「水素の森」プロジェクトに参画
水素エンジン発電機の耐久性・性能向上試験を実施
2025年2月3日
i Labo株式会社
「水素の森」プロジェクトに参画 〜水素エンジン発電機の耐久性・性能向上試験を実施〜
i Labo株式会社(本社:東京都中央区銀座6-13-9、以下「i Labo」)は、日本特殊陶業株式会社(本社:愛知県名古屋市東区、以下「日本特殊陶業」)が推進する「水素の森」プロジェクトにおいて、SUISO no MORI hubエリア(愛知県小牧市大字岩崎2808)へ入居することをお知らせいたします。
本プロジェクトにおいて、i Laboは株式会社やまびこ(本社:東京都青梅市末広町1-7-2、以下「やまびこ」)と共同で開発を進めている水素エンジン発電機の試験を行います。
これにより、水素エンジン技術の実用化を加速させ、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みを加速していきます。
■「水素の森」プロジェクトとは
日本特殊陶業が主導する「水素の森」プロジェクトは、水素関連技術の開発・実証を促進するため、スタートアップを対象にCVCファンドによる投資支援と、プラットフォームとしてSUISO no MORI hubエリアを提供し、技術革新を支援するものです。本エリアでは、水素エネルギーの活用に関する幅広い実証実験が可能となっており、多様なプレイヤーが協力しながら水素社会の実現を目指していきます。
SUISO no MORI hub
■SUISO no MORI hubエリアにおける活動について
i Laboとやまびこが共同開発している水素エンジン発電機は、水素専焼によるクリーンな電力供給を実現するものです。2024年3月30日にフォーミュラE 2024東京E-Prixにてプロトタイプにてフードトラック11台に電力を供給し、無臭、静音運転、環境への貢献が高いと評価をいただきました。
SUISO no MORI hubエリアにおいては、プロトタイプを製品化するために耐久性試験および性能向上を目的とした各種テストを行い、2025年内に市場投入を目指します。
■日本特殊陶業コメント
このたび、i Labo様がSUISO no MORI hubエリアへ入居されることで、当社のスパークプラグや排ガスセンサといった内燃機関事業とのシナジーが期待されるとともに、i Labo様の開発が加速に寄与し、早期の水素社会の実現に貢献することを期待しています。
日本特殊陶業株式会社 執行役員 グローバル戦略本部サステナビリティ戦略室長 北河広視
■やまびこコメント
このたび、i Labo様がSUISO no MORI hubエリアへ入居されることを心より歓迎いたします。弊社と共同で進めている水素エンジン発電機の開発が、耐久性試験や各種テストを通じてさらなる進展を遂げることを期待しております。水素社会の実現に向け、引き続き協力してまいります。
株式会社やまびこ 常務執行役員 倉田伸也
■i Laboの概要
地球温暖化対策として世界的な脱炭素化が進む中、非化石燃料パワートレーンのもう一つの選択肢である水素エンジンを通して産業領域における脱炭素化の早期実現を目指すi Laboは、水素エンジン研究の実績をもとに、部品交換、制御変更等により、既存のディーゼルエンジンを、水素を燃料として稼働するエンジンに置換する「水素化コンバージョン」普及促進の為、R&Dセンターの水素専用エンジンベンチにて水素エンジンの研究開発を進めております。
「水素の森」プロジェクトへの参画を通じて、脱炭素社会の早期実現に向けて、水素エンジンの事業機会の拡大と、世界に誇る日本のエンジン技術を活用することで、産業競争力の維持・拡大への貢献を進めて参ります。
URL : https://h2ice.co.jp/
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 i Labo株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 機械
- URL https://h2ice.co.jp/
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