小学校体育サポート JFA KDDI DREAM KIDS PROJECT キックオフ!

公式アンバサダー 元サッカー日本代表槙野智章さんが小学生38人とサッカー授業体験!

KDDI

                                        2024年8月1日

報道関係各位

 

                         公益財団法人日本サッカー協会 / KDDI株式会社

7割以上の小学校教員が体育を教えるのが難しいと回答。教員の負担軽減と子どもたちの基礎体力向上を目指して

小学校体育サポート JFA KDDI DREAM KIDS PROJECT キックオフ! 公式アンバサダー 元サッカー日本代表槙野智章さんが小学生38とサッカー授業体験!

 

 公益財団法人日本サッカー協会(所在地:東京都文京区後楽/会長:宮本 恒靖、以下 JFA)及び、KDDI株式会社(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長 CEO: 髙橋 誠、以下 KDDI)は、子どもたちの基礎体力低下と、教職員の負担増の社会課題解決を目指し、サッカーを小学校の体育授業に手軽に取り入れられるようにするための共創プロジェクト「小学校体育サポート JFA KDDI DREAM KIDS PROJECT」をスタートしました。公式アンバサダーには元サッカー日本代表の槙野智章さんが就任しました。

 この度、2024年8月1日(木)に、槙野智章さんをお招きし、プロジェクトキックオフイベントを高円宮記念JFA夢フィールドにて開催。小学生38人と小学校教職員15人が本プロジェクトで推奨するJFA考案のサッカー授業を体験しました。

 

 

小学校体育サポート JFA KDDI DREAM KIDS PROJECT概要

 JFAは2014年より、小学校の教員を対象とした体育授業サポート研修会を日本全国で実施してまいりました。研修会では、ウォーミングアップから実践的なゲームまでをパッケージ化した授業をJFA小学校体育サポート研修会担当講師が直接レクチャー。新学習指導要領に沿って考案しているため、そのまま授業にとりいれることができ、講師から直接、声掛けや目配りのポイントまで教えるため、自信をもって生徒の前に立つことができるようになったなど、ご好評をいただいておりました。

また、KDDIは、未来人材の育成を目指し、子ども向けにロボット活用やプログラミングの楽しさを伝える教室の実施や子どもの職業・社会体験施設「キッザニア」に「通信エリア設計士」のパビリオンを出展するなど教育事業にも力を入れ取り組んでまいりました。

 一方、新型コロナウイルス流行以降、子どもたちの運動不足は社会課題となっております。また、教員の長時間労働も近年問題視されており、文部科学省が2022年度に小中学校の教員およそ3万5000人を対象に実施した教員勤務実態調査によると、小学校教員について、国が残業の上限としている月45時間を超えるとみられる教員は64.5%となっており、国が示す残業の「過労死ライン」(月80時間)に達する週60時間以上働いた教員も14.2%という結果になっています。そして、詳細を見ていくと、平日の在校等時間について「授業(主担当)」の時間に次いで最も時間を割いているのが「授業準備」という結果も明らかになっています。

 そこで、パートナーシップを結んでいるJFAとKDDIがタッグを組み、子どもたちの基礎体力低下と、教職員の負担増をサポートするための共創プロジェクト、「小学校体育サポート JFA KDDI DREAM KIDS PROJECT」を始動。プロジェクトにてアンケートを実施したところ、7割以上の先生が「体育の授業を教えるのは難しい」*1と感じていること、9割近くの先生が「体育の授業に参考になる動画があれば活用したい」と考えている*1という結果を受け、教員の授業準備の負担を軽減するために、これまでJFAが対面でのみ実施していた研修会を初めて動画としてまとめ、公式ウェブサイトにて無料公開することにしました。手軽に繰り返しご覧いただけるこの動画を活用いただき、教員の負担を軽減しながらも、より良い体育授業を実施いただくことで、子ども達が楽しみながら身体を動かし、体力向上のきっかけづくりができればと願っております。

 さらに、この授業動画の普及をサポートするプロジェクト公式アンバサダーには元サッカー日本代表の槙野智章さんが就任。2024年8月1日(木)には槙野さんと小学生38人、小学校教員15人が参加し、プロジェクトキックオフイベントを開催しました。

 今後も、本プロジェクトではオンライン、オフラインの施策を通して体育サポート研修会の内容を広め、子どもたちと小学校教員のより良い未来のために貢献をしてまいります。

 

*1 アンケート結果について詳細は後述参照

 

公式WEBサイト

プロジェクトPR動画

小学校体育サポート研修会お申込み・お問い合わせフォーム

 

 81日プロジェクトキックオフイベント/レポート1部)

