠れ家的な雰囲気が漂う宿泊施設「山の手別邸葉隠れ」と、和食を中心とした創作料理が楽しめる「葉山茶寮」が人気です。道後温泉周辺の観光スポットとして有名で、季節に応じた花々が咲き誇る広大な敷地の庭園を散策することができ、自然と芸術が融合した空間を楽しめます。(※現在、「葉山茶寮」は「山の手別邸葉隠れ」の宿泊者のみの利用となります)
水と緑あふれる美しい庭園に囲まれた美術館。 夜は幻想的な風景が広がります。
◆ 道後ぎやまんガラスミュージアム
山の手ガーデン内にある道後ぎやまんガラスミュージアムは、江戸時代から大正時代までの和ガラス作品約300点を展示している、西日本最多展示数を誇るガラスの美術館です。展示作品には、道後温泉本館の象徴である振鷺閣の赤い板ガラスや、江戸時代のぎやまん・びいどろ、明治・大正時代の和ガラス作品などが含まれています。また、美術館内にはイングリッシュガーデンがあり、美術館と合わせて楽しめます。
《山の手ガーデン》 https://www.dogo-yamanote.com/garden/
《道後ぎやまんガラスミュージアム》 https://www.dogo-yamanote.com/garden/museum/
◆子規記念博物館
松山市立子規記念博物館は、正岡子規の世界を通して、より多くの人びとが松山の歴史や文学に親しみ、理解を深めていただくために開設された文学系の博物館です。常時約300点の実物資料やレプリカを展示しており、映像コーナーなどをとおして子規の生きた軌跡や松山の歴史・文学を紹介しています。また、親友の夏目漱石と52日にわたり同居した「愚陀佛庵」の復元も展示されています。
◆秋山好古の墓
日清・日露戦争時代に騎兵部隊指揮官として活躍した秋山好古の墓です。日本の騎兵を育てた「騎兵の父」と呼ばれ、日露戦争での機略は当時世界最強と言われたロシア騎兵集団を退けたと言われています。墓の副碑として、「永く仰ぎて光を遺す」という意味が込められた碑が建てられています。小説『坂の上の雲』の主人公の一人でもある秋山好古の墓は、武勇伝として語り継がれています。
◆伊佐爾波神社
伊佐爾波神社は、道後温泉近くにある八幡宮で、神功皇后、応神天皇、仲哀天皇、三柱姫大神を祀っています。135段の急傾斜の石段を登った先に、鮮やかな朱色の社殿があり、日本三大八幡造りの一つとして有名です。社殿の回廊には金箔を貼った支柱や彫刻を抱いた蛙股、海老虹梁などがあり、壮大な美しさに圧倒されます。心願成就、厄除け、安産、縁結びのご利益があるとされ、パワースポットとしても人気です。
◆石手寺
石手寺は、四国八十八ヶ所霊場第51番札所として知られる、真言宗の寺院の古刹です。1318年に建てられた二王門が国宝に指定されており、本堂、三重塔、鐘楼など国の重要文化財が7つあります。子授けや安産祈願のご利益があるとされ、多くの参拝者から人気を集めています。周辺には、焼きもち「おやき」が売られており、石手寺の名物となっています。
◆宝厳寺
宝厳寺は、愛媛県松山市道後湯月町にある時宗の寺院です。時宗の開祖で、正岡子規が伊予出身の第一の豪傑と評した一遍上人の生誕地であり、国の重要文化財である「木造一遍上人立像」を精巧に復元した「鋳造 一遍上人立像」が新たに安置されています。境内には正岡子規や斎藤茂吉などの句碑や歌碑が多くあり、桜や大銀杏をはじめ四季折々の風情ある景色を楽しむことができます。
住所:愛媛県松山市道後湯月町5番4号
【そもそも道後温泉とは? 3,000年以上の歴史を誇る日本最古の温泉地】
道後温泉は、約3,000年の歴史を誇る日本最古の温泉といわれ、足を痛めた白鷺が湧き出る温泉で傷を癒やしたことが起源とされています。市民をはじめ、国の内外からも多くの人が訪れる、松山市を代表する観光地です。国の重要文化財に指定されている「道後温泉本館」を中心に、平成29年にオープンした「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」、そして市民に親しまれる「道後温泉 椿の湯」の3つの共同湯があり、温泉街が広がっています。
◆道後温泉本館
道後温泉本館は、平成31年1月から、営業しながらの保存修理工事に着手。休憩室がある2階以上は休館していますが1階で入浴可能。約 3,000年の歴史を誇り、日本最古の湯と言われる道後温泉のシンボルです。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの3つ星を獲得し、平成6年には公衆浴場として日本で初めて国の重要文化財となりました。建物は1894年に改築された木造3階建てで、令和6年末まで営業しながら保存修理工事に着手。休憩室がある2階以上は休館していますが1階の霊の湯に入浴でき、令和6年7月中には全館営業再開予定です。
◆道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
聖徳太子や斉明天皇も訪れたという道後温泉の伝説にちなみ、飛鳥時代の建築様式を取り入れて建てられた、道後温泉で一番新しい湯屋です。源泉かけ流しの湯を満喫でき、 1 階浴室には露天風呂もあります。館内は「太古の道後」をテーマに、道後温泉にまつわる伝説や物語を愛媛の伝統工芸を用いた最先端アートで表現しています。 2 階にある約 60 畳の大広間休憩室、 5 室の個室休憩室、 2 室の特別浴室ではお茶とお菓子のサービスがあります。本館の皇室専用浴室(又新殿)を再現した特別浴室では昔の浴衣(よくい)「湯帳(ゆちょう)」を着用した入浴体験も出来ます。
◆道後温泉 椿の湯
