【愛知県大府市】スマート農業×有機農業 官民連携で「おおぶニック米」の栽培実証を進めます

有機農業により生産するコメ「おおぶニック米」にリモートによる水管理などスマート農業技術を取り入れる!

愛知県大府市

2024年5月29日

愛知県大府市

 愛知県大府市は、農業分野での環境負荷低減のため、有機農業を推進しています。作付面積の拡大には、栽培の省力化や安定生産に向けた技術の確立が必要となるため、国の「グリーンな栽培体系転換サポート事業」を活用し、リモートによる水管理などスマート農業技術を取り入れて官民連携で「おおぶニック米(農薬・化学肥料を使用しない有機農業で生産されたお米)」の効果的な栽培技術の実証を行います。

 令和5年度におおぶニック米を初めて学校給食で提供し、今後も給食での提供拡大を目指します。なお、6月18日(火)におおぶニック米の田植えと水管理システムを大府市長が視察します。

 

「おおぶニック米」の田植え

 

おおぶニック米の水管理システムによる技術実証の概要

設置機器/水田ファーモ(水位センサー及び給水バルブ)

設置場所/①大府市明成町2丁目 ②大府市横根町浜田

技術内容/スマートフォンを使ってリアルタイムで水位を確認するとともに、スマートフォン操作で給水ゲートを操作してリモートで水位の調整を行い、水管理にかかる作業時間の短縮を目指します。 

 実施体制/市内有機農業者グループ「おおぶニックのWA※」・県農業改良普及課・JAあいち知多・ヤンマーアグリジャパン株式会社で組織する検討会(事務局:市農業振興課)において実証を進めます。

その他/本事業では、水管理システムのほか、機械除草の実証も行います。

※おおぶニックのWAについて/市内で有機農業の裾野を広げていくために生産者・市民団体などが構成員となり、令和5年2月に設立した団体。水稲と野菜の有機農業に取り組んでいる。

写真の出典:「株式会社farmo」ウェブサイトより引用

 

グリーンな栽培体系転換サポート事業(国事業)について

みどりの食料システム戦略の実現に向けて、環境にやさしい栽培技術と省力化に資する先端技術などを取り入れた「グリーンな栽培体系」への転換を推進するため、産地に適した技術を検証し、定着を図る取り組みを支援する農林水産省の事業。

 

おおぶニック米の田植えと水管理システムの視察概要

日時/令和6年6月18日(火) 午後2時30分~3時30分

場所/大府市明成町2-56の実証水田(長草公民館横、面積約10㌃、令和5年度収穫量:52㌔㌘)

内容/おおぶニック米の田植えの体験とリモート水管理機器の実証

出席者/大府市長 岡村秀人、水稲生産者 本田貴士、検討会メンバー 他

その他/小雨決行。雨天の場合は、実証水田の視察及び長草公民館で機器説明などを行います。

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プレスリリース添付画像

「おおぶニック米」の田植え

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