 イベント1部には小学校1年生~6年生までの男女38人が参加。KDDI ブランドマネジメント部 部長 坂本 伸一が登壇し、開会のあいさつにて、「このプロジェクトを通じて簡単に体育の授業でサッカーを取り入れていただくことで、より多くの子どもたちがサッカーを楽しいと感じていただくことでサッカーファミリーが増えると嬉しい」とプロジェクトへの思いを語りました。その後、公式アンバサダーの槙野智章さんが、今回のために特別にデザインされたユニフォームで登場すると、会場に集まった子どもたちと保護者の皆様からは大きな拍手があがりました。

  槙野さんは「サッカーが上手くなるために意識していたことや上達のコツはありますか?」という質問に対して「目標や夢を持つこと」と秘訣を伝授。また、サッカーが上達する人の特徴としては「サッカーを好きで、家族や友だちに感謝を伝えることができる人」とコメント。また、小学校の体育の授業について、「男の子と女の子が一緒にサッカーをできるのがいい。サッカーでいろんな人と仲良くなれる」とご自身の思い出も語ってくださいました。

 そして早速、槙野さんと子どもたちはJFA小学校体育サポート研修会担当講師の指導のもと、本プロジェクトが推奨するサッカー授業を体験。ボールを投げてキャッチする間にドリブルしながら進む「だるまさんがころんだ」では、槙野さんが子どもたちにドリブルのコツを伝授。最初は失敗してしまう子どもたちもいましたが、槙野さんのアドバイスをしっかり受け止め徐々に上達。子どもたちが全力でドリブルしシュートにチャレンジする「2ゴールシュート」では槙野さんが機敏な動きでゴールを阻止。槙野さんのガードを超えててゴールを決めた子どもたちからは大喜びの歓声が上がりました。

 90分の授業はあっという間に終わり、閉会式ではJFA普及ダイレクターの中山雅雄氏が登壇し、「この中からオリンピックの選手が出るかもしれない。サッカーの魅力もたくさんの人に感じてほしい」とサッカーの未来について語り、イベントを締めくくりました。

最後には記念撮影を実施。子どもたちからは「“だるまさんがころんだ”が1番楽しかった」「サッカーの試合が楽しくて今日もゴールを決めることが出来た」という声も寄せられました。

  

 

  

81日プロジェクトキックオフイベント/レポート(2部)

  イベント2部には小学校教員15人が参加。2部ではり実践的に、子どもたちへの声掛けや目配りのポイントもJFA小学校体育サポート研修会担当講師が指導。子どもたちに負けないくらいの盛り上がりを見せ、参加した先生からは「今後の授業で活かしたい」「体育館でサッカーできるのがありがたい」等の声が寄せられました。

 

 

実施概要

日時 :2024年8月1日(木)

会場 :高円宮記念JFA夢フィールドフットサルアリーナ

ゲスト:槙野智章さん

登壇者:KDDI ブランドマネジメント部 部長 坂本伸一 / JFA 普及ダイレクター 中山雅雄

参加者:JFA小学校体育サポート研修会 担当講師 北野孝一・尾形行亮 / 小学生38名 / 小学校教員15名

 

■プロジェクト公式アンバサダー 元サッカー日本代表 槙野智章/プロジェクトへの思い

 サッカーは、体以上に頭を使うスポーツです。ゴールを決める時、パスをつなぐ時。そこには、起きていることを瞬時に把握し、判断して対応する力が求められます。

また、サッカーの「ひとつのゴールを皆で目指す体験」は、仲間と協力して目標を達成することの楽しさを教えてくれます。ぜひこの動画を活用いただき、先生自身も楽しみながら体育の授業を実施いただくことで、子ども達がサッカーを通して様々なことを学び、最終的には体を動かすことの楽しさを知ってもらえたら嬉しいです。

 

JFA普及ダイレクター中山雅雄/プロジェクトへの思い

 サッカーは、走る、ターンする、ボールを奪うためにストップするなど、あらゆる動きを含むスポーツです。そのため、サッカーをすることで、小学生が身に着けなければならない基礎的な運動能力を伸ばすことができます。さらに、「足でボールを蹴る」という慣れない技能を習得するには繰り返しの練習と努力が必要なため、子どもたちはサッカーを通して、苦手なことにチャレンジし克服していくという経験から多くの学びがあります。

ぜひ、この動画をきっかけに体育の授業でサッカーを実施いただくことで、世界中で愛されるサッカーの魅力がより多くの子どもたちに伝わることを願っております。

 

体育授業、サッカーに関する調査結果
【結果概要】

体育の授業の教材としてサッカーは9割の教員が有効だと考え、また、7割以上が生徒人気もあると感じており、具体的なメリットとしては、戦略的思考やチームワークを学べることと回答。

一方で、体育の授業内容を考えることや、教えることが難しいと感じている教員が7割以上おり、体育の授業の参考になるような動画があれば9割が活用したいと考えている。

 

 

【調査概要】

対象者条件:小学校教員 実査期間:2024/4/16(火)~2024/4/18(木) サンプル数:300人

調査地域:全国 調査手法:インターネット調査

 

                                          以 上

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