道後温泉本館の近くにある姉妹湯です。1953年に誕生し、現在の建物は1984年に改築されました。木造の本館とは趣が異なり、白壁の蔵屋敷風のモダンな雰囲気が特徴です。本館と同じ形の湯釜が設置されており、浴室内の天井は高く、広々としています。
Instagram: https://www.instagram.com/dogoonsen/
道後温泉駅と道後温泉本館を結ぶ全長約250mのアーケード商店街「道後ハイカラ通り」には、土産物店や飲食店など約60店舗が建ち並びます。明治時代に改築され門前市的に発展してことから、明治ロマンを感じさせる雰囲気が魅力。浴衣でそぞろ歩きをする旅行客の姿も見られ、温泉情緒あふれる観光商店街として賑わっています。伊予鉄道道後温泉駅は、道後温泉の玄関口として親しまれ、駅舎は明治時代の建築様式を取り入れたレトロな雰囲気です。駅前の広場「放生園」には、道後温泉の源泉を使った足湯や、道後温泉本館の振鷺閣をモチーフにした「坊っちゃんカラクリ時計」があり、夜はレトロなガス灯がともる人気のスポットになっています。
《【3つのお湯で待ってます。】<市長が落語で温泉PR!>愛媛松山・道後温泉PR動画「温泉問答」》
https://youtu.be/Y8J5wGvz14I?si=wyOhJMEE_pKza7Pg
〈道後の町屋〉https://www.dogonomachiya.com/
〈 つぼや菓子舗〉https://tsuboya-kashiho.com/
◆坂の上の雲ミュージアム
坂の上の雲ミュージアムは、司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』をテーマにした展示や催しを行っており、毎年新しいテーマのもと、企画展が開催されます。現在は、『坂の上の雲』完結50周年を記念して、第16回企画展 テーマ展示「明治日本のリアリズムー未来へ」を開催中。建築家の安藤忠雄氏の設計による空中階段が特徴的で、外観は周囲の自然環境との調和を目指した造りとなっています。
https://www.sakanouenokumomuseum.jp/
◆子規堂
子規堂は、正岡家の菩提寺である正宗寺境内に建ち、子規が17歳まで暮らした家を復元した記念堂です。子規の直筆原稿や遺墨・遺品などを展示しており、筆まめで鋭敏な性格を感じとる事ができます。勉強部屋や愛用の机なども展示されています。
松山のシンボル 松山城 と 国指定重要文化財 フランス風建築物 萬翠荘
【松山城】
「松山城」は国内に12しかない江戸以前に建造された天守を持つ城の一つで、1602年から築城を開始し、約四半世紀をかけて完成しました。市内中心部に位置し、天守の最上階からは松山平野や瀬戸内海などが見渡せます。二之丸から本丸にかけては 韓国の倭城の防備手法である「登り石垣」があり、南側はほぼ完璧な状態で残っています。
堀之内を含む城山公園全体が国の史跡になっているほか、21棟が重要文化財に指定されている、言わずと知れた日本の名城です。
◆公式HP : https://www.matsuyamajo.jp/
◆公式instagram : https://www.instagram.com/matsuyamacastle/
【萬翠荘】
「萬翠荘」は、1922年に旧松山藩主の子孫・久松定謨伯爵が別邸として建設したフランス・ルネサンス様式の洋館です。当時は社交場として各界の名士が集まり、皇族方も立ち寄られていました。建物そのものが美術品として高い評価を受けており、国の重要文化財に指定されています。多くの観光客が見学に訪れるほか、文化振興を目的とした各種イベントや個展などが随時開催され、最近では映画のロケ地としても使用されました。
◆公式HP : http://www.bansuisou.org/
◆公式instagram : https://www.instagram.com/bansuisou_ehime/
明治時代に改築され門前市のように発展してきた大アーケード街「大街道」と、「ロープウェー街」
松山市中心部にあるアーケードに囲まれた巨大な商店街「大街道」。百貨店の松山三越や複合商業施設アエル松山があり、おみやげやファッションなどの買い物に便利です。また、数々の飲食店が軒を連ね、愛媛の名物やグルメを楽しむことができます。大街道のアーケード北端から松山城のロープウェイ乗り場へと続く「松山ロープウェー商店街」は、落ち着いた景観の中におしゃれなお店がたくさん。松山城にはロープウェイやリフトに乗って登ることができます。松山城では季節ごとにさまざまなイベントが開催され、大名武者行列がある松山春まつりのほか、夏にはイルミネーションが点灯され、幻想的な景色が広がります。
~おすすめのカフェ・お店~
【 大街道】
〈CAFÉ BC〉https://cafebc.base.ec/
〈フルーツパーラーみしま〉http://f-mishima.com/
【ロープウェー街】
〈 伊織 松山お城下店〉https://www.i-ori.jp/shop-info/matsuyama/
【 その他市内中心部のカフェ】
〈カフェクレマ〉https://cafecrema.coffee/
〈 GRAY'S〉 https://www.instagram.com/givgrays/
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 松山市
- 所在地 愛媛県
- 業種 自治体
- URL https://www.city.matsuyama.ehime.jp/
過去に配信したプレスリリース
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3/25 13